August 13, 2015
peace 150813
オレは今、早稲田実業VS広島新庄のクールファッキンナイスゲームにいまだ魂揺さぶられているところ。
オレは広島新庄側スタンドに座っている心持ちだった。ソレは広島だから応援、だなんてそんなヤスい意味合いじゃない。
初出場校が名門を脅かす瞬間、ソレこそがロマンだ。ソレはパンクだ。ソレは無名が大物を蹴散らす瞬間とまったくもっての同義だ。
広島ついでに書くと、近頃は原爆ドームを再訪したい気分。行ったコトのない資料館を今こそ回るべきだろう。
先日、トルーマンという最終的に原爆投下へゴーを出した、出しやがった大統領の甥のドキュメンタリーを観た。
アメリカ側の意見は「戦争を終わらせる為に必要だった」、そして日本側の意見は「お侘びして下さい」だ。
どちら側にも主張はある。結論は出ないままかも知れない。
甥は被爆者の意見を聞き気持ちを改めた。トルーマン本人の没後何年目かの生誕祭に姿を現すのを止めた。気持ちの変化だ。双方の胸中が理解出来る。
アメリカついでに書くと、来年辺りはアメリカを再訪したい胸中。片をつける事柄はいつだって塵の如くある。
例えばシカゴで、ヘイトアシュベリーで、日本語でカマすライヴなんて出来たなら死んでもいいと思えるかも知れない。いや、死ぬにはあまりに惜しい。
ライヴついでに書くと一ヶ月ほど前、高知ライヴへの誘いがあった。
歓喜したが直前だった故、ソレを蹴った。巡業へ出向くなら最低三発、コレが理想だ。受けていたら明日の今頃は高知に居た筈だ。悔しい。
さて先日、推定ジャスト7年振りに「トゥルーロマンス」を観返した。内容さえ忘れていたが結局のところ、エルヴィスなんだと思い知り脱帽した。
メンフィスの町に堂々たる光を輝かせ聳え立つハートブレイクホテルに泊まったコトがある。
シングルルームのクセに枕が5つもあるフワフカのベッドの上に寝転びながら、あの時も死んでもいいと思ったかも知れない。
バット、死ぬにはあまりに惜しい。
来週の今頃は北海道へ向かうべく空港行きのバスの中、眠らず向かおうホトトギス。