September 15, 2024
君は正義を見たか '24

音楽、旧車で運び屋、ましてや漫才、カネには結びつかない様々なロマンを残念ながら愛している。
正義の押し売りと戯けた勝利宣言、それらに群がる崇拝者達に溜息と舌打ちの三連符譜面を贈呈しよう。
「標準」と「洗脳」ってのはよく似ていると思う。そして「大人」と「諦め」ってのは同義ではないだろう。
思えばオレが高校生時分、数学の担任が計算式を教える時、「この金額を競馬で負けました、しかしパチンコでこれだけ取り返しました。その後、競艇にこれだけ費してどうのこうの・・・」などと数字を黒板に書いて授業で熱弁を奮っていた。
周りの生徒からは嫌われていたがオレは確かに思っていた、「面白い。そして、かっこいい」。あの男は「平均」ってやつを完全にはみ出していた。真の先生ってそういう事だろう。
元赤髪のバンドマンが、元赤髪の芸人に噛み付いていたりする話が耳に入ってくる。こんな時、無関係のオレこそが赤面だ。何でもかんでも耳や目に入ってくるってのも考えものだ。
そんな時、オレに沸いてくる気力は、暗すぎる6Vのヘッドライトの灯りを見つめながらずっとザ・クロマニヨンズの「くだらねぇ」を口ずさむ事だけだ。
やるべき事をやろう。
drecom_eroom5session at 01:56│Comments(0)│
│散文