July 24, 2013
猿小屋移転追求 ’13
締切続きの総本山このワタシ、カラクリ政治にまつわる戯言はともかく今夜のテーマは「猿小屋移転」だ。
この小屋へ来たのは2005年8月甲子園開催時、こちとら24歳のトンガリポッピンプアー時分、
当時視察に来た時から「ちょっと狭いで」だったこの小屋、
魅力は一点、万全の防音環境、真夜中のダンスタイム、丑三つ時から真っ昼間にかけてのパンクロック、
オマケにエロティシズム漂う会話さえも洩らさないってな強靭仕様。
「ここにキメたで」ってコトでそのまま丸8年が経過し増え続けるのみのレコード、CD、ボーリングピン、空瓶、ヴィニール盤、本、レコード、フライヤー、ヴィニール盤、
オールオーケー、総称して宝、
いまや一体何処までが玄関で何処までがベッドなのか皆目見当つかずでスタンディング三昧ってな有り様。
怒りに塗れた家主から「貴様、懲りもせず更新するのかしないのか?」って問いに「5日くれ!」などと息巻き、
その間、水面下にて事情を察し我侭オンパレードの注文に応えて遂に素晴らしい住処を掘り出してくれた不動産屋兄貴、
家賃低め、平米多め、立地ジャストなその建物は環状七号線沿いの昭和55年築鉄筋コンクリート1DK隠れ家ダイナミズム、
昭和55年、すなわち生まれ年、すなわち猿、すなわち「新・猿小屋オフィス」、これぞロマンのど真ん中などと洒落込むに条件は強固合致、
文明の利器「電卓」なる代物からはじき出された初期費用金額見たとて夢冷めず、一旦興奮冷ます為に向かうはフラッシュディスクランチ、
「引っ越しの苦労とレコードは別だ!」などとカマし14枚、
7inchを次から次へと裏返し、踊り、もはやベッドなのか物置き場なのか分からん定位置にて遅ればせながら我に返りシャウト・ダ・シャウト、
「ノーマネー!ウルトラの!」だとか何だとか。
ところでアベノミクスって一体どういう意味だ?お好み焼きか何かの類いか?
さて、締切続きのローリン小僧このワタシ、気付けば7月も終わりに近付いているというのにいまだ背泳ぎの一つもキメれてないってな塩梅、
そんなこんなで様々な事柄に言及していたら暮らしにまつわる肝心なコトを忘れていた。
水道供給停止に気付くAM10:43、ポマードのこびりついた両手と顔をルートスゥイートホーム沿いの公園で洗い流すAM11:18、
「オレは何をやっているんだろう?」などと一人ごちながら。
ところでTPPって一体何の略だ?トンガリポッピンプアーで一致か?
確かなコトはただ一つ、コレは政治のせいなんかじゃない、締切続きのオレの誤算だ。
オールオーケー、スナック感覚失敗、移転は延期だ、眉間に皺寄るPM16:55。
最後にボッサガールから一言、
「でも、甲子園には行くんだよね?ハフッフ!」
「引っ越しの苦労と甲子園は別だ!」ってなモンで夢見がち極めるギャンブルは続く。
確かなコトはただ一つ、蛇口を捻って水が出るだなんて断固奇跡だ、
来週は沖縄で会おう、生きている限りは。