January 03, 2024

the strong smart '24


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12月、43歳になった。計画をし、準備をし、ライヴをし、DJをし、このままやりたい事だけをやり遂げたいと、どうにかこのまま行かせてくれと相も変わらず思っている。

12月、人前に出る時以外はあらゆる場所の掃除に時間を費やしていた。埃を憎み、より良い環境を目指し、大切なモノを大切に仕舞い、不必要なモノで高値で売れるモノは譲るという行為を覚えた。

人が死んでいく。見たくない。俺が生きているのは単なる運とほんの少しの危機管理能力のおかげだ。

馬鹿が馬鹿の揚げ足を取り更にそこに新たな馬鹿が我が物顔で首を突っ込んでいき、でっち上げられた嘘の真実だけが威勢良く転がっていく。俺はボンクラかも知れないが、この目で見たモノと友達の言葉しか信じない。

携帯電話を捨てようと思っている。そして同時に、捨てないんだろうとも思っている。しかし、あの電話機の名称から「スマート」という単語を取り除いてほしいとは13年前から思っている。

年が明けるとリセットされる様な、また一からキメよう、きっと巧みにやりこなせるだろうってな類の清々しい胸中にもなる。

掃除を終え新装した猿小屋では「お正月はジャズ」の理論に則り、ニクい音量でモダンジャズが垂れ流されている。

元日、「新春RUN」と洒落込み、早くも3万km走行を突破したワイルドバイクに跨った。ナビゲーションを開くと緊急警告の文字が躍っている。邪魔に思い、最初は無視して走っていたが、暫くしてニュースを見ると地震が起こっていた。

その時、手には確かに電話機を握っていた。何人かの友達に連絡を取り無事を確認した。

本日は買い出しに出向き、直ぐに戻って読書に明け暮れようと目論んでいたら新千歳空港発の飛行機が見慣れた空港で燃えている映像が飛び込んできた。

俺が生きているのは単なる運で、携帯電話は捨てないだろう。重要なのは取り扱い方だ。

いくら綺麗にしようが、お金を稼ぎまくろうが、一瞬で幕を閉じてしまう可能性は誰にだってある。

そう、
このままやりたい事だけをやり遂げたいと思わざるをえない。モノホンのスマートを狙いながら2024年も強く笑えますように。




drecom_eroom5session at 01:00│Comments(0)散文 

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