September 27, 2013
電撃ビバップ ’13
「同じコトをする」ってのがエゲツナイ程、好きじゃない。
「同じコトを云う」ってのが果てしない程、好きじゃない。
「アチラを御覧下さい」と云われればコチラを睨み、
「ソチラに見えますのが」と云われれば奥の奥の奥に見えるズタボロ看板を見て笑う、
そんなポリシーを持ったヤツがたまには居ても良いだろう。
目に見えない社会ってヤツに完全に飲み込まれ、そしてソレに慣れてしまう前に決断しようと思った。
景色なんてモンはたかだか23秒もあれば一瞬で変わる。
全身が居た堪れない拒絶を示した時、オレはその胸中に従順で居たい。
先日、「R100」の完成披露試写会に出向いた。
「皆さんで撮影を!」ってコトで入口にて女王様の仮面を渡された。「ソレを付けて撮影を!」ってコトだ。
「絆!」ってのはそういうコトじゃないとかれこれ23年前から察しているが故、断った。
胸中としては同じ感覚だった。
「同じ格好をする」ってのが震え上がる程、好きじゃない。
後先考えずに飛び出した。
一寸先は闇、久方振りの感覚。
今しか書けない文章を書こう。
「倍返し」なんていう言葉が2013の流行語大賞候補らしい。
シャラクサイお前、オレはいつだって「八倍返し」を唱えていたというのに。
この世で毛嫌いしているモノは多々ある。例えば「平均的」だとか「理解不可能なルール」だとか「八番煎じ」だとか何だとか。
独自のやり口で築き上げてきた関係性を瞬時の判断で全て置き去りにしてしまった。
あまりにも突然の出来事だった。
そこまでして、などとこちとら自身半ば呆れながら、憑かれた様にコトを済ませた。
垂れ流してきた推定1827647個の文句、罵り合いながらも受け止めてくれた人達に脱帽を。
さて、とりあえず二ヶ月強「アメリカ大陸横断の旅へ」などと一丁前に洒落込みたいところだがそうは問屋が卸さないってな仕組み、
まずは「オンザロード」をもう一度観返してから次へ行く、今までよりもっと良くなる為に。
そう、今しか書けない曲を書こう。