August 11, 2015
散文と構想の威力 ’15
猛烈に文章を書きたい気分だ。随分と前から思っていたコトながら、オレはこの場を暫くの間、蔑ろにしていた様に思う。
「書くなら気合いを入れて」、などと息巻いている内、余裕がなくなった。オレはオカマに程近い猿なのか。
バット、原点はここにあるし、ソレはこれからもそうであり続けたい。
以前、まるでやる気のなかったツイッターだとかフェイスブックだとかの類いをキッカケがあり始めた。蔑ろになったのはやはり、ソレが原因かも知れない。
バット、まずこちらだろうと常々思っていた。
可能であればツイッターに「更新しました・・・」などともやりたくないが、ソレはまだ暫くは続いて行くかも知れない。
読みたければいくらオレのコトが大嫌いになり逃げて行った連中でも勝手に読むだろうし、読みたくなければド田舎の赤信号よろしくスルーなんだと相場は決まっている。
そんなワケで書きたい衝動に駆られた際は、やはりこちらに何かを書き続ける様にしたい。ソレはまず、自分にとって読み返すモノであればソレでいい。
ツイッターやらフェイスブックの類いを止めたいって話でもない。アレがキッカケで生まれた縁や可能性も多々あるし、アレにはアレの意味がある。
オレはいつも読み物を探している。本がないと不安になる。電車内にてスマートホン、オレもやる時はやるがその姿は俄然、逆スマート極まる行為で好きになれない。
電車内で本とか新聞の類いを読んでいる人間が三人並んだ時の光景をオレは「ストレートフラッシュ」と名付けている。そしてその光景は滅多に目撃出来ない。スマートじゃない奴等が車内を占拠しているからだ。
「ストレートフラッシュ」の一員でありたい、強く願っている。
先日、武藤さんと話をしている時、女性二人組が武藤さんへ話し掛けてきた。話が終わるまで静かに待とうとウーロンハイを啜っていたら「彼はタカ君、シンガー。哲学の哲に辞典の典と書いて・・・」とオレのコトを丁寧に説明してくれた。
女性二人組は「この髭フー?」ヅラだったがこちとらそんなモノにめげるほどヤワでもない。オレはただ、その紹介の仕方に完全に心を奪われていた。
明け方、歩いていたら蝉が仰向けで死んでいるのを2匹見つけた。熱帯夜、熱帯夜というがオレは基本的に12時頃に床に就く。13時の時もあれば睡眠薬を盛られた悪者よろしく9時に力尽きるコトもある。
素敵じゃないか熱帯アフタヌーン。太陽がギンギラに輝いている真夏の真っ昼間に睡眠。午前11時のアルコール摂取。悪くない。眠る場所がある限りは。そして起きたらボブディランを聴く。
と、こんな感じで書きたいコトを残しておこうと思う。内容は何でもいい。思い出したコトでもイカしたレコードの話でも愛しているモノのコトでもいい。
宜しくお願いしますと息巻くのも恥ずかしい。拍手のない観客へ向けて叫ぶ「ありがとう!」に代わる言葉をオレはずっと探している。