日々
August 10, 2010
偽トライアスロン走者の孤独
午前、目を覚ます。
38℃ではないが雨はない、辛うじてネーミングセンス皆無逆風雲児野郎共を許そう。
甲子園中継に目をやり、着替えるのもしゃらくさく、
水着を穿いてリュックを背負い、タオルを巻いて生粋のアウトドア野郎気取り、
ロードバイクまたがり神聖の最先端、駒澤公園まで一目散。
50mプールをハッタリクロール、イカサマ平泳ぎ、雨が降り出しても繰り返しスイムし続ける、
だから天気が俺の忠実を奪うなんて断固ノープロブレム事項。
片端には水着姿のお姉ちゃん達がプールにも入らずまどろんでいる、
奴等、一体何の為にプールサイドを陣取っているのか、皆目見当もつかない始末。
部屋に戻れば甲子園中継に目をやり、それから靴職人兄貴に御挨拶、
「コンニチハ!」
そしてロードバイクまたがり見た事もない場所へ、
てんとう虫がズボンにしがみついて呟く、
「おい髭、俺も連れて行け」
お地蔵様には手を上げ話しかける、
「よぅ!!」
やりたい事がとても追いつかない。
BGMはSteady&Co、
壁紙はエドワード・ホッパー「夜耽かしの人びと」、
タイトルは永遠の聖書、アラン・シリトーで「長距離走者の孤独」、
「おれはどんな事があったって見せつけてやるんだ、誠実とはどういう事かを」。
August 05, 2010
隣りの芝生を塗り潰せ ’10
’10.8.3(火)
【レッツ・ゲット・ロマン】パート3
髙哲典 VS Loach
アット 下北沢BAR?CCO
1.モダンソファに腰掛けて
2.自作自演屋
3.ラウンドミッドナイト
4.ロマンのど真ん中
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.スポットライトな生き方
7.深夜高速バスブルース
8.何を想う
9.夢の暮らし
10.マリーと暮らす
11.愛すべき日々
涼しげな顔して土臭く物事をやらかすLoach氏は危機感を覚える程に粋で、そしてとんでもなくイカしていた。
俺は弦を吹き飛ばし、もはや何弦が切れているかも定かでなく、ただ、俺の事だけをやろうと思った。
少なくとも俺にとっては素晴らしき地下室での出来事で、それを見てくれた人間達には気持ち悪い程に感謝を。
カクテル看板に「常夏野郎」と書き殴った、例年にも増して夏が好きだ。
ところで、1500人位の前で堂々とひけらかすべき企画なのに、あまりにもったいない現状には甚だ嘆いていた。
責任は全て俺の中にあるが、集客とは友達を集める事とは訳が違うと思っている俺には未来など訪れない。
そして友達さえロクに集まらない俺は単なるファッキンヘビーボーイなのかも知れない。
そんな時、行きつけロックンロール屋の兄ちゃんが遊びに来てくれて嬉しさが溢れた。
「昔働いていた狭っ苦しいバーのカウンターでお互いの夢を語り明かそうって魂胆」の下、
ハーパー、ブラントン、ジャックダニエル、何ちゃらかんちゃら、
とにかく解放感に包まれながら次から次へとバーボンやらスコッチやら、味の違いも分からんままに呑み干して、
便所で眠る事もなく真夜中まで語り続けていた。
次は靴職人の兄貴が来てくれたら申し分ない、胸躍る事柄だけを求めていたい。
’10.8.4(水)
常夏のアウトドア野郎このワタシ、
ライヴだろうとハイカラショップだろうと何だろうと頭にはタオルを巻き続けている。
解放感に満ち溢れ、午前の内から起き上がり、ロードバイクを転がして旅に出る。
真っ昼間には、近頃毎日の様に顔を合わすマサヒロワタナベ氏と神聖極まる駒澤公園に辿り着き、
プールに浮かびながら水着姿のお姉ちゃんに見惚れたりしている。
一日中走り続けている様な、まだまだ走り続けていられる様な、そんな気分。
この街に来てもう10年近くもなるのに、落ち着くどころかまだ何一つ手にしてない様な、そんな気分。
岩手だとか甲子園だとか、あまりにも夏らしく笑い続けたい。
July 29, 2010
明大前にて ’10
泳ぎたい盛りのスーパーガリヒョロボーイこのワタシ、
目の前に海があるのならいつまでも其処に浮かんでいたい心意気。
かれこれ182日振りにまたがるロードバイク、
懐かしの商店街を練り歩き、22歳の頃を思い出す。
あれやこれやと手を出して、逆に物事が一向にまとまらないという事がある。
すなわち、曲とテーマは溢れているが、それが巧みにまとまらないという事だ。
とにかく海水パンツを手に入れた今、まったくもっての背泳ぎスイマーと化したい心意気。
仕事場では一度戦力外通告を受けた筈の相棒が華麗極まるカムバック、
「当然の結果だぜ、このボンクラ共!」
のさばるファッキンジャンキー、ハナで笑おう。
「世界のハイボール」の空き缶が2レーン分溜まっている、
すなわち、真夏に相応しくボーリング遊びを繰り広げたい。
BGMは要らない、あれやこれやと考えている。
March 07, 2010
ハッタリ・デジタル・ダイビング
昼、「イラストレーター」なるデジタル代表格モダンソフトを「焦燥の我が物顔」にて操り、煙草と珈琲を通常の三割増しでヤリまくりながら、
一丁前のチラシ製作やら名刺製作やら何やらかんやら、PC画面にへばりつく。
誰かが言ってたぜ、
「アンタがそんな事出来るなんてさぞかし意外ね」
ノー、断固ノー!
出来るなんてウソだ、全てはハッタリ、
こちとら文字間隔の調整方法すら分からず、
PC画面に物差し貼り付けてミリ単位で間隔を調整してるってんだからまったくもって手に負えない。
驚いているのは俺でもあの娘でも貴様でもない、紛れもなく物差しを貼り付けられたPC画面に違いない。
夜、久方振りのCCOへとスナック感覚にて駆け込めば、いつもの席にはオーナーの粋な計らい、
御丁寧に「予約席」のプレートが置いてある。
「おー!!」、心底驚いた後、俺はご多分に漏れず指定席へと腰を下ろした。
なるほど、あの最前席は今や自他共に認めざるを得ない俺の特等席へとなったのだ。それはとても幸せだ。
すなわちリザーブシートの獲得者このワタシ、
もはや毎日顔を合わせている感さえ漂う「今村竜也とウエタケユキオ」を観賞しながらビールを煽り、
そそくさと帰ってやるべき事をやる予定が、気付けば「僕も生粋の出演者なんです顔」にて颯爽たる打ち上がり具合、
散々と呑んで偉大なる笑いに包まれた後、2時半帰宅。
そして一度火が点けば断じて止まらない男このワタシ、
眠るのは止めにしてレッドホット名刺製作を続行、ドサクサ紛れてデータ入稿まで完了してさっさと印刷業者に依頼する早業を披露。
不馴れな作業を一つずつ着実に片付け現在7時40分、呼びもせんのにあっという間に朝は訪れる。
おっと、約2時間後、今度は仕事場のPCデスク前に堂々と鎮座しているって寸法だ。
一体どうなってんだ、俺は今やデジタルの渦の中、
眠る事なく泳ぎ続ける始末。
February 02, 2010
基地からヘビーな発信を ’10
6時半頃眠りにつき、午前に起きるつもりが15時半までノンストップスリーピング、
相も変わらずこんな生活を繰り返している。
目覚ましは置物化 予定よりは二時間後に飛び起き
昼と夜が逆さまだ ヘッドフォンは欠かせない存在
20歳の時に作った曲をたった今思い出す。
雨の街を歩きまくり、食料品を大量に抱え込んでルート・スゥイートホームをふらつく時、
押し殺した筈の感情が呼びもせんのにフラッシュバック、
誰かの事を悪くいう以前に貴様はどうなんだと自らに問いかけてみる。
どうにもこうにも落ち着かないならギターを抱えて高らかに唄い、
「myspace」とか何とかヌカす代物に、
「夢の暮らし」
「モダンソファに腰掛けて」
「ルート・スゥイートホームにて」
仮状態の三曲を、通称「スナックバージョン」にて追加した。
http://www.myspace.com/akinoritaka
こうなったら「録って出し方式」の採用を、何もないよりはあった方が良いだろう。
あと113日休みがあれば最高だが残念ながら働かなければならない、
やりたい事をやる為に、俺はずっとこんな生活を繰り返すだろう。
BGMはトム・ウェイツ「アーリー・イヤーズ」、小細工など要らないという最たる証。
January 09, 2010
捨ててしまえ ’10
例えば自炊を再開する。
気付けば去年の二月から御飯すら一度も炊いていなかったなんて「閉口選手権」一次予選顔パスの類いだ。
俺は何かを言い訳に、甘え、ことごとく挫折を繰り返していたのかも知れない。
環境を変える、いや、感覚を取り戻す。
甘えるのは止めだ、俺は筋金入りのアレだ。
冷蔵庫の中身を一掃する。
まさか今日まで、3年も賞味期限を越えた調味料やら何やらで溢れかえっていたのだから。
ボブディラン78年、狂乱の日本武道館ライヴ盤を回しながら、
埃まみれの炊飯器を拭き取り、一年位前の米をといで三合を炊き上げる。
納豆と御飯、味噌汁をよく噛んで食べる。
良い感じだ、美味い、これだ。
東京に戻って5日目の本日、目覚めたら体は確かに引き締まってきた。
たった5日間でだ。
バットしかし、ここからが腕の見せ所、こだわりだしたら止まらない。
「何故貴様みたいなスーパーガリヒョロボーイが?」
ノー、断固ノー、
侮るなかれ、こだわりの呪縛人このワタシ、狙うのは40kg台に変更だ。
もはや何にこだわっているのかすら定かではないが、とにかくは意識を高める事だ。
贅沢、我儘は他の部分に取っておけ、
そして甘えるのは止めだ、八歩位先を歩きたい。
BGMはボブディラン「ブロンド・オン・ブロンド」、
弦を張り替え「やせっぽちのバラッド」でも唄おう。
気付けば去年の二月から御飯すら一度も炊いていなかったなんて「閉口選手権」一次予選顔パスの類いだ。
俺は何かを言い訳に、甘え、ことごとく挫折を繰り返していたのかも知れない。
環境を変える、いや、感覚を取り戻す。
甘えるのは止めだ、俺は筋金入りのアレだ。
冷蔵庫の中身を一掃する。
まさか今日まで、3年も賞味期限を越えた調味料やら何やらで溢れかえっていたのだから。
ボブディラン78年、狂乱の日本武道館ライヴ盤を回しながら、
埃まみれの炊飯器を拭き取り、一年位前の米をといで三合を炊き上げる。
納豆と御飯、味噌汁をよく噛んで食べる。
良い感じだ、美味い、これだ。
東京に戻って5日目の本日、目覚めたら体は確かに引き締まってきた。
たった5日間でだ。
バットしかし、ここからが腕の見せ所、こだわりだしたら止まらない。
「何故貴様みたいなスーパーガリヒョロボーイが?」
ノー、断固ノー、
侮るなかれ、こだわりの呪縛人このワタシ、狙うのは40kg台に変更だ。
もはや何にこだわっているのかすら定かではないが、とにかくは意識を高める事だ。
贅沢、我儘は他の部分に取っておけ、
そして甘えるのは止めだ、八歩位先を歩きたい。
BGMはボブディラン「ブロンド・オン・ブロンド」、
弦を張り替え「やせっぽちのバラッド」でも唄おう。
December 16, 2009
溢れ続ける感情と事柄に寄せて
「何をやっても上手くやれるぜ」と思う一日、
「もうとっくに駄目なんじゃないか」と考える一日、
様々な思考を毎日懲りもせず行ったり来たり航海。
いつ酔っていて、いつ酔ってないのか、それさえも定かでない昨今、
「死にたい」と一度も考えた事のない人間など俺はあまり信用したくない。
29歳とは何とも不思議な気分、
21歳の頃から27、8歳に見られていたこの俺が今や「若く見える」と言われる始末、ちゃんちゃら可笑しい。
誕生日に手に入れたブルーノートストーリー、
今だヒストリーとサクセスの類いを愛して止まない。
そして今や驚異のハンカチ狂このワタシ、
三年前まで毎日、ズボン後ろ左ポケットには文庫本が詰め込まれていた。
バットしかし、今やその場所はハンカチの独壇場だ。
信頼を寄せる仲間達が「あの輩、こんなのきっと好きな筈だぜ」などと勝手に考え、勝手に物を選び、そして手渡してくれる。
喜ぶべき事は物そのものよりもその行為と行動だ。
もはやそんな光景を思い浮かべてみただけで「何をやっても上手くやれるぜ」の一本勝ち、
こんな事柄に慣れるなんて御法度極まりない。
俺が好きそうな物を見つけたら俺の事が頭には浮かぶかい
それなら結構幸せな気分さ
俺がやる様な仕草見かけたら俺の顔やらを描いておくれ
それだけで充分幸せな気分さ
丁度良い曲、最高のロックンロール。
明日は大掃除だと洒落こませ、そうそう、年末らしくだ。
そして喫茶店へと出向こう、当分行ってない感さえ漂っているからだ。
神経を研ぎ澄まして本を読み、友達へは連絡を取り、
次から次へと溢れ続ける感情と事柄を一つ一つ整理して片付けなくちゃいけない。
「もうとっくに駄目なんじゃないか」と考える一日、
様々な思考を毎日懲りもせず行ったり来たり航海。
いつ酔っていて、いつ酔ってないのか、それさえも定かでない昨今、
「死にたい」と一度も考えた事のない人間など俺はあまり信用したくない。
29歳とは何とも不思議な気分、
21歳の頃から27、8歳に見られていたこの俺が今や「若く見える」と言われる始末、ちゃんちゃら可笑しい。
誕生日に手に入れたブルーノートストーリー、
今だヒストリーとサクセスの類いを愛して止まない。
そして今や驚異のハンカチ狂このワタシ、
三年前まで毎日、ズボン後ろ左ポケットには文庫本が詰め込まれていた。
バットしかし、今やその場所はハンカチの独壇場だ。
