December 05, 2014
レッツゲットロマン ’14

先日、佐野元春大先生の「ロックコンサート」へと出向いた。まるで指定したかの如き最後方の席から、拳を突き上げて唄う小粋なおっさん達を眺めていた。
ずっと観逃していた感のある最後の大物、佐野元春大先生は現役の現役、ヒップとチャーミングを兼ね添えたMCさえ携え2時間半、
何故この場でオレが最年少なのか、疑問を抱えながら最後方の席から、拳を突き上げて唄う小粋なおっさん達を眺めていた。
ところでその日の朝、見に行く予定だった元バイク屋のガレージを扱う不動産屋から電話が鳴った、
「家賃が値上がりしました。そして、どんな店を開く予定ですか?」。
こちとら寸分の迷い無くアンサー、「事務所兼住居スペース、北からの旅人も南からの旅人も泊まれる環境、こんな物件、見たコトない」。
予定は延期になったがオレは諦めない、移動するならもはや「ガレージ」しか考えられないってな有り様。
理由ならただ一つ、ガレージロックンロールって響きにはロマンしか溢れていないから。
ところで福岡から戻って僅か10日、近頃は試練の季節。
バット、試練などカタツムリにもヒマワリにだってあるだろう。
そんなシャラクサイ気分の時、性に合うのはノワール小説より誰かのサクセスストーリー、
70年代の原宿に「古着」という金鉱を掘り当てた先駆者の物語を読み返しながら未だ胸躍らせて日々を徘徊。
その本の中でカレー屋を営んでいる男に主人公がこう問い掛けるシーンがある、
「お前は毎日毎日、ただ鍋を掻き回す人生を送るのか?」、
オレの答えなら断固ノーだろう。
来週末は1月以来の沖縄再訪、2014年、1月と12月を沖縄で挟み込む、その間には数々の町の風景が脳裏に焼き付いている。
立て直すコトに労力を費やしていた去年の今頃を思えばきっと良い方だろう、そしてピッツァのチラシは今も何処かに眠っている。
悪くない、悪くないが2015年、こんなモンは単なる前章に過ぎなかったってな類いのドデカイ何かが掴めれば良いと思っています。
くらげマスター、クレイジー"みづき"氏に尽力いただき3デイズ、去年8月以来のコザタウン、悪の巣窟「BAR SIX」での一本が追加、
今年の誕生日は去年の8月まで見たコトも無かった風景の中で過ごします。
2015年の話も一つずつ増えつつある2014年12月、
来年の今頃にはまだ見たコトの無い風景が更に増えています様に。
'14.12.12(金)
【BARくらげの忘年会 - 高哲典とさよならGジャン2014】
沖縄 / 那覇BARくらげ
w / フラフラ蛙 / 星文昭 / ムッシュ山藤
OPEN 19:00 / START 20:00
¥2,000_(豚の丸焼き&泡盛呑み放題付)
'14.12.13(土)
沖縄 / 那覇BARくらげ
BAND:マルコエンド / 煖臍-だんせい-
DJ:高哲典(the AT) / BOOMER / しゅうHATE!! / よなき
OPEN / START 19:00
¥1,000_(1d付)