April 06, 2018
風来坊ソング '18
19の頃、「馬鹿は相手にしないのさ」というタイトルの曲を唄っていた。
「腐り切った馬鹿共が俺の前をウロウロとしてんだ。面倒だ。馬鹿は相手にしないのさ」というサビだった。ソレを未だに時折、口ずさむ。
四日市、名古屋を経ての関西デイズ、計12日間の旅を終えた。ハイライトが多過ぎてまとめる術などない。
「話題には事欠かない男」、ソレが生きるテーマだ。その12日間の出来事だけでも一冊の分厚い本が出来るだろう。
その中で新たに出会えた人間達、旧知の仲間の中に馬鹿は一人もいない。いや、俺も含め皆底無しの馬鹿なんだろうが、馬鹿の種類がてんで違う。
すなわち、その中に、「いただきます」もロクに云えん様な馬鹿は一人もいないって事だ。
静かに喋っている時も、バァーと捲し立てている時も常に言葉は溢れている。
会いたい人間が沢山いてくれるからこそ生きていられる。
昨夜、敬愛する加川良大先生の命日で、下北沢で行われたトリビュートライヴに出向いた。
ラストのラスト、加川良生涯ラストライヴになってしまった日の、最後のアンコール曲の音源が会場で流された。勿論、本人もそれが人前で唄うラストになるとは思ってもいない、博多での音源だった。
周りからはすすり泣く音が聞こえてきた。オレだって泣こうと思えば存分に泣けたが、ソレより「なんでくたばりやがった!」ってな気持ちの方が強かった。
オレにもいつかはそんな日が来るだろう。ソレは間違いない。
2018、オレみたいな馬鹿でもやれる事は全てやろうと思う。常に八歩先の事を考えている。
次は怒濤の北海道15デイズ、ソレがたとえラストになったとしてもやるべき事はやる。
馬鹿で独自で粋で気狂いでクールな人間が好きだ。
drecom_eroom5session at 22:39│Comments(0)│
│散文