信頼を寄せる仲間達が「あの輩、こんなのきっと好きな筈だぜ」などと勝手に考え、勝手に物を選び、そして手渡してくれる。
喜ぶべき事は物そのものよりもその行為と行動だ。
もはやそんな光景を思い浮かべてみただけで「何をやっても上手くやれるぜ」の一本勝ち、
こんな事柄に慣れるなんて御法度極まりない。
俺が好きそうな物を見つけたら俺の事が頭には浮かぶかい
それなら結構幸せな気分さ
俺がやる様な仕草見かけたら俺の顔やらを描いておくれ
それだけで充分幸せな気分さ
丁度良い曲、最高のロックンロール。
明日は大掃除だと洒落こませ、そうそう、年末らしくだ。
そして喫茶店へと出向こう、当分行ってない感さえ漂っているからだ。
神経を研ぎ澄まして本を読み、友達へは連絡を取り、
次から次へと溢れ続ける感情と事柄を一つ一つ整理して片付けなくちゃいけない。
December 15, 2009
30手前で花は咲く
’09.12.11(金)
ライヴ アット 新宿ANTIKNOCK
1.自作自演屋
2.喜怒哀楽な男
3.モダンソファに腰掛けて
’09.12.14(月)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー
w/THE VISION(アコースティックセット)/みちづれ田中/成田圭吾
1.ベリー・タイアード・シンキング・ブルース
2.自作自演屋
3.アウトローバカヤロー
4.マリーと暮らす
5.モダンソファに腰掛けて
6.愛すべき日々
眠って唄って呑んで眠る日々。昨日はAM6時に寝て今日はAM6時半から起きている。
朝も早よから洗濯機は回転し、魂のレッドウィークは何が何だか分からんままに閉幕。
淹れたてのコーヒーは見事にこぼされ、朝も早よから発狂×7。
ところで昨日のライヴは相も変わらず弦を次々と吹き飛ばし、結果、ギターを二度お借りして唄う。
6杯煽ってゲラゲラと笑い、上着さえ着たまま眠りにつく。
そして洗濯物を干したなら俺は平然とした顔で、ガラガラに枯れた声を引きずって仕事場へと向かうんだろう。
今日も明日も休みならさぞかし素晴らしいが、いつだってそんなに上手くはいかない。
とりあえずはもう少し太い弦に張り替えよう。
ライヴ アット 新宿ANTIKNOCK
1.自作自演屋
2.喜怒哀楽な男
3.モダンソファに腰掛けて
’09.12.14(月)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー
w/THE VISION(アコースティックセット)/みちづれ田中/成田圭吾
1.ベリー・タイアード・シンキング・ブルース
2.自作自演屋
3.アウトローバカヤロー
4.マリーと暮らす
5.モダンソファに腰掛けて
6.愛すべき日々
眠って唄って呑んで眠る日々。昨日はAM6時に寝て今日はAM6時半から起きている。
朝も早よから洗濯機は回転し、魂のレッドウィークは何が何だか分からんままに閉幕。
淹れたてのコーヒーは見事にこぼされ、朝も早よから発狂×7。
ところで昨日のライヴは相も変わらず弦を次々と吹き飛ばし、結果、ギターを二度お借りして唄う。
6杯煽ってゲラゲラと笑い、上着さえ着たまま眠りにつく。
そして洗濯物を干したなら俺は平然とした顔で、ガラガラに枯れた声を引きずって仕事場へと向かうんだろう。
今日も明日も休みならさぞかし素晴らしいが、いつだってそんなに上手くはいかない。
とりあえずはもう少し太い弦に張り替えよう。
November 07, 2009
レッド・ホット・デイズ
’09.11.4(水)
其処に行くと「東京の空は低い」って言われる理由がやっとこさ分かった
おいらベンチに寝転んで空を見上げて
「あの星座はなんだろう」などと詳しくもない星について考えながら
天国はあるんだと心底思った
誰かがやってる線香花火綺麗だったけれど
ゴミは持ち帰れよ 神聖な場所さ
ポイ捨てと自由は結びつかない ポイ捨てと自由は結びつかない
ポイ捨てと自由は結びつかない ポイ捨てと自由は交わる事がない
俺は唄おう。
男も女も入れ乱れてモノホンヒッピー計8人で繰り広げる多摩リバーサイド狂乱BBQセッションズ。
準備も調理も任せたぜ、落ち着く事など断固出来ない驚異の遊び人このワタシ、
久方振りのアウトドアに精神高揚、早々とハイカラ遊び「凧揚げ」に興じて一人ケラケラと笑う。
それは風を操りいかに凧を高く舞い揚がらせるかに全神経を費やす神聖なる一点集中型ゲーム、
「凧揚げ」とは昭和のノスタルジックに浸る遊びではない、現代にこそ重要な遊びだと信じて疑わない。
気付けばカルビ、鮭、キムチ、何やら、食べる事も忘れてバトミントン、野球、そして男の頭に乗せた空き缶を撃ち抜くハイカラモデルガン遊び、BBQなど名目だけで、俺は動き回りはしゃぎ続ける。
怒る理由がある時、俺は声を荒げて叫ぶだろう。
怒る理由がなくただ笑いたい時、俺は盛大に笑うだろう。
「単純明快」と辞書で引けば俺のお澄まし顔が出てくる、そんな辞書を作ってくれないかと大手出版業者に頼んでみたい心意気。
例のモヒカン野郎の実家に出向き、アルコールを摂取しながら、横になりながら、酔いに任せながら、笑い合いながら、認め合いながら、罵りながら、時に涙を流しながら永遠に続く魂の話&奇跡の与太話。
そして真夜中には「wii」なる最新文明利器を駆使して懲りもせず様々なゲームに興じていた。
ボクシングゲームに興じる時、俺は画面になど目も向けず、とりつかれた様に左ストレート、右フックを繰り出していた。そうそう、全てを蹴散らす心意気でだ。
長い長い一日で、明け方まで笑い合い、2、3時間だけ眠りについた。
起きた時、ひどい筋肉痛に苛まれていたがそんな事はどうでも良く、何度も嬉しかった出来事を思い返していた。
’09.11.5(木)
夕方時には街まで散歩へ出向く。古着屋の前ではサム・クックが高らかに唄っていた。そこで俺はご多分に漏れずベンチに腰掛け音楽に身を任せながら余裕の一服を吹かす。イカす音楽と煙草の相性はまったくもって抜群だと捉えざるをえない。
レコード屋に足が動き、逆らう理由も見当たらずコンコンとレコードを漁る。そこで俺は突然火が点き、ひどい筋肉痛と悪戦苦闘しながらおじいちゃんの如き前傾姿勢で8枚を抜き出す。
もしもレコード屋で俺を見かけた時、そんな時は声などかけず後で誰かに、
「人を殺す様な目でレコードを漁っていたわ」
こんな風に伝えてほしい。そういうのが嬉しい。
左手にボトルコーヒー2本、右手にヒップレコード8枚を抱えるその時、筋肉はヘラヘラと笑い、俺はフラフラと歩き続ける。
夜には女が遠くの街からやって来て、掘り出したばかりのレコードを回しながら相も変わらず魂の話。
手料理を目の前に感謝は絶える事なく、有難味はいつだって実感しながら明け方まで笑い合う。
’09.11.6(金)
BGMはマッドネス、目覚めれば呑みかけのままの缶ビールに手を伸ばし一口啜り、そして踊る。
ラップがかけてある手料理を口にすれば喜びと切なさが同時に込み上げてくる有り様。
そこで俺はロードバイク跨り街へと繰り出しモヒカン野郎の誕生日プレゼントを探る。
遊び過ぎた気分で早い内から勝手に眠りにつき、魂のレッド・ウィークは静かに幕を下ろす。
’09.11.7(土)
「貴様みたいなモンはいつ栓抜きが必要な場面に出くわすか分からん筈だぜ」
そんな訳でロマンのたっぷり染み込んでいるであろうデッドストック栓抜きをモヒカン野郎に手渡す。
今日は貴様の誕生日、肩を叩いて喜び、ゴキゲンな一日を過ごしていた矢先、いつだって歯車は突然狂い出す。
巧みに立ち回る術など知らない、知りたくもない。
巧みに立ち回っているフリをして、平然とカゲでごちゃごちゃとヌカすイカサマ野郎が断固許せない、許さない。
そんなのやらない、出来ない、柄じゃない。
感情抑え切れず無意識の内に暴言を吐き、思いもよらず窮地に追い込まれる。
その瞬間だけが全てで、後の事も先の事も考えられない。
そして結果、悪いのは俺だろう。
何日か前に誰かが言ってたぜ、
「どこに地雷があるか分からない」
「点火が早過ぎる」
きっと気難しい奴だと思われているかも知れない。
近寄り難い輩だと思われているかも知れない。
そして俺は、正々堂々と勝負も出来ず、勝手な話題を振り撒くだけの輩には近寄らない、近寄らせない。
バランスは保たれているかも知れない。
チンピラ、不良、ヤクザ、色々あるが俺はただ自らの心に嘘をつきたくないだけのあん畜生。
ところがどっこいすっとこどっこい、そんなモノは今や必要とされない、必要なのは血の通ってないロボット人間だろう。
何でも真面目に取り組んだら馬鹿を見るのはこの俺だけだ。
それを「不良」と呼ぶなら俺はどうしようもないワルとなり、嫌われ者と厄介者の荒波を永遠に泳ぎ続けてやろう。
口先と外見だけが立派なだけのインチキ星居住者には今すぐにでも得意の左ストレートを飛ばしかねない。
俺は凧が高く舞い揚がったら笑いたいだけの男で、仲間の誕生日を心から祝いたいだけの男だ。
その仲間がもしも「お前なんかに祝われる筋合いはないぜ」などと呟けば俺はただただ傷付き涙を流すだけの男だ。
とにかくこれでクビになったら、俺はあまりに「らしい」終わり方になるかも知れない。
むしろ、半分はそれを望んでいるのかも知れない。
正しさってどういう意味だ、しょうもない。
俺はいつだって本気だ、そうそう、ボクシングの相手を倒すその瞬間もだ。
ヘイベイビー、狂乱のハッピーバースディを贈るぜ。
其処に行くと「東京の空は低い」って言われる理由がやっとこさ分かった
おいらベンチに寝転んで空を見上げて
「あの星座はなんだろう」などと詳しくもない星について考えながら
天国はあるんだと心底思った
誰かがやってる線香花火綺麗だったけれど
ゴミは持ち帰れよ 神聖な場所さ
ポイ捨てと自由は結びつかない ポイ捨てと自由は結びつかない
ポイ捨てと自由は結びつかない ポイ捨てと自由は交わる事がない
俺は唄おう。
男も女も入れ乱れてモノホンヒッピー計8人で繰り広げる多摩リバーサイド狂乱BBQセッションズ。
準備も調理も任せたぜ、落ち着く事など断固出来ない驚異の遊び人このワタシ、
久方振りのアウトドアに精神高揚、早々とハイカラ遊び「凧揚げ」に興じて一人ケラケラと笑う。
それは風を操りいかに凧を高く舞い揚がらせるかに全神経を費やす神聖なる一点集中型ゲーム、
「凧揚げ」とは昭和のノスタルジックに浸る遊びではない、現代にこそ重要な遊びだと信じて疑わない。
気付けばカルビ、鮭、キムチ、何やら、食べる事も忘れてバトミントン、野球、そして男の頭に乗せた空き缶を撃ち抜くハイカラモデルガン遊び、BBQなど名目だけで、俺は動き回りはしゃぎ続ける。
怒る理由がある時、俺は声を荒げて叫ぶだろう。
怒る理由がなくただ笑いたい時、俺は盛大に笑うだろう。
「単純明快」と辞書で引けば俺のお澄まし顔が出てくる、そんな辞書を作ってくれないかと大手出版業者に頼んでみたい心意気。
例のモヒカン野郎の実家に出向き、アルコールを摂取しながら、横になりながら、酔いに任せながら、笑い合いながら、認め合いながら、罵りながら、時に涙を流しながら永遠に続く魂の話&奇跡の与太話。
そして真夜中には「wii」なる最新文明利器を駆使して懲りもせず様々なゲームに興じていた。
ボクシングゲームに興じる時、俺は画面になど目も向けず、とりつかれた様に左ストレート、右フックを繰り出していた。そうそう、全てを蹴散らす心意気でだ。
長い長い一日で、明け方まで笑い合い、2、3時間だけ眠りについた。
起きた時、ひどい筋肉痛に苛まれていたがそんな事はどうでも良く、何度も嬉しかった出来事を思い返していた。
’09.11.5(木)
夕方時には街まで散歩へ出向く。古着屋の前ではサム・クックが高らかに唄っていた。そこで俺はご多分に漏れずベンチに腰掛け音楽に身を任せながら余裕の一服を吹かす。イカす音楽と煙草の相性はまったくもって抜群だと捉えざるをえない。
レコード屋に足が動き、逆らう理由も見当たらずコンコンとレコードを漁る。そこで俺は突然火が点き、ひどい筋肉痛と悪戦苦闘しながらおじいちゃんの如き前傾姿勢で8枚を抜き出す。
もしもレコード屋で俺を見かけた時、そんな時は声などかけず後で誰かに、
「人を殺す様な目でレコードを漁っていたわ」
こんな風に伝えてほしい。そういうのが嬉しい。
左手にボトルコーヒー2本、右手にヒップレコード8枚を抱えるその時、筋肉はヘラヘラと笑い、俺はフラフラと歩き続ける。
夜には女が遠くの街からやって来て、掘り出したばかりのレコードを回しながら相も変わらず魂の話。
手料理を目の前に感謝は絶える事なく、有難味はいつだって実感しながら明け方まで笑い合う。
’09.11.6(金)
BGMはマッドネス、目覚めれば呑みかけのままの缶ビールに手を伸ばし一口啜り、そして踊る。
ラップがかけてある手料理を口にすれば喜びと切なさが同時に込み上げてくる有り様。
そこで俺はロードバイク跨り街へと繰り出しモヒカン野郎の誕生日プレゼントを探る。
遊び過ぎた気分で早い内から勝手に眠りにつき、魂のレッド・ウィークは静かに幕を下ろす。
’09.11.7(土)
「貴様みたいなモンはいつ栓抜きが必要な場面に出くわすか分からん筈だぜ」
そんな訳でロマンのたっぷり染み込んでいるであろうデッドストック栓抜きをモヒカン野郎に手渡す。
今日は貴様の誕生日、肩を叩いて喜び、ゴキゲンな一日を過ごしていた矢先、いつだって歯車は突然狂い出す。
