August 19, 2015
peace 150818
スーパーマーケットでは今日も店員が「いらっしゃーませー!」と声を張り上げながら店内をウロついている。
その言葉の意味は無論、「そこをどけ、陳列するから」に他ならない。
「いらっしゃいませー!」を合図とし「ワタシはここに用があるの」と息巻き客を退かせる奴等の常套テクニックだ。
ドンクサイ輩にはなりたくない。気付ける男でありたい。
さてそんな歯どころか顎ごとすっ飛んでしまいそうな与太話はとにかく、弦を替えギターを磨いたら気分がいい。
面倒臭いランキング7年連続トップ10入りの「弦交換」だが、替えた後はその分、気分がいい。
この勢いで新千歳空港まで一気に飛び、かの有名な「前乗り」ってヤツをカマし、ニヒルな居酒屋でまずは一杯ってな具合にキメてみたくもなるがそうは問屋が卸さない支配下。
しかし、去年の4月まではズタボロブーツを付けたコトさえなかった北海道の地にいまや何人かの待ってくれている人達が居る。
コレが旅だといわずして一体何だとヌカせばいいのか、皆目見当もつかない次第。
東京に来た時、オレはまったくもってのロンリーボーイでただただレコードプレーヤーに話し掛けるだけのあん畜生だったが、いまやレコード好きの友達が各地に居る。
この喜びはロンリーを味わった後じゃないと得られないんだと洒落込めば洒落込むほど、ロンリーは偉大だ。
そして今回の旅は4人で回る。各々が各々の役割を把握し巧みに立ち回りたい所存だ。オレの役割は「弦交換」から既に始まっているってな塩梅だ。
明日、間に合うのならチェックインしてからブギー(明日の会場)に向かいたいと伝えたオレに酔いどれスリーピーから即座の返答が入る、
「リハーサルは17時からだから直接ブギーで!」。
ヤケに気に入った最後の一言、血沸き肉躍る名文句、
了解だ、明日は直接ブギー。すすきの直接ブギーで会いましょう。
そこにはヒップなバンドとポッピンなオレしか居ない。気分がいい。
'15.8.20(木)
北海道 / 札幌ブギー
w / PISTOL BOOGIE VINCENT
OPEN 18:30 / START 20:00
¥2000_(+1d)