April 25, 2017
the AT's Drugs Talk '17
茶番劇の永遠なる四番バッターこのワタシ、相も変わらず素っ頓狂な場外ホームランを打ちまくっている内に知らん間に4月は過ぎ去ろうとしている。
歯車は一つずつ狂いだし、ガタピシと音を立てた後、遂に外れた四輪タイヤはそれぞれが別方向に散らばっていく。
なにしろ歌どころじゃない、生きる事からやり直しさ、シオンがスピーカーを突き破って叫んでくる。オレはいつだって新しい詩を作りたいだけなんだけどな。
こちとら思うに、まずはダウンタウンがこの世に存在してなかったらとっくに気がフレてたんじゃないかな。
その昔、お母ちゃんが呟いた言葉が今だって耳から離れない、「なんで基本的に目と鼻と口しかないのに人間の顔はこうも違うんやろな?不思議やで、ほんまに」 。
気が狂ってるってのと正常ってのはほんの紙一重だ、そんなモンは猿でも知っている次第だ。
先日、「トレインスポッティング」の旧作と新作を立て続けに観た。
主役達の気持ちは分かるが、ドラッグをキメた時しか、酔っ払った時しか云いたいコトを云えない人間にはどうにもなりたくない。
望む望まざるに関わらず、気付けば観たいと思う映画のジャスト8.9割がドラッグ映画だ。ドラッグなど映画と本以外で観たコトもないのに。
去年12月、沖縄で共演した男が突然オレに聞いた、
「君はガンジャマンでしょ?」。
オレはその時ただ、ただこう思っただけだ、「そういう類いをガンジャマンって呼ぶのか?」。
オレにとってのドラッグとは?なんて考えてみる。手放したくないモノばかりだ。
なんで基本的に目と鼻と口しかないのに人間の顔はこうも違うんだろう。
精神科医の精神を鑑定してみたい、ソレってほんの紙一重なんじゃないかな。
今、寂れたボーリング場でストライクの数だけを無邪気に競い合いたい気分。
そんな時、すぐ近くに7インチ専用のジュークボックスなんてあれば嬉しくて気がフレてしまうかもよ。