巧みに立ち回る術など知らない、知りたくもない。
巧みに立ち回っているフリをして、平然とカゲでごちゃごちゃとヌカすイカサマ野郎が断固許せない、許さない。
そんなのやらない、出来ない、柄じゃない。
感情抑え切れず無意識の内に暴言を吐き、思いもよらず窮地に追い込まれる。
その瞬間だけが全てで、後の事も先の事も考えられない。
そして結果、悪いのは俺だろう。
何日か前に誰かが言ってたぜ、
「どこに地雷があるか分からない」
「点火が早過ぎる」
きっと気難しい奴だと思われているかも知れない。
近寄り難い輩だと思われているかも知れない。
そして俺は、正々堂々と勝負も出来ず、勝手な話題を振り撒くだけの輩には近寄らない、近寄らせない。
バランスは保たれているかも知れない。
チンピラ、不良、ヤクザ、色々あるが俺はただ自らの心に嘘をつきたくないだけのあん畜生。
ところがどっこいすっとこどっこい、そんなモノは今や必要とされない、必要なのは血の通ってないロボット人間だろう。
何でも真面目に取り組んだら馬鹿を見るのはこの俺だけだ。
それを「不良」と呼ぶなら俺はどうしようもないワルとなり、嫌われ者と厄介者の荒波を永遠に泳ぎ続けてやろう。
口先と外見だけが立派なだけのインチキ星居住者には今すぐにでも得意の左ストレートを飛ばしかねない。
俺は凧が高く舞い揚がったら笑いたいだけの男で、仲間の誕生日を心から祝いたいだけの男だ。
その仲間がもしも「お前なんかに祝われる筋合いはないぜ」などと呟けば俺はただただ傷付き涙を流すだけの男だ。
とにかくこれでクビになったら、俺はあまりに「らしい」終わり方になるかも知れない。
むしろ、半分はそれを望んでいるのかも知れない。
正しさってどういう意味だ、しょうもない。
俺はいつだって本気だ、そうそう、ボクシングの相手を倒すその瞬間もだ。
ヘイベイビー、狂乱のハッピーバースディを贈るぜ。
October 29, 2009
ボロのバラード
見切り発車は俺の癖、
良い癖、悪い癖、
頭を通す前に口が滑り出し、
発射されたら後はトぶだけ。
近頃は何ともうらぶれた気分、
元来、他人の言動、行動を理解出来ずにいるこの俺が、
自らの事を「理解しろ」などと吠えるなんて戯けた話なのか、
堂々巡りの果ての果て、
近頃は何ともやさぐれた気分、
懲りもせず怪しい道に迷い込んだ様相、
バットしかし、自らの本質を圧し殺す事で築き上げるひょっとこ同士の関係性、
こんな類いには一切の興味がないってんだからまったくもって話は決まった様なモノ、
ボロは後から出すより最初から出しておいた方が後々楽になるんだぜ。
オーイエー、浮いたり沈んだり繰り返す
口ずさむのは俺の唄、なるほど、唄えば良い。
前人未到の感覚人間このワタシ、相も変わらず髪の毛は伸び放題。
「必要なモノは何ですか?」などと問われたならば、それはヒップな旅だと声高に答えよう。
「ロマンチック」という名の曲、書いたのは早3年半程前だ、俺は変わってない。
人生ゲーム、八倍返しの旅へゴー。
良い癖、悪い癖、
頭を通す前に口が滑り出し、
発射されたら後はトぶだけ。
近頃は何ともうらぶれた気分、
元来、他人の言動、行動を理解出来ずにいるこの俺が、
自らの事を「理解しろ」などと吠えるなんて戯けた話なのか、
堂々巡りの果ての果て、
近頃は何ともやさぐれた気分、
懲りもせず怪しい道に迷い込んだ様相、
バットしかし、自らの本質を圧し殺す事で築き上げるひょっとこ同士の関係性、
こんな類いには一切の興味がないってんだからまったくもって話は決まった様なモノ、
ボロは後から出すより最初から出しておいた方が後々楽になるんだぜ。
オーイエー、浮いたり沈んだり繰り返す
口ずさむのは俺の唄、なるほど、唄えば良い。
前人未到の感覚人間このワタシ、相も変わらず髪の毛は伸び放題。
「必要なモノは何ですか?」などと問われたならば、それはヒップな旅だと声高に答えよう。
「ロマンチック」という名の曲、書いたのは早3年半程前だ、俺は変わってない。
人生ゲーム、八倍返しの旅へゴー。
October 05, 2009
魂の解放区
素晴らしい出来事と最低卑劣な出来事は常に隣り合わせで共存している。
そして俺は素晴らしい出来事を最低卑劣な出来事よりも多く書き綴りたい。
先日、粋な男女と共に一時間の休憩時間を過ごす。
モッズからニューヨーク、ガレージからブコウスキー、ヌーヴェルバーグからエッシャー、
美術館からドキュメンタリー映画、シュルレアリスムから喫茶店、
話は四方八方、縦横無尽に転がり続け、
「こんなモン一時間ではとても足りんがな」などと考え、焦りにも似た気持ちで喋り続けていた。
すなわち、俺は自らの思想を伝えたいだけのあん畜生、
分かってくれと知ってくれの共存、俺は執念と狂気を持ち合わせている。
そしていつからか満面の笑みと哀愁のしかめっ面、両極端の面を同居させる様になった。
歳を重ねる事と丸くなる事が必ずしも比例するなんて俺には到底思えない。
そうなる時は自然とそうなるんだろう。
誰かが言ったぜ、
「眉間に皺の跡がついてるね」
それと同様、
「笑い皺が消えないね」
とも言われて然るべきだ。残念ながら生きとるさかい。
顔は全てを表すだろう、嘘はつけない。
夜には下北沢という街でシオンを観た。
執念と狂気の表情で男は唄い、俺はパールライトのおっさんの仕草やら笑顔を終始思い浮かべながら胸を締め付けられていた。
昨晩、今村竜也氏と二人だけのパーティに興じる。
仕事を終え、電話を入れたその瞬間からパーティは始まっていた。
俺達は電話越しにコールセンターの凶悪クレームという名目の元、自然の流れでふざけ合っていた。
「おい貴様、とにかく50分後に来い!」
「かしこまりました。ギターなんぞをお持ちしてもよろしいのでしょうか?」
「おー貴様、好きにしろ。情熱も忘れずに持って来いよ」
俺は渋谷駅の喫煙所付近で、8分12秒に亘りこんなやり取りを楽しんでいた。
そんな訳で男は天国に一番近い場所へとやって来た。
ビールを呑み、日本一の唐揚げと肉団子を平らげ、世の中のほとんどの人間が知らんとされる名曲を次々と唄い、煙草を吹かしながら笑い転げていた。
外は雨、パールライトのおっさんは数え切れない愛情達と共に天国行き。
俺がいつか死んだら呆れた調子で「こんなガラクタばっか残しやがってふざけんなよ」と笑ってくれ。
棺桶の中に宝物を詰めて俺はヴィニール盤の燃えカスと誇らしい魂達と共に天国行き。
October 01, 2009
September 20, 2009
くすぶる体温と平常のブルース
夜にはくるりのファーストレコードを、ヘッドフォンを駆使して沁み込ませていた。
そして真夜中にはギターを弾いて唄う、
【レッツ・ゲット・ロマン】が楽しみでしょうがないといった面持ちで。
まるで眠れずに、寝たと思えば16時15分起床。
シルバーウィークってどういう意味だ、ゴールデンウィークの同義語のつもりか?
ようやく気付いたぜ、どちらにしてもしょうもない、しょうもないぜ。
郷愁の37.4℃、何がなんだかまるで分からない有り様。
コロコロを買いに行かなくちゃ、
ジム・ジャームッシュ最新作を観に行かなくちゃ、
平常を気取らなくちゃ、
休まなくちゃ、
チャチャのリズムで踊らなくちゃ。
そして真夜中にはギターを弾いて唄う、
【レッツ・ゲット・ロマン】が楽しみでしょうがないといった面持ちで。
まるで眠れずに、寝たと思えば16時15分起床。
シルバーウィークってどういう意味だ、ゴールデンウィークの同義語のつもりか?
ようやく気付いたぜ、どちらにしてもしょうもない、しょうもないぜ。
郷愁の37.4℃、何がなんだかまるで分からない有り様。
コロコロを買いに行かなくちゃ、
ジム・ジャームッシュ最新作を観に行かなくちゃ、
平常を気取らなくちゃ、
休まなくちゃ、
チャチャのリズムで踊らなくちゃ。
September 19, 2009
体温と俺のブルース
真夜中、そして明け方には別世界との狭間で激しくうなされていた。
バットしかし、「助けてくれ」などとほざきながら、久方振りのそんな状況を楽しむ余裕はどうにか持ち合わせていた。
頭の具合が悪くなればなる程に言葉遊びは巧みになるとされる男このワタシ、
「あの時あの話をすれば・・・」
「あの話はもっとこう展開させれば・・・」
こんな事ばかりをいつだって考えてしまうが、それでも昨晩は素晴らしい夜だった。
ボーリング玉を投げ、的を射抜き、ビールを煽り、罵り合い、その倍笑い合いながらヒップな男女とおどけ続けていた。
ようやくここまできた。誰に何を合わせる訳でもなく俺は俺のままで築き続けてきた。
無論、まだまだ足りてないだろう。
バットしかし、まだまだ行けるだろうと安易に察する事さえ可能可能。
流されっぱなしの人生を送るしかない狂乱の八番煎じ野郎共にこの喜びは伝わらない。
俺はとにかく嬉しくて喜びに満ち溢れていた。
腹を割った話の一つも出来ない友達、そんな友達、初めから要らない。
そんなのは友達でも何でもない、そうそう、単なるなんちゃら星人だ。
理由ある反抗、意味ある遠回りならいくらでもし続けてやろう。
そして目覚めれば36.3℃、すなわち驚異の回復力&精神力の持主このワタシ、最新型インフルエンザとは断固無縁。
平常気取りで堂々の煙草を吹かし、街に繰り出せば古着屋を冷やかし、都会のオアシス「日高屋」にてなんちゃら定食を平らげる。
ところがどっこいすっとこどっこい、500mlビール二缶、2リットル水、1リットル牛乳、その他食材を両手に抱え込みルート・スゥイートホームを練り歩けば再び忍び寄る満身創痍、レコード漁りはまたの機会とし部屋に舞い戻ればおっとっと極まる37.1℃。
油断は許さず、平常気取りは執念のキープオン。
看病など要らない、万が一可愛い女の娘に優しくされたりでもしたら、
「なんや!こんな事ならもう一日寝込んどいたろかい!」
などと、甘えてしまいかねない。
生粋の甘えん坊精神を封じ込め、何かがくすぶっている夜、回るレコードはウェス・モンゴメリー。
幸いの二連休、全ては巧みに転がり続けている。
バットしかし、「助けてくれ」などとほざきながら、久方振りのそんな状況を楽しむ余裕はどうにか持ち合わせていた。
頭の具合が悪くなればなる程に言葉遊びは巧みになるとされる男このワタシ、
「あの時あの話をすれば・・・」
「あの話はもっとこう展開させれば・・・」
こんな事ばかりをいつだって考えてしまうが、それでも昨晩は素晴らしい夜だった。
ボーリング玉を投げ、的を射抜き、ビールを煽り、罵り合い、その倍笑い合いながらヒップな男女とおどけ続けていた。
ようやくここまできた。誰に何を合わせる訳でもなく俺は俺のままで築き続けてきた。
無論、まだまだ足りてないだろう。
バットしかし、まだまだ行けるだろうと安易に察する事さえ可能可能。
流されっぱなしの人生を送るしかない狂乱の八番煎じ野郎共にこの喜びは伝わらない。
俺はとにかく嬉しくて喜びに満ち溢れていた。
腹を割った話の一つも出来ない友達、そんな友達、初めから要らない。
そんなのは友達でも何でもない、そうそう、単なるなんちゃら星人だ。
理由ある反抗、意味ある遠回りならいくらでもし続けてやろう。
そして目覚めれば36.3℃、すなわち驚異の回復力&精神力の持主このワタシ、最新型インフルエンザとは断固無縁。
平常気取りで堂々の煙草を吹かし、街に繰り出せば古着屋を冷やかし、都会のオアシス「日高屋」にてなんちゃら定食を平らげる。
ところがどっこいすっとこどっこい、500mlビール二缶、2リットル水、1リットル牛乳、その他食材を両手に抱え込みルート・スゥイートホームを練り歩けば再び忍び寄る満身創痍、レコード漁りはまたの機会とし部屋に舞い戻ればおっとっと極まる37.1℃。
油断は許さず、平常気取りは執念のキープオン。
看病など要らない、万が一可愛い女の娘に優しくされたりでもしたら、
「なんや!こんな事ならもう一日寝込んどいたろかい!」
などと、甘えてしまいかねない。
生粋の甘えん坊精神を封じ込め、何かがくすぶっている夜、回るレコードはウェス・モンゴメリー。
幸いの二連休、全ては巧みに転がり続けている。
September 17, 2009
今日の夢は今日語ろう
哀愁の「マスク着用命令」再び。「郷に入れば郷に従え」、意外にも嫌いなことわざではない。バットしかし、具合はご多分に漏れず悪くなり即座の拒否反応、おとなしくってどういう意味だ、しょうもない。
そんな訳で俺はといえば再度の発熱症状、500ml缶ビールを流し込み、そして発熱薬に頼ってしまう体たらく。
明日は持ち前のいてまえ精神を駆使して懲りもせずボーリング玉を転がす事だろう。
誰かが言ったぜ、「今は昭和40年代じゃないんだぜ」。
俺は歳を重ねる事と丸くなる事が必ずしも比例する事柄ではないと唱え続けている。時代は変わったのか、ならば古き良き時代に80000Vのスポットライトを。
回りに理解を共有出来る仲間がいる奇跡に俺は誰よりも誇りを持っている。
そんな訳で俺はといえば再度の発熱症状、500ml缶ビールを流し込み、そして発熱薬に頼ってしまう体たらく。
明日は持ち前のいてまえ精神を駆使して懲りもせずボーリング玉を転がす事だろう。
誰かが言ったぜ、「今は昭和40年代じゃないんだぜ」。
俺は歳を重ねる事と丸くなる事が必ずしも比例する事柄ではないと唱え続けている。時代は変わったのか、ならば古き良き時代に80000Vのスポットライトを。
回りに理解を共有出来る仲間がいる奇跡に俺は誰よりも誇りを持っている。
July 31, 2009
センチメンタリズムのリズム感
先日命を落とした、かの有名な女性ロッカー&DJの追悼番組を観る。
先日命を落とした、かの有名なロックンロールバンドのギタリストを偲んで、そのバンドのボーカリストだった男がフジロックのステージにて、「今日のライヴを大親友だったギタリストに捧げます」と叫んだ映像を観る。
それはとてもセンチメンタリズム溢れる映像で、俺はいつ、一体どんな死に方をするのかと、そんな事柄を毎日の様に考えている。変な死に方はしたくもない。「あいつは絶対に良い死に方せんで」などと思われる様な恥ずかしい行い、行動だけは避けたい。そう思わざるをえん様な気が狂ってしまった筋違いヘビーシック野郎を俺は数え切れん程にこの目で見てきた。それは見たくもない光景だったが、俺は残念ながら数え切れん程に見てきた。俺はただ自分の心に忠実でいたいだけのあん畜生。
本日、頭の上がらん仕事場のボスが俺に言った、
「平たくいえばお前は問題児だ」
ボスは笑っていたが俺はその倍、高らかに笑っていた。俺はやるべき事を今まで以上にやる為に金髪へと変貌した。俺が問題児なら世の中はもはや問題児だらけだろう。
俺は俺の限られた自由の中で死ぬまで生きたい。そんな訳で本日も激しく揺れ動いている。
ハイカラウイスキー「CUTTY SARK」は早くも空瓶、BGMはジーン・ヴィンセントからチェット・ベイカー、俺はヴィニール盤の燃えカスと共に天国行き。
俺がいつか死んだら、君にも貴様にも貴方にもお前にも合掌くらいはしてほしい次第。
先日命を落とした、かの有名なロックンロールバンドのギタリストを偲んで、そのバンドのボーカリストだった男がフジロックのステージにて、「今日のライヴを大親友だったギタリストに捧げます」と叫んだ映像を観る。
それはとてもセンチメンタリズム溢れる映像で、俺はいつ、一体どんな死に方をするのかと、そんな事柄を毎日の様に考えている。変な死に方はしたくもない。「あいつは絶対に良い死に方せんで」などと思われる様な恥ずかしい行い、行動だけは避けたい。そう思わざるをえん様な気が狂ってしまった筋違いヘビーシック野郎を俺は数え切れん程にこの目で見てきた。それは見たくもない光景だったが、俺は残念ながら数え切れん程に見てきた。俺はただ自分の心に忠実でいたいだけのあん畜生。
本日、頭の上がらん仕事場のボスが俺に言った、
「平たくいえばお前は問題児だ」
ボスは笑っていたが俺はその倍、高らかに笑っていた。俺はやるべき事を今まで以上にやる為に金髪へと変貌した。俺が問題児なら世の中はもはや問題児だらけだろう。
俺は俺の限られた自由の中で死ぬまで生きたい。そんな訳で本日も激しく揺れ動いている。
ハイカラウイスキー「CUTTY SARK」は早くも空瓶、BGMはジーン・ヴィンセントからチェット・ベイカー、俺はヴィニール盤の燃えカスと共に天国行き。
俺がいつか死んだら、君にも貴様にも貴方にもお前にも合掌くらいはしてほしい次第。
July 22, 2009
大逆転劇で獲得する本物のロマン
男達と笑い合っている。
女達と笑い合っている。
申し分ない、申し分ない。
充分な幸せを、質の高い幸せを。
陰で何を言われようと言われまいと、
陰で何をやられようとやられまいと、
どうでも良いぜそんな事柄。
俺は自由で、俺が自由だ。
拳を突き上げて華麗なる八倍返しの旅、
ワンランク上のギャンブルに興じてみるのも良い。
スナック感覚を愛している、
質の高いスナック感覚を。
金髪も捨てたモンじゃない。
そうそう、こんな季節もあって良い。
誰に何を言われようと言われまいと良い、今はこれで良い。
俺は新品で、俺が新品だ。
バットしかし、遅刻は禁物、
「あの金髪野郎、また遅刻か!」
これは恥ずかしい、モスト恥ずかしい。
ハードルを勝手に二段程上げて、俺はやるべき事を必要以上にやらんといかんのだ。
追い込まれ追い込まれた後の土壇場大逆転劇、愛している。
狂おしく愛している。
これすなわち、夏の甲子園にて頻繁に見られる光景。
おー、武者震いは止まらない。
P.S
幸せな気分で帰宅後、アベフトシ氏の訃報に驚愕。
俺は確かにご多分に漏れず、いつか再結成を望んでいた男の一人だろう。
夢は絶たれ、何が起こるか分かったモンじゃない感は倍増。
日々は続く、ライフゴーズオン、はたまたオンザロード。
ロックを聴いて眠ろう。
女達と笑い合っている。
申し分ない、申し分ない。
充分な幸せを、質の高い幸せを。
陰で何を言われようと言われまいと、
陰で何をやられようとやられまいと、
どうでも良いぜそんな事柄。
俺は自由で、俺が自由だ。
拳を突き上げて華麗なる八倍返しの旅、
ワンランク上のギャンブルに興じてみるのも良い。
スナック感覚を愛している、
質の高いスナック感覚を。
金髪も捨てたモンじゃない。
そうそう、こんな季節もあって良い。
誰に何を言われようと言われまいと良い、今はこれで良い。
俺は新品で、俺が新品だ。
バットしかし、遅刻は禁物、
「あの金髪野郎、また遅刻か!」
これは恥ずかしい、モスト恥ずかしい。
ハードルを勝手に二段程上げて、俺はやるべき事を必要以上にやらんといかんのだ。
追い込まれ追い込まれた後の土壇場大逆転劇、愛している。
狂おしく愛している。
これすなわち、夏の甲子園にて頻繁に見られる光景。
おー、武者震いは止まらない。
P.S
幸せな気分で帰宅後、アベフトシ氏の訃報に驚愕。
俺は確かにご多分に漏れず、いつか再結成を望んでいた男の一人だろう。
夢は絶たれ、何が起こるか分かったモンじゃない感は倍増。
日々は続く、ライフゴーズオン、はたまたオンザロード。
ロックを聴いて眠ろう。
July 10, 2009
サブタレニアン・ホーム・シック・ブルース
お金にモノ言わせる事で自分を保とうとする頭空っぽヘビーシック野郎を心から軽蔑している様に、立場だけを利用してのさばり続けるどうしようもないロボット野郎には閉口している。
ぶつかりながらも最後には握手を交わす感覚、俺は愛している。19歳のチンピラが正しく、52歳のおっさんが間違っている事柄などこの世には腐る程にあるだろう。年齢差などまるで重要じゃない。重要なのは育ちと周りの環境、そして俺は残念ながら恥ずかしい生き方をしているとも思ってない。俺はいつだって本気だ、そう、野菜たっぷりタンメンを平らげるその瞬間もだ。
本日、別室通され一時間半のミーティング、俺は吐き出すべき事を吐き出す。引きずりおろしてやるぜ、吐き出す。声は自然と大きくもなるが、俺は気が狂っている訳でも何でもない、ただただ正常な人間だ。
ところでどこのどいつがどうでも良い輩の戯言を一時間半も聞き続けられるのか。確かに確かに、俺は今後もやるべき事をやるだろう。
単純明快、時に大馬鹿野郎人間このワタシ、俺をもっと褒めろ、バットしかし、上辺だけで褒めるのは止めろ、ボロが出るぞ、全て真剣勝負だ、期待されたなら全てを八倍返し、無論、良い意味で期待を裏切る事になるだろう、単純明快、時に大馬鹿野郎人間このワタシ。
仕事を終えれば、ヒートアップしたが故に二時間近く待たせてしまった恐縮極まりない表情携えて、執念のブルース野郎・オグリ昌也氏とビリヤードに興じる。
全てを忘れて一つの玉に全神経を注ぎ込む感覚、それは紛れもなくロマンに溢れているといえる。それ、ボーリングのピン然り。そんなゲームが好きだ、そして俺はいつだって本気だ、そう、怒りを笑いに変えるその瞬間もだ。エイトボールやらナインボールやら、専門用語などいつだって度外視し、ルールを探り探り思い出しながら、俺達はまるで別人の様にヘラヘラと笑いながら玉突きに興じる。
部屋に戻れば東京に戻ってきて初めて、一ヶ月振りにお母さんに電話を入れる。
仕事の話などするでもないのにお母さんが呟く、
「アンタみたいなモンが何故仕事をクビにならんのか」
「その自信は一体どこからくる?」
「調子に乗ったらまたいつか痛い目見る事になるのに」
おー、ヒップとウィット、ダブルで極めた御意見。
バットしかし、風貌は変わってしまったか知らんが中身はさほど変わってもない。
昔の写真を並べてみる 面影はなくなってしまったわ
昔の写真と今の写真を並べてトランプのゲームでもしたならさぞかし面白いかも知れないわ
ご多分に漏れず俺が唄う。やるべき事をただただやり続けろ。そう、文句を言われる筋合いがない程にだ。
「今後の予定は?」
問われて答える、
「甲子園やがな」
ハナで笑って「信じられません」、お母さんは呟いている。俺達は罵り合いながら確かに認め合っている。
「世界ドンクサ選手権」に出場する時、それは俺が消えてなくなる時で充分だろう。
「まぁ、美術館にでもいってくるわ」
「そんな人間的なところもあるんやもんな」
俺は人間だ、ロボットの様な人間じゃない、ただの人間だ。怒る時には怒り、謝る時には謝り続けるだろう。
電話の切り際、お母さんが言ったぜ、
「せいぜい失業しません様に」
はっきり書こう、俺はこんな女の子と付き合いたい。罵り合いながら認め合い、そして愛し合いたい。
さて、一つだけ女の子に聞いておきたい事がある、
「御飯粒は今も残さず食べているかい?」
それなら俺は幸せだ。日々は続く。
June 25, 2009
生きる偉人の言葉を借りてさようなら
俺はどうやら、手の内を明かし過ぎてしまった。曝け出し過ぎてしまった。
矛盾に矛盾を積み重ねて俺は存在してしまっている。「男に二言はある」と化してしまった戯け人間このワタシ、暫らくこちらへ書く事は控えた方が良いと悟る。
いや、書く事自体を止める必要などどこにもない。何も書く事がなくなった時、それは「死」さえ連想させる。俺には書く事など腐る程にある。「何も書く事がない」と嘆く輩を俺は心底軽蔑している。「何も書く事がない」という事実をヒップな文面で書き綴る事が出来ればただそれだけで読物とはいとも簡単に完成する。そして今の俺にはノートブックと鉛筆一本あれば良い。こんなところにすったもんだほれたはれたを書き綴るその前に、戯けた気分を全て詩の中に収めてしまいたいと相成る。
詩は良い、自分の胸の内を真っ正面から書き殴り、それがアカの他人に受け入れられたりする事もある。何なら自分の胸の内をさも誰かの出来事の様に仕上げてしまう事だって可能だ。この世に「詩」という名のアナログが存在して良かったと思う。それはどんなハイカラデジタル機器でも成し得ん事だ。だから詩は、表現する事は何よりも素晴らしい。
バットしかしもしも明日、心から胸踊る出来事と出くわしたなら、俺は吹けもせん口笛を吹く素振りでもしながらこちらに、文面さえも躍り出しそうな過剰な物語を堂々と書き綴ってしまうかも知れない。
何もかもが曖昧だ。仕事を終え、書き、ウイスキーを煽って眠るだけ。冷房機器の寒さにだって怯え、勝てず、理解出来ず、そして今日も怒りに満ちている。
俺は酔っていた。無論、ウイスキーにではない、結果、自分自身に酔い過ぎていたのだ。
それはとても重要な事ではある。意識するまでもない、ご多分に漏れず世の中の狂った仕組みにすっぽりと納まり、ええ加減に渡り歩くなんて真っ平御免、二億円貰っても無理なモンは無理だと、こう言える程の強さだってほしい。
ある奴とは袂を分かち ある奴はこの世から消え去り
ある奴は一人旅に出て 誰もが同じ漂白の日々
新しい煩わしさや あらすじ通りの日々や
あきらめの色 哀しみの色 すべて塗りつぶしてしまおう
天才的にエクスキューズ 白旗ならいくらでもあげよう
生きる偉人の言葉を借りてさようなら。
コメントをくれた何人かの男達に俺は深く感謝している。きっとどこかで会ってもそんな事は口にはせんだろう、バットしかし、深く感謝している。
優しさってどういう意味、誰かが何かと闘い苦しむ時、サラッと声をかけれる男の事、打って変わって黙って見守る男も断じてクールと呼べる。
俺は甘えていた、頼っていた、自分にはないモノにすがっていた。
「お前にそんな覚悟があるんか」、俺は怒鳴った。
そしてそう、覚悟の一つも出来てなかったのはこの俺の方だったという冗談にもならん事実。
道は遠いが強引にもオーケー、オールオーケー、
俺だけの言葉を携えて、三日後、一週間後、二ヵ月後、はたまた明日、俺は必ず戻ってくる。
レッツゴー・仙台、そしてニュー・オリンズ、夢は続く。
そして誰かはきっと思うだろう、「懲りもせずこの文章は酔っている」。
P.S
’09.7.14(火)
ライヴ アット 池袋トライ
18時開場/18時半開演/1000円(+1drink)
18:30~19:00/十条フォークジャンボリー
19:05~19:35/竹内英輔
19:40~20:10/スズキタクヤ
20:15~20:45/松島英生
20:50~21:20/Loach
21:25~21:55/川田福志
22:00~22:30/高哲典
お母さんは65歳最後の日、俺はとびきりの詩を唄うだけ、ただそれだけ。
きっとこの日は「胸踊る出来事」として深く刻まれるだろう。
矛盾に矛盾を積み重ねて俺は存在してしまっている。「男に二言はある」と化してしまった戯け人間このワタシ、暫らくこちらへ書く事は控えた方が良いと悟る。
いや、書く事自体を止める必要などどこにもない。何も書く事がなくなった時、それは「死」さえ連想させる。俺には書く事など腐る程にある。「何も書く事がない」と嘆く輩を俺は心底軽蔑している。「何も書く事がない」という事実をヒップな文面で書き綴る事が出来ればただそれだけで読物とはいとも簡単に完成する。そして今の俺にはノートブックと鉛筆一本あれば良い。こんなところにすったもんだほれたはれたを書き綴るその前に、戯けた気分を全て詩の中に収めてしまいたいと相成る。
詩は良い、自分の胸の内を真っ正面から書き殴り、それがアカの他人に受け入れられたりする事もある。何なら自分の胸の内をさも誰かの出来事の様に仕上げてしまう事だって可能だ。この世に「詩」という名のアナログが存在して良かったと思う。それはどんなハイカラデジタル機器でも成し得ん事だ。だから詩は、表現する事は何よりも素晴らしい。
バットしかしもしも明日、心から胸踊る出来事と出くわしたなら、俺は吹けもせん口笛を吹く素振りでもしながらこちらに、文面さえも躍り出しそうな過剰な物語を堂々と書き綴ってしまうかも知れない。
何もかもが曖昧だ。仕事を終え、書き、ウイスキーを煽って眠るだけ。冷房機器の寒さにだって怯え、勝てず、理解出来ず、そして今日も怒りに満ちている。
俺は酔っていた。無論、ウイスキーにではない、結果、自分自身に酔い過ぎていたのだ。
それはとても重要な事ではある。意識するまでもない、ご多分に漏れず世の中の狂った仕組みにすっぽりと納まり、ええ加減に渡り歩くなんて真っ平御免、二億円貰っても無理なモンは無理だと、こう言える程の強さだってほしい。
ある奴とは袂を分かち ある奴はこの世から消え去り
ある奴は一人旅に出て 誰もが同じ漂白の日々
新しい煩わしさや あらすじ通りの日々や
あきらめの色 哀しみの色 すべて塗りつぶしてしまおう
天才的にエクスキューズ 白旗ならいくらでもあげよう
生きる偉人の言葉を借りてさようなら。
コメントをくれた何人かの男達に俺は深く感謝している。きっとどこかで会ってもそんな事は口にはせんだろう、バットしかし、深く感謝している。
優しさってどういう意味、誰かが何かと闘い苦しむ時、サラッと声をかけれる男の事、打って変わって黙って見守る男も断じてクールと呼べる。
俺は甘えていた、頼っていた、自分にはないモノにすがっていた。
「お前にそんな覚悟があるんか」、俺は怒鳴った。
そしてそう、覚悟の一つも出来てなかったのはこの俺の方だったという冗談にもならん事実。
道は遠いが強引にもオーケー、オールオーケー、
俺だけの言葉を携えて、三日後、一週間後、二ヵ月後、はたまた明日、俺は必ず戻ってくる。
レッツゴー・仙台、そしてニュー・オリンズ、夢は続く。
そして誰かはきっと思うだろう、「懲りもせずこの文章は酔っている」。
P.S
’09.7.14(火)
ライヴ アット 池袋トライ
18時開場/18時半開演/1000円(+1drink)
18:30~19:00/十条フォークジャンボリー
19:05~19:35/竹内英輔
19:40~20:10/スズキタクヤ
20:15~20:45/松島英生
20:50~21:20/Loach
21:25~21:55/川田福志
22:00~22:30/高哲典
お母さんは65歳最後の日、俺はとびきりの詩を唄うだけ、ただそれだけ。
きっとこの日は「胸踊る出来事」として深く刻まれるだろう。
June 20, 2009
May 19, 2009
そうかそうか ’09
ところで昨晩、心底敬愛せずにはおれん男がまさか、突然の結婚を発表した。
本気か、思った。そうかそうか、思った。
飛び上がる程に驚き、こんな日が実際に来るのか、思った。
勝手な片思いを抱いて早20年弱、一部では「目も当てられん嫌われ者」として名を馳せるあの男の中の男が好きだ。
「好き」の一言で片付けられる様な類いでもない、何たって男の中の男だ。
何かをやろうとすれば、自分の思考を貫けば、必ず何一つ出来ん輩が邪魔をするだろう。
高い物でしか自分を飾る事が出来ず必死に外見は誤魔化すも可哀想に中身は空っぽ、
ありふれたブランド物に身を包んでお金にモノを言わす事しか能は無し、そんな輩が邪魔をするだろう。
俺はもはや、もっともっと嫌われて然るべき人間になりたい。誰からも偏見なく好かれる人間などこっちから願い下げだ。おっと、もう充分に嫌われとるかも知らん、可哀想なのは貴様の方だぜと罵られるかも知らん。
ハロー、交わる事のない人達!
かかって来い、うっちゃりしてあげるさかい。
休憩中には昭和の香り漂うモノホン喫茶店駆け込み、ドライカレーが届くまでの間にスポーツ新聞を読み漁る。
そうかそうか、思う。
仕事を終え、どうにも寄り道したい、すなわちあまりに珍しい気分で以前働いたバーに久方振りに出向けば瓶ビール二本でヘベレケ。
ベッドに倒れ込みとっとと眠りにつくが、忌野清志郎追悼番組を見逃した後、中途半端な時間に目が覚めて現在。
そうかそうか、たっぷりと眠るには残念ながらアルコール度数が足りんらしい。
ヘイヘイDJ、俺に一曲回してくれ、
中島みゆきで「NOBODY IS RIGHT」。
本気か、思った。そうかそうか、思った。
飛び上がる程に驚き、こんな日が実際に来るのか、思った。
勝手な片思いを抱いて早20年弱、一部では「目も当てられん嫌われ者」として名を馳せるあの男の中の男が好きだ。
「好き」の一言で片付けられる様な類いでもない、何たって男の中の男だ。
何かをやろうとすれば、自分の思考を貫けば、必ず何一つ出来ん輩が邪魔をするだろう。
高い物でしか自分を飾る事が出来ず必死に外見は誤魔化すも可哀想に中身は空っぽ、
ありふれたブランド物に身を包んでお金にモノを言わす事しか能は無し、そんな輩が邪魔をするだろう。
俺はもはや、もっともっと嫌われて然るべき人間になりたい。誰からも偏見なく好かれる人間などこっちから願い下げだ。おっと、もう充分に嫌われとるかも知らん、可哀想なのは貴様の方だぜと罵られるかも知らん。
ハロー、交わる事のない人達!
かかって来い、うっちゃりしてあげるさかい。
休憩中には昭和の香り漂うモノホン喫茶店駆け込み、ドライカレーが届くまでの間にスポーツ新聞を読み漁る。
そうかそうか、思う。
仕事を終え、どうにも寄り道したい、すなわちあまりに珍しい気分で以前働いたバーに久方振りに出向けば瓶ビール二本でヘベレケ。
ベッドに倒れ込みとっとと眠りにつくが、忌野清志郎追悼番組を見逃した後、中途半端な時間に目が覚めて現在。
そうかそうか、たっぷりと眠るには残念ながらアルコール度数が足りんらしい。
ヘイヘイDJ、俺に一曲回してくれ、
中島みゆきで「NOBODY IS RIGHT」。
May 09, 2009
こんなもんじゃない
俺はちゃっかり8時23分には起き上がり、久方振りに晴れ渡った空を眺めて洗濯機を何度も回す。
パンツはいつだってギリギリだ。いや、時には二日連続で穿いたりする。それは今日だ。
すなわち、ギリギリではなくアウトかも知らん。
東京に出て来た当初、俺は同じパンツを一ヶ月間穿いて過ごした。
無論、換えのパンツはあったが、何というか、記憶に残る事をやらかしかったのだ。
そしてどうだ、記憶と経験は今やしっかりと、少なくとも俺の中には存在し続ける。
こんな思考は、特に女の子からは避けられて然るべきかも知らん。
バットしかし、そんな事はどうだって良い、面白がってくれればそれで良い、迷惑をかけず笑えれば良い。
誰かに従うなんて真っ平御免だ、ただただやり続ければ良い。
BGMはRCサクセションから真島昌利、そしてタイマーズ、右手には本日もアメリカンドッグ、Tシャツは「CHESS RECORDS」、そうか、俺はあの日、勢い余って手に入れたのだ。
そういえば昨日、
’09.5.12(火)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー
18:30開場/19:00開演/2000円
w/佐々木たかやす/大森一樹(The Retro Fish)伊藤里奈(Lighter190E)
こちらが急遽決定、仕事を終えたその一時間後には一曲目を唄い出す寸法。
俺は以前、この場所で働いた事実にも今やとても感謝している。
待っとけボス、もうすぐ挨拶に行くぜ。
この天気は紛れもなくアンタの仕業だろ。
パンツはいつだってギリギリだ。いや、時には二日連続で穿いたりする。それは今日だ。
すなわち、ギリギリではなくアウトかも知らん。
東京に出て来た当初、俺は同じパンツを一ヶ月間穿いて過ごした。
無論、換えのパンツはあったが、何というか、記憶に残る事をやらかしかったのだ。
そしてどうだ、記憶と経験は今やしっかりと、少なくとも俺の中には存在し続ける。
こんな思考は、特に女の子からは避けられて然るべきかも知らん。
バットしかし、そんな事はどうだって良い、面白がってくれればそれで良い、迷惑をかけず笑えれば良い。
誰かに従うなんて真っ平御免だ、ただただやり続ければ良い。
BGMはRCサクセションから真島昌利、そしてタイマーズ、右手には本日もアメリカンドッグ、Tシャツは「CHESS RECORDS」、そうか、俺はあの日、勢い余って手に入れたのだ。
そういえば昨日、
’09.5.12(火)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー
18:30開場/19:00開演/2000円
w/佐々木たかやす/大森一樹(The Retro Fish)伊藤里奈(Lighter190E)
こちらが急遽決定、仕事を終えたその一時間後には一曲目を唄い出す寸法。
俺は以前、この場所で働いた事実にも今やとても感謝している。
待っとけボス、もうすぐ挨拶に行くぜ。
この天気は紛れもなくアンタの仕業だろ。
April 07, 2009
さらば愛の光
本日もたっぷりと十時間、一見ふざけた様な格好でPCデスク前にへばりつく。
いくらふざけた様な格好でも中身は至って真面目だ。その点、勘違いなどしてほしくもない。
近頃、めっきりと本を読む気が起きん様になってしまったのは、仕事場において充分過ぎる程に文章を読んどるからに他ならん事に最近気付いた。
明日は新宿ロフトにおいて「ロックンロール・ジプシーズ」とデイジーバーの我らがオーナー率いる「briar」のウィットに富んだ組み合わせが実現、俺はといえばご多分に漏れずこの目にしっかりと焼き付ける必要がある。
このオーナーには何かとお世話になりっぱなしで、もはや俺を理解してくれる心の支えの中心人物の一人だといえる。それはとてもありがたい。そして明日の新宿ロフトには様々な音楽仲間が集まるだろう。
さて、
’09.5.3(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/グッド・フィーリング」
アット 下北沢ラグーナ
高哲典/さよなら食堂/アベユウジ/仁音屋/夕焼七輪
18時半開場/19時開演/1000円(+1drink)
こちらはデイジーバー一階に堂々と鎮座する下北沢ラグーナにて繰り広げられる俺の一大スペシャル企画。
あの大事故から丸十八年が経過するこの日、俺はこの場所において粋な男達と大いにがなりまくる事が出来る。
BGMは加川良、素晴らし過ぎる。
いくらふざけた様な格好でも中身は至って真面目だ。その点、勘違いなどしてほしくもない。
近頃、めっきりと本を読む気が起きん様になってしまったのは、仕事場において充分過ぎる程に文章を読んどるからに他ならん事に最近気付いた。
明日は新宿ロフトにおいて「ロックンロール・ジプシーズ」とデイジーバーの我らがオーナー率いる「briar」のウィットに富んだ組み合わせが実現、俺はといえばご多分に漏れずこの目にしっかりと焼き付ける必要がある。
このオーナーには何かとお世話になりっぱなしで、もはや俺を理解してくれる心の支えの中心人物の一人だといえる。それはとてもありがたい。そして明日の新宿ロフトには様々な音楽仲間が集まるだろう。
さて、
’09.5.3(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/グッド・フィーリング」
アット 下北沢ラグーナ
高哲典/さよなら食堂/アベユウジ/仁音屋/夕焼七輪
18時半開場/19時開演/1000円(+1drink)
こちらはデイジーバー一階に堂々と鎮座する下北沢ラグーナにて繰り広げられる俺の一大スペシャル企画。
あの大事故から丸十八年が経過するこの日、俺はこの場所において粋な男達と大いにがなりまくる事が出来る。
BGMは加川良、素晴らし過ぎる。
March 20, 2009
March 19, 2009
酒呑みではない
昨晩は呑んだ。サクっと呑んで、シオンの昔のDVDを観ながら勝手に眠りに就いた。
いつもの二倍呑んで寝たー
十条フォークジャンボリーが唄う。あの唄、またいつか俺の為だけに唄ってくれよ。
俺は酒呑みではない。こんなもン雰囲気一発だ。俺は「コーヒー飲み」でありたい。
BGMは野村麻紀、昨日手に入れた一枚。なるほど、粋とはこういう事やねといった案配。
そして俺は今夜も呑む、お酒に頼るわけではない、ただただ煽るのだ。
勢い任せに発表しよう、
’09.5.3(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/グッド・フィーリング」
アット 下北沢ラグーナ
18時半開場/19時開演/1000円(+1drink)
高哲典/さよなら食堂 etc...
5月3日、この日、俺は意識不明の大事故を起こしてから数えて丸18年を迎える。
すなわち生まれ変わった日と捉える。
ハローお母さん、俺は生きとるぜ。
ハローお姉ちゃん、俺は演るぜ。
毎年強く思う、
「あれから何年後かにこんな所でこんな事しとるとわな」
よってこれは一大企画だ。値段は俺の我儘でギリギリまで下げてもらった。
オーナーが言った、
「お前の最高のロックを見せてやれ」
オーケー、オールオーケー、期待されたら期待を上回るのが俺の特技だ。
ストレートに書こう、絶対に観に来てほしい。
松本人志第二回監督作品「しんぼる」は今秋公開、
秋頃、俺は一体どうなっとるだろうか。
おかわりをくれ、クイっと呑み干すさかい。
バットしかし、俺は酒呑みではない。
March 18, 2009
どうしようもない寂しさに包まれながらゴー
何故生きる勇気もない奴に死ぬ勇気があるのか。何故死ぬ勇気がある奴に生きる勇気がないのか。俺にはそれが不思議でしょうがない、七不思議にも程がある。ところがどっこいすっとこどっこい、こんな俺だって矛盾した言動、行動を繰り返す。怒鳴ったり嘆いたりを繰り返す。
昨日もロードバイクで仕事場に出向いた。俺は稼ぐぜと毎日残業に精を出し、複雑極まる胸中ぶらさげたままルート246を突っ走る。最近つるんでばかりの相棒と茶沢通りバーミヤンで待ち合わせ、香港行きに思いを馳せる。その後、勢い任せに、長年夢に見続けた、目の前に堂々と鎮座する「Jazz haus POSY」へ7年越しで遂に足を踏み込む。コーヒー一杯とマイルスディヴィス「COOKIN’」を沁み込ませながら、レコード屋のロマン、音楽、女の子、すなわち人生をカウンターで語り合う。「POSY」だって何処だって、俺はアイツを連れて行く予定だった。
本日、17時まで眠り続け、バーでは外国人二人組に絡まれたがそんな事は大した問題じゃない。
夜の何気ない話相手、トランプを配る相手、名も知らん様な人達のライヴ観賞、誰も知らん様な画家の絵に冒険心を抱えて出向くパートナー、真夜中のカルトムービー観賞。
好き放題、やりたい放題やってきた。行きたいところに出向いてきた。これからもそれは変わらんだろう。バットしかし、一人から二人へ、そしてまた実際に一人に戻った今、とてつもない寂しさに包まれる。
荷物は消え鍵は俺の元に、ぬいぐるみは消え心は離れ、美術館で出会って以来、二人の仲を緩和し続けたぬいぐるみ、羊のスミスが「矛盾は永遠のテーマだね」と頭の中で笑う。
眠るのは止めだ、なんたって17時まで眠り続けた。明日は久方振りの休みだ、バットしかし、近頃は神聖であるべき休みも大して重要じゃない感もある。思考は昼夜を問わず、同じ思いを繰り返す。伝えたい事、教えてほしい事は数え切れん程に残ったままだ。
明日は適当な美術館に出向こう。古着屋に行こう。アイリッシュ・ウイスキーを買おう。そして、ポーグスでも聴きながら呑もう。
誰かが言ったな、
「アンタはどこまでも人間臭いね」
おぉ、俺は人間だ。「機械の様な人間」じゃない、俺は生粋の人間だ。
孤独だったことなんかない
オレはオレが好きだ
オレの持てる最上の娯楽はオレなんだ
二、三杯飲ませてくれたら全世界をやっつけてやるぜ
やっつけたいんだ!
おぉ、ブコウスキー名文句がフラッシュバック。
俺は俺が好きだ。俺は俺が時に大好きで時に大嫌いだ。そう、俺は人間だ。
P.S オーナーが電話越しに言った、
「お前、浪速のジョー・辰吉にそっくりやな。図に乗るなよ、じゃあな」
誰かに似とると言われて喜べる程、俺は野暮でも椎茸野郎でもない。バットしかし、「ギラついた目」という点で言われるのならそれは喜べる事かも知らん。
たまにボクサーと間違われる事がある。俺はボクサーでも格闘家でもないが、いつまでもギラついた目のままでいたい。それは時に嫌われるだろう、はじかれるだろう。バットしかしそんな事はノープロブレム、それが怖くて人間などやってられるかと声を大にして叫び続けよう。
打って変わってエグザなんちゃらのメンバーっぽいと、ここ何ヶ月で二人から言われた。この件に関してはええ加減にしてくれと声を大にして叫び続けよう。
俺は俺で、俺は生粋の人間だ。
March 16, 2009
全部唄に変えようぜ ’09.3
’09.3.15(日)
いつもより五分早く部屋を出る。俺は稼ぎまくるぜなどと意気込んでみる。駅の階段を上る途中、絶好のタイミングで急行渋谷行き電車がやってくる。激しいクラクションを鳴らして電車が急ブレーキを掛け続ける時、俺の方耳ではヒートウェイヴが希望の唄をがなる。電車は中途半端な位置で止まり、俺は何が起こったのか、早よしたれやの表情で遠くから電車側に何気なく目をやる。
そこで俺は見た、おっさんを。命を落としたおっさんの姿を目の当たりにした。
俺は合掌する事さえ忘れ、どうしようもない哀しみが襲ってくる。
おっさん、死んだら駄目だぜ。鉄道会社、家族、職場はおろか、俺みたいなボンクラの懐事情に至るまで様々な事柄に迷惑は及ぶ。死ぬ事より逃げる事はない。死人に口なし、死んだら駄目だぜ。
待てば電車は何もなかったかの様に走り出すか知らんが、俺はその場で「片付け」が終わるのを呆然と待ち続ける事など断じて出来ず、ましてそんな電車に乗る神経など持ち合わせとる筈もなく、そして二度とこのホームには立ちたくないと感じる。バットしかし、どうぜ俺はまたホームに立ち、電車に乗らざるを得んだろう。世の中は回り続け、俺には生きていく使命がある。
とにかく俺は、長蛇の列に並んで律儀に遅延証明書なるモノをもらえる様な異常な精神の能天気野郎ではなく、改札を飛び越え部屋に舞い戻り、初めて仕事場までロードバイクに跨る。
おっさん、アンタのせいで遅刻はしたが、アンタのおかげで初めて仕事場までロードバイクで向かったぜ。二十分弱で到着する事が判明したぜ。
アンタがしてくれた事はそれ位の事だ。おっさん、死んだら駄目だ。俺はその光景が頭から離せず、何度も両手を重ねて勝手に合掌した。俺に出来る事はこんな事しかない。死んだら駄目だぜ。
仕事を終え部屋に戻ると今度は俺の個人的な事柄に頭をパンクさせたが、俺はとにかくPLEASANT TAPのライヴに出向く、出向くに至る。
様々な感情に押し潰されそうになるが、竜也の兄貴が「お前の為に唄ってやるぜ」の形相で唄いがなる。
無論、今村竜也は今村竜也の為に唄う。バットしかし、俺は都合良くも「俺の為に唄っとるとちゃうんけ」などと捉え、その瞬間、グッと、ググッと迫るモノを感じる。こんな日に観たライヴは有無を言わさず記憶に残る。そして、また必ずこの人達とどでかい企画をやらかし、堂々とした表情で語り合いたい衝動に駆られる。近頃、全くギターを弾いてなかったが、次から次へと立ち向かう必要性を感じる。
その後、香港行きの相棒に書類を手渡し、「この際香港丸ごと買い占めちまおうぜ」などと気取る。
喜怒哀楽を味わい尽くした様な一日。空腹を噛み締め売れ残り弁当を買い占め部屋に戻り、またおっさんの事を思う。死んだら駄目だぜ。布団の中で合掌を繰り返す。
そしてさよならしたアイツの事を思う。深く深く思う。
責めるだけ責めた後、今までとはまるで違う感情が襲ってきて懲りもせず後悔を一つ。辛い思いをしたのは俺だけじゃない、苦しい思いをしたのもアイツの方だ。そして辛い思いをさせたのもそう、俺だ。
ゴチャゴチャグチャグチャ掻き混ぜて俺は眠りに就いた。
「眠たーくなーいけどー眠るしかなーい」
俺の唄だ。
そうか、昨日の出来事、全部唄にしようぜ。そしたらお前、さらに説得力格段に増すんちゃうんけ。俺にはこれしかないぜと意気込んでやりまくれよ。生きるぜ、強引にでも高々と笑って過ごそうぜ。
いつもより五分早く部屋を出る。俺は稼ぎまくるぜなどと意気込んでみる。駅の階段を上る途中、絶好のタイミングで急行渋谷行き電車がやってくる。激しいクラクションを鳴らして電車が急ブレーキを掛け続ける時、俺の方耳ではヒートウェイヴが希望の唄をがなる。電車は中途半端な位置で止まり、俺は何が起こったのか、早よしたれやの表情で遠くから電車側に何気なく目をやる。
そこで俺は見た、おっさんを。命を落としたおっさんの姿を目の当たりにした。
俺は合掌する事さえ忘れ、どうしようもない哀しみが襲ってくる。
おっさん、死んだら駄目だぜ。鉄道会社、家族、職場はおろか、俺みたいなボンクラの懐事情に至るまで様々な事柄に迷惑は及ぶ。死ぬ事より逃げる事はない。死人に口なし、死んだら駄目だぜ。
待てば電車は何もなかったかの様に走り出すか知らんが、俺はその場で「片付け」が終わるのを呆然と待ち続ける事など断じて出来ず、ましてそんな電車に乗る神経など持ち合わせとる筈もなく、そして二度とこのホームには立ちたくないと感じる。バットしかし、どうぜ俺はまたホームに立ち、電車に乗らざるを得んだろう。世の中は回り続け、俺には生きていく使命がある。
とにかく俺は、長蛇の列に並んで律儀に遅延証明書なるモノをもらえる様な異常な精神の能天気野郎ではなく、改札を飛び越え部屋に舞い戻り、初めて仕事場までロードバイクに跨る。
おっさん、アンタのせいで遅刻はしたが、アンタのおかげで初めて仕事場までロードバイクで向かったぜ。二十分弱で到着する事が判明したぜ。
アンタがしてくれた事はそれ位の事だ。おっさん、死んだら駄目だ。俺はその光景が頭から離せず、何度も両手を重ねて勝手に合掌した。俺に出来る事はこんな事しかない。死んだら駄目だぜ。
仕事を終え部屋に戻ると今度は俺の個人的な事柄に頭をパンクさせたが、俺はとにかくPLEASANT TAPのライヴに出向く、出向くに至る。
様々な感情に押し潰されそうになるが、竜也の兄貴が「お前の為に唄ってやるぜ」の形相で唄いがなる。
無論、今村竜也は今村竜也の為に唄う。バットしかし、俺は都合良くも「俺の為に唄っとるとちゃうんけ」などと捉え、その瞬間、グッと、ググッと迫るモノを感じる。こんな日に観たライヴは有無を言わさず記憶に残る。そして、また必ずこの人達とどでかい企画をやらかし、堂々とした表情で語り合いたい衝動に駆られる。近頃、全くギターを弾いてなかったが、次から次へと立ち向かう必要性を感じる。
その後、香港行きの相棒に書類を手渡し、「この際香港丸ごと買い占めちまおうぜ」などと気取る。
喜怒哀楽を味わい尽くした様な一日。空腹を噛み締め売れ残り弁当を買い占め部屋に戻り、またおっさんの事を思う。死んだら駄目だぜ。布団の中で合掌を繰り返す。
そしてさよならしたアイツの事を思う。深く深く思う。
責めるだけ責めた後、今までとはまるで違う感情が襲ってきて懲りもせず後悔を一つ。辛い思いをしたのは俺だけじゃない、苦しい思いをしたのもアイツの方だ。そして辛い思いをさせたのもそう、俺だ。
ゴチャゴチャグチャグチャ掻き混ぜて俺は眠りに就いた。
「眠たーくなーいけどー眠るしかなーい」
俺の唄だ。
そうか、昨日の出来事、全部唄にしようぜ。そしたらお前、さらに説得力格段に増すんちゃうんけ。俺にはこれしかないぜと意気込んでやりまくれよ。生きるぜ、強引にでも高々と笑って過ごそうぜ。
March 12, 2009
グッド・ジャイヴ・ブルドッグ・パンチドランカー
ジャイヴに思いきり頭を殴られた男の物語。
取り戻せ取り戻せ、英語でリーゼントが叫ぶ。
近頃誕生日を迎えた相棒にはチャック・ベリーのレコードを贈る。
嗚呼、俺には結局、これしかないな。
10代の頃、ライヴ演る度に一丁前に叫んだよな、
「あのなー、分かる奴だけついて来い」
一丁前な言葉並べてな。
嗚呼、俺は結局、俺であり続けるしかないぜ。
俺のやり方は俺が決める、
俺は誰にでも好かれる様な男じゃない。
それで良い、開き直った訳じゃない。
過ちは所々修正しながら俺は生きる。
「リムジンとオンボロ」
リムジンに乗る夢を見たのさ
夢のまた夢 やかましいのさ
オンボロに乗り出掛けてくのさ
信号待ちで並んだ車
それがリムジン 黒く光った洒落た憧れ
「夢のまた夢」
ノーブランドのモーター積み込み
エンジンストップ 止まった車
それがオンボロ 油まみれの洒落たポンコツ
「蹴飛ばしてやれ」
ブレーキもろくに利かないで走る様はまるでおいらそのもので
後部座席のクマ達がオンボロの中でゆらゆら揺れてる
それがロマン
オンボロに乗り出掛けてくのさ
助手席には分かる奴だけ
リムジンがいい?オンボロがいい?
リムジンでいい?オンボロがいい!
ガタガタドコドコ音を立て走る様はまるでリズムマシンみたいで
後部座席のクマ達も「高価なあいつは似合いはしないぜ!」
ブレーキもろくに利かないで走る様はまるでおいらそのもので
後部座席のクマ達がオンボロの中で笑顔を浮かべてる
それがロマン
オンボロに乗り出掛けてくのさ
助手席には分かる奴だけ
20歳の頃に作った。弾き語りでもたまに唄った。
「恥ずかし感」もあるが、「上手い事言うとるがな感」も尋常じゃない。
オンボロのポンコツの旧式、相も変わらず生きるテーマにさせていただく。
気取った、旬なリムジン野郎には昔から用がない。
旬なリムジン野郎は無論、俺に用などないだろう。
それで良い、すなわちバランス感覚。
P.S 香港行きが確定した以上、そして無論、それ以外の為にも働きまくる必要性を感じる。
取り戻せ取り戻せ、日本語で俺が叫ぶ。
March 03, 2009
男らしいってわかるかい
牛乳とシャンプー、そしてレコード袋をぶら提げて歩く。
俺は確かにこの街で暮らしとる。
この街が今、俺には哀しく映る。
街が哀しい訳ではない、
俺の思考が勝手に哀しくさせる。
苦しい事など他人に語るな
ドブに捨てちまったら一生だんまり決めろ
義理も人情もケジメもないこの街で
今夜もずけずけと生き恥をさらす
どうせおいらはどこかの流れ者
おいらのしかめっ面 今さらなおるわけがねぇ
どうせおいらはどこかの流れ者
生まれっつきのうらぶれた小汚ねぇ暮らしに乾杯
商店街で長渕剛を口ずさむ。ルーツにあるモノはふとした瞬間に顔を出す。
名盤「JEEP」を引っ張り出して聴きかじる。三回リピート。
馬鹿か利口かケジメのつかねぇ夜だった
夢にしばられおまけにてめぇの首までしめちまい
一生嘘でかためてやれとおいらひんまがりゃ
向こう見ずの乱暴者とまたののしられた
馬鹿がつくほど正直に街の空を仰いだら
すれ違う友は俺の前から遠去っていった
夢と暮らしのゴッタ返しのざわめきの真ん中で
俺にはやっぱりお前しかいなかった
男らしいってどんな奴か?
黙っとくのが男なのか、吠えまくるのが男なのか。
どっちでもええし、何でもええよ。
そんな括り自体を俺は馬鹿にしてやろう。
バットしかし、ディランⅡが唄う、
男らしいってわかるかい
ピエロや臆病者のことさ
おぉ、俺は生憎ピエロで臆病者だ。すなわち男だ。
これ位で良い。
俺は確かにこの街で暮らしとる。
この街が今、俺には哀しく映る。
街が哀しい訳ではない、
俺の思考が勝手に哀しくさせる。
苦しい事など他人に語るな
ドブに捨てちまったら一生だんまり決めろ
義理も人情もケジメもないこの街で
今夜もずけずけと生き恥をさらす
どうせおいらはどこかの流れ者
おいらのしかめっ面 今さらなおるわけがねぇ
どうせおいらはどこかの流れ者
生まれっつきのうらぶれた小汚ねぇ暮らしに乾杯
商店街で長渕剛を口ずさむ。ルーツにあるモノはふとした瞬間に顔を出す。
名盤「JEEP」を引っ張り出して聴きかじる。三回リピート。
馬鹿か利口かケジメのつかねぇ夜だった
夢にしばられおまけにてめぇの首までしめちまい
一生嘘でかためてやれとおいらひんまがりゃ
向こう見ずの乱暴者とまたののしられた
馬鹿がつくほど正直に街の空を仰いだら
すれ違う友は俺の前から遠去っていった
夢と暮らしのゴッタ返しのざわめきの真ん中で
俺にはやっぱりお前しかいなかった
男らしいってどんな奴か?
黙っとくのが男なのか、吠えまくるのが男なのか。
どっちでもええし、何でもええよ。
そんな括り自体を俺は馬鹿にしてやろう。
バットしかし、ディランⅡが唄う、
男らしいってわかるかい
ピエロや臆病者のことさ
おぉ、俺は生憎ピエロで臆病者だ。すなわち男だ。
これ位で良い。
February 25, 2009
俺にあるものは感情
俺は一人ではないよ。
俺みたいなヤサグレ臆病チンピラ人間に付き合ってくれる人達を裏切る様な事があるとすれば、それは死ぬ時だ。
一人一人の信頼を俺は大事にする。
大事にせん輩はとっとと地獄へ行け。
これで一人などとヌカしたら大いなる罰が当たるぜ。
バットしかし、大事なモノが欠けてしまった事だけは間違いない。
まるで半分になったみたいだ。
明日から何にしてもとりあえず下北沢ー名古屋の粋なツーデイズ。
俺は大いなる感情を爆発させる。
満ち溢れる感情を爆発させるその為にステージがある。
準備などもうどうでも良い、高円寺に行く感覚、すなわちスナック感覚で名古屋へ乗り込む。
感情抑えきれずにやさぐれていました
ふて腐れた顔して いらいらいら
もう一つの人格が本当の俺を狂わせる
だけども本当の俺がどっちかなんて知らんけれど
ドクター・セイズ・ビー・オールライト
バット・アイム・フィーリング・ブルー
絶望と手繋いで笑い転げてみました
死んだ様な顔して へらへらへら
もう一つの人格か 逃げる様な事言うなよ
どっちの俺も本当なのかも知れないぜ
医者が言う大丈夫さ 医者が言う問題無い
どこにも悪いところなんか無いんだってさ
だけど心は暗い
医者が言う大丈夫さ 医者が言う心配無い
どこにも悪いところなんか無いんだってさ
だけど俺の心は暗い 暗い 暗い
感情抑えきれずにやさぐれていました
足下おぼつかない ふらふらふら
自分だけで精一杯 生きるだけで精一杯
他に手が回らない 知ったこっちゃないんだけど
医者が言う大丈夫さ 医者が言う問題無い
どこにも悪いところなんか無いんだってさ
だけど心は暗い
俺が言う大丈夫さ 俺が言う心配無い
どこにも悪いところなんか無いってさ
だけどまだ心は暗い 暗い 暗い
トム・ウェイツの曲に合わせていつ頃からかたまにこんな歌を唄った。
俺は唄うたいだ、心底感情を込めて唄う事が出来る男だ、なんたって自分の事しか唄ってない。
どうか俺の事を覚えといてくれ。リュックサックで革命を起こせ。
俺みたいなヤサグレ臆病チンピラ人間に付き合ってくれる人達を裏切る様な事があるとすれば、それは死ぬ時だ。
一人一人の信頼を俺は大事にする。
大事にせん輩はとっとと地獄へ行け。
これで一人などとヌカしたら大いなる罰が当たるぜ。
バットしかし、大事なモノが欠けてしまった事だけは間違いない。
まるで半分になったみたいだ。
明日から何にしてもとりあえず下北沢ー名古屋の粋なツーデイズ。
俺は大いなる感情を爆発させる。
満ち溢れる感情を爆発させるその為にステージがある。
準備などもうどうでも良い、高円寺に行く感覚、すなわちスナック感覚で名古屋へ乗り込む。
感情抑えきれずにやさぐれていました
ふて腐れた顔して いらいらいら
もう一つの人格が本当の俺を狂わせる
だけども本当の俺がどっちかなんて知らんけれど
ドクター・セイズ・ビー・オールライト
バット・アイム・フィーリング・ブルー
絶望と手繋いで笑い転げてみました
死んだ様な顔して へらへらへら
もう一つの人格か 逃げる様な事言うなよ
どっちの俺も本当なのかも知れないぜ
医者が言う大丈夫さ 医者が言う問題無い
どこにも悪いところなんか無いんだってさ
だけど心は暗い
医者が言う大丈夫さ 医者が言う心配無い
どこにも悪いところなんか無いんだってさ
だけど俺の心は暗い 暗い 暗い
感情抑えきれずにやさぐれていました
足下おぼつかない ふらふらふら
自分だけで精一杯 生きるだけで精一杯
他に手が回らない 知ったこっちゃないんだけど
医者が言う大丈夫さ 医者が言う問題無い
どこにも悪いところなんか無いんだってさ
だけど心は暗い
俺が言う大丈夫さ 俺が言う心配無い
どこにも悪いところなんか無いってさ
だけどまだ心は暗い 暗い 暗い
トム・ウェイツの曲に合わせていつ頃からかたまにこんな歌を唄った。
俺は唄うたいだ、心底感情を込めて唄う事が出来る男だ、なんたって自分の事しか唄ってない。
どうか俺の事を覚えといてくれ。リュックサックで革命を起こせ。
February 20, 2009
迷路を行く
来るものは拒めず
去るものだって追えやしないが
俺は冷凍された魚じゃない
本屋にゃハゥトゥー本が溢れているが
それ読みゃ他人でもなれるのかい
ヒートウェイヴが唄う。他人になどなれる訳がない。なりたくもない。
黒土三男の「とんぼ」という本を眠たくなるまで読んだ。眠ったのは全て読み終えた6時過ぎだった。9時過ぎに仕事に向かう予定が初めて目覚めたのは正午過ぎだった。
目覚めてすぐ、アイツの事を思った。電話が鳴る事もなく、気の利いた文章が送られてくる訳もなく、そんな事まで当たり前に思ってしまった事に気付くこの俺は今、まぎれもなく一人だった。
一人で電車を乗り継ぐ事さえあやしく、レコード屋へ行けば、「これ見せたら驚くんちゃうんけ」などと考え、実際にレコードを見せると予想以上に驚き、「聴かせてくれ」と嬉しそうに笑う姿が今まではあった。
お金がないだとか苛立ちが爆発しただとか、今まで数え切れん程の様々な場面に出くわしてきたが、そんなモノはある程度捉え方次第で楽しみに変える事が出来る。それ位の教養はある。
「こんな事があってほんまボケ、ええ加減にしとかんといけん」と、原動力にしてやればそれで良かった。俺の考えはお前等みたいな軟弱なモノとは作りが違い過ぎるんやと笑い飛ばせばそれで良かった。そして傍には「何それー、信じられませんね」と笑う姿が今まではあった。
俺が嬉しい事を嬉しく思い、俺が苛立つ事に苛立つ、少なくとも俺にとっては無理する必要など何一つない、まさに理想の関係が二年以上続いた。
そんな姿が突然全部消えたら誰だって寂しい。理想の関係は一人で築けるモノでもない。「どうでもええがなそんなモン」と笑い飛ばせる程、この部分は断じて強くなく、情けない程に弱い。
21時過ぎまで働いてスーパーに寄る。スーパーに寄る事自体、気付けば久方振りの感覚だった。
下北沢デイジーバーから電話が鳴る。
「どうでもええがなそんなモン」と思ったが、電話に出る。
「来週の水曜日、ライヴ演らんか?」
「それ、名古屋行く日ですよ」
「じゃ、その前に演って勢いつけて行けばええね」
何ヌカしとんねんこのおっさん、思ったが俺は答えた、
「まぁ、それも面白いですねー」
’09.2.25(水)
ライヴ アット 下北沢DAISY BAR
w/赤尾充弥/タカユキカトー(ひらくドア) etc...
OPEN 18:30 START 19:00
前売り 2000円(D別)/当日 2300円(D別)
一年八ヶ月振りのデイジーバー、名古屋に出向くその当日に一発演らかす事に決めた。今まで様々な人に言われ褒め言葉かも解らず勝手に喜んできたが、もう自分でも宣言してやろう。俺はパンクだ、昭和の匂い漂う古いタイプの生き残りだ、不器用な男だ、俺は自分の事が時に大好きで時に大嫌いだ。他人になどなれる訳がない。なりたくもない。俺はたった一人のお父さんの血を確かに継いだ男だ。いつも以上にぶちまけるライヴを観に来てほしい。
「とんぼ」の主人公は不器用を絵に描いた様な人物だった。そんな見方によってはどうしようもない男についてくる女は確かに少ないかも知れん。バットしかし、我儘で勝手なこの俺は今現在も「ついてきてくれ」などと、悪いなと思いながらも願わずにはおれん。見せたいモノが山程ある。
「アンタが思ってる様な男じゃないかも知れないぜ 俺はただの寂しがり屋
何か悔しい事があったらすぐ電話しても良いかい やぁやぁ俺さ お調子者だよ」
俺が唄う。アイツが俺の唄を俺のギターに合わせて唄った時、俺は自分の曲を「ええ曲やないか」と何度も客観的に思った。それは断固、悪い事ではない。
ブログという言葉には心底引っ掛かるが、
「JAPAN BLOG AWARD 2009」にエントリー、
鈴木茂は大麻で逮捕、
俺のあの娘は闇の中、
明日はダブルワーカー、
BGMは尾崎豊からヒートウェイヴ、
人生は迷路。
去るものだって追えやしないが
俺は冷凍された魚じゃない
本屋にゃハゥトゥー本が溢れているが
それ読みゃ他人でもなれるのかい
ヒートウェイヴが唄う。他人になどなれる訳がない。なりたくもない。
黒土三男の「とんぼ」という本を眠たくなるまで読んだ。眠ったのは全て読み終えた6時過ぎだった。9時過ぎに仕事に向かう予定が初めて目覚めたのは正午過ぎだった。
目覚めてすぐ、アイツの事を思った。電話が鳴る事もなく、気の利いた文章が送られてくる訳もなく、そんな事まで当たり前に思ってしまった事に気付くこの俺は今、まぎれもなく一人だった。
一人で電車を乗り継ぐ事さえあやしく、レコード屋へ行けば、「これ見せたら驚くんちゃうんけ」などと考え、実際にレコードを見せると予想以上に驚き、「聴かせてくれ」と嬉しそうに笑う姿が今まではあった。
お金がないだとか苛立ちが爆発しただとか、今まで数え切れん程の様々な場面に出くわしてきたが、そんなモノはある程度捉え方次第で楽しみに変える事が出来る。それ位の教養はある。
「こんな事があってほんまボケ、ええ加減にしとかんといけん」と、原動力にしてやればそれで良かった。俺の考えはお前等みたいな軟弱なモノとは作りが違い過ぎるんやと笑い飛ばせばそれで良かった。そして傍には「何それー、信じられませんね」と笑う姿が今まではあった。
俺が嬉しい事を嬉しく思い、俺が苛立つ事に苛立つ、少なくとも俺にとっては無理する必要など何一つない、まさに理想の関係が二年以上続いた。
そんな姿が突然全部消えたら誰だって寂しい。理想の関係は一人で築けるモノでもない。「どうでもええがなそんなモン」と笑い飛ばせる程、この部分は断じて強くなく、情けない程に弱い。
21時過ぎまで働いてスーパーに寄る。スーパーに寄る事自体、気付けば久方振りの感覚だった。
下北沢デイジーバーから電話が鳴る。
「どうでもええがなそんなモン」と思ったが、電話に出る。
「来週の水曜日、ライヴ演らんか?」
「それ、名古屋行く日ですよ」
「じゃ、その前に演って勢いつけて行けばええね」
何ヌカしとんねんこのおっさん、思ったが俺は答えた、
「まぁ、それも面白いですねー」
’09.2.25(水)
ライヴ アット 下北沢DAISY BAR
w/赤尾充弥/タカユキカトー(ひらくドア) etc...
OPEN 18:30 START 19:00
前売り 2000円(D別)/当日 2300円(D別)
一年八ヶ月振りのデイジーバー、名古屋に出向くその当日に一発演らかす事に決めた。今まで様々な人に言われ褒め言葉かも解らず勝手に喜んできたが、もう自分でも宣言してやろう。俺はパンクだ、昭和の匂い漂う古いタイプの生き残りだ、不器用な男だ、俺は自分の事が時に大好きで時に大嫌いだ。他人になどなれる訳がない。なりたくもない。俺はたった一人のお父さんの血を確かに継いだ男だ。いつも以上にぶちまけるライヴを観に来てほしい。
「とんぼ」の主人公は不器用を絵に描いた様な人物だった。そんな見方によってはどうしようもない男についてくる女は確かに少ないかも知れん。バットしかし、我儘で勝手なこの俺は今現在も「ついてきてくれ」などと、悪いなと思いながらも願わずにはおれん。見せたいモノが山程ある。
「アンタが思ってる様な男じゃないかも知れないぜ 俺はただの寂しがり屋
何か悔しい事があったらすぐ電話しても良いかい やぁやぁ俺さ お調子者だよ」
俺が唄う。アイツが俺の唄を俺のギターに合わせて唄った時、俺は自分の曲を「ええ曲やないか」と何度も客観的に思った。それは断固、悪い事ではない。
ブログという言葉には心底引っ掛かるが、
「JAPAN BLOG AWARD 2009」にエントリー、
鈴木茂は大麻で逮捕、
俺のあの娘は闇の中、
明日はダブルワーカー、
BGMは尾崎豊からヒートウェイヴ、
人生は迷路。
February 16, 2009
February 15, 2009
問ってるかい
新宿のスナック感覚な喫茶店にて、
’09.2.15(日)
【詩(うた)と咄(しゃべり)の夕べ 其の五】
アット 新宿スモーキンブギ
開場19時半/開演20時/1500円(+1order)
■出演■高哲典/十条フォークジャンボリー/杉山えいじ/さわはらさん
/爆烈Q高見司 etc・・・
すなわち明日の打ち合わせ。コンビを組む爆烈Q高見司氏と打ち合わせらしい打ち合わせ。そこでは気の利いた咄(しゃべり)と詩(うた)の流れが出来上がりそうで期待は一気に膨らむ。俺はこの企画が実は不安でしょうがない部分もあったが、そんなモノはたったの二分で蹴散らした。折角演るなら意味のあるモノにする必要がある。
携帯電話は止められてしまったがそのおかげで打ち合わせ後、新宿の街を本物の自由を手に入れて歩く。レコード屋にも行ったし、そう、レコード屋にも行った。すなわちレコード屋に行ったのだ。おー、久方振りの感覚。
明後日には、
’09.2.16(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.7」
アット 高円寺楽や
w/石指拓朗(THEWATTER)/さよなら食堂
開場19時/開演20時/1000円(+1order)
こちらも控える。以前、ライヴ前に働くのは金輪際止めだと宣言した男このワタシ、バットしかし両日共ライヴ前にしっかりと働く必要がある。思う様には行かん事を時には楽しんでみる事にする。
BGMはバディ・ホリーからジェリー・リー・ファントム。曜日の感覚がまるでない。
「大事なのは答えではなく問い掛けそのものさ」(ヒートウェイヴ)
俺は一生問い続ける。
’09.2.15(日)
【詩(うた)と咄(しゃべり)の夕べ 其の五】
アット 新宿スモーキンブギ
開場19時半/開演20時/1500円(+1order)
■出演■高哲典/十条フォークジャンボリー/杉山えいじ/さわはらさん
/爆烈Q高見司 etc・・・
すなわち明日の打ち合わせ。コンビを組む爆烈Q高見司氏と打ち合わせらしい打ち合わせ。そこでは気の利いた咄(しゃべり)と詩(うた)の流れが出来上がりそうで期待は一気に膨らむ。俺はこの企画が実は不安でしょうがない部分もあったが、そんなモノはたったの二分で蹴散らした。折角演るなら意味のあるモノにする必要がある。
携帯電話は止められてしまったがそのおかげで打ち合わせ後、新宿の街を本物の自由を手に入れて歩く。レコード屋にも行ったし、そう、レコード屋にも行った。すなわちレコード屋に行ったのだ。おー、久方振りの感覚。
明後日には、
’09.2.16(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.7」
アット 高円寺楽や
w/石指拓朗(THEWATTER)/さよなら食堂
開場19時/開演20時/1000円(+1order)
こちらも控える。以前、ライヴ前に働くのは金輪際止めだと宣言した男このワタシ、バットしかし両日共ライヴ前にしっかりと働く必要がある。思う様には行かん事を時には楽しんでみる事にする。
BGMはバディ・ホリーからジェリー・リー・ファントム。曜日の感覚がまるでない。
「大事なのは答えではなく問い掛けそのものさ」(ヒートウェイヴ)
俺は一生問い続ける。
February 11, 2009
February 09, 2009
グッド・フィーリング&バッド・フィーリング
’09.2.7(土) 夜
THE REVOLVERの解散に立ち会う。バンドは燃え尽きたがそこに新たな始まりを観る。解散の理由は聞いてない。バンド内でしか分からん「何か」があったのだ。俺が立ち入る事じゃない。今後は個々で繋がって行ける事を願う。
お世話になりっぱなしのデイジーバー・オーナーに一階のラグーナを案内され見学する。その後、真夜中ど真ん中までビールをご馳走していただき話し込むに至る。この場所で何か面白い事を演りたいと企む。
’09.2.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.2」
アット 高円寺MOONSTOMP
【高哲典VS安部裕二】
DJ/シムスケ/タカアキノリ
1.アウトロー・バカヤロー
2.自作自演屋
3.ラウンドミッドナイト
4.どうにかなりそう
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.旅路のパーティ(仮)
7.自由
8.マリーと暮らす
9.俺が唄うブルースに首ったけ
10.愛すべき日々
遂に安部裕二とのツーマンが実現。MCでは言い忘れ、返し忘れたが、「俺も女ならアンタに惚れてまうかも知らんぜ」な男。交わす言葉はそんなに多くないが、お互いが必要とする、そんなヒップな関係。昨日の一番のターゲットは明らかにこの男だった。久し振りにライヴを観て、もっともっと「VS」し続けたいと思った。
俺は力を抜いて言葉を噛み締める様に唄う。唄の最中は、周りの目など一切関係ない程に入り込んでこそだ。それがないと嘘になる。終演後はもちろん伝えたが、本番中に来てくれた人達やDJのシムスケ、ムーンストンプへの感謝を言い忘れ後で一人、激しくむず痒い思いもしたが、俺は今日だって皆にありがとうと思い続けとる。
ライターは10個売れ、自分が考えた品が売れる喜びはナニモノにも代えがたいぞと思い知る。でも忘れちゃいかん、俺が作りたいのはライターよりもマッチだ。
そしてCDは毎回数枚は売れとる感がある。まさにコツコツというヤツで、これはどこまでもグッド・フィーリング。無料で配る事など俺の思考では金輪際考えられんと捉えとる。お金目当てではなく、欲しい人だけが来てお金を払い、家に帰ってもう一度聴くという目的の下でそれを手に取る。それで良いと思っとる。その分、手に取ってくれた時の嬉しさは倍増する。「無料なら下さい」と言われて喜ぶ、そんな時期はもう過ぎた。何でもかんでも前に進む。そう、財布をガサゴソやりながら「一枚下さい」と言われた時の方が夢は膨らむ。「もう一度聴きたい」と残念ながら思ってない人達にいくら無料でCDを渡しても聴かんモンは聴かんだろう。これは調子に乗っとる訳でも偉そうな訳でもない。自信がない様な行為、大事な曲が可哀想になる様な行為は取りたくない。
終演後、何人かの男前にレコーディングの話を打ち明ける。そこでは二つ返事の快諾が得られる。こんな関係を築く事を理想としてきたが、それは近い内に現実になるだろうと信じて疑わず、誇らしい味方がおってくれる事が何より救われる。でも忘れちゃいかん、俺が作りたいのはCDよりもレコードだ。
’09.2.9(月)
現実に舞い戻り、まるでお金はない。バッド・フィーリング携えてロードバイク跨り三軒茶屋、クレジットカード窓口で要相談。
「今溜まっとるお金を支払ったら、すぐにカードは使える様になるのかい?」問う。
返ってくる返事はまさか、「ノー!断固ノー!」だ。
これはいよいよ深刻でこのまま行くと、電気、携帯電話はもちろん止まり、インターネットなど贅沢の極致、その前に家賃は一体どうするというのかといった類い。それでいて煙草は止めず、大切な品々を売り飛ばす気など毛頭ない。
ところで本日、皮膚科に出向く。例のアレだ。そして俺は今やケンタロー(23歳)ではなく、ヨーヘイ(23歳)を演じる必要がある。
不甲斐無いこの俺に保険証なる神聖なモノを簡単に貸してくれる男達、感謝しかない。
俺はこの皮膚科を以前の泌尿×科から紹介された。おっと、隠すところをまた間違えた。いや、隠す事でも何でもない。
ところで何故、これを読んどるであろう人達はこの話題を避けるのか。いや、たまたまか。関心がないだけか。こんな俺が嫌いなのか。それなら止むをえん。これを書いとる時点で隠しても何でもない。MCで話した事もあるし、何人もの男に話したし、むしろどしどし何でも聞いてほしい位だ。俺からいくらでも広めれば良いが、ただいきなりこの話題にもっていくのはどうかというタイミングは考える。もしこの話題になれば軽くビール三杯はいけるだろう。何も聞かれん事を俺は逆に寂しく感じたりもしとるのだ。
紹介された事を皮膚科の医師に告げると医師は言った、
「じゃあ、そちらの医師に手紙書いときますよ」
勢い任せに俺、いや、ヨーヘイ(23歳)は答える、
「あっ、はい!!」
これはまずい、泌尿×科を訪れた際、俺はケンタロー(23歳)だったのだ。ヨーヘイ(23歳)が泌尿×科を訪れた形跡はどこにもないのだ。
もう色んな事で頭がいっぱいだ。今は何も考えたくない。空から八万円が降ってくる事をロマンチックに願ってしまおう。
どうせ全部、いつか笑い話になる。
THE REVOLVERの解散に立ち会う。バンドは燃え尽きたがそこに新たな始まりを観る。解散の理由は聞いてない。バンド内でしか分からん「何か」があったのだ。俺が立ち入る事じゃない。今後は個々で繋がって行ける事を願う。
お世話になりっぱなしのデイジーバー・オーナーに一階のラグーナを案内され見学する。その後、真夜中ど真ん中までビールをご馳走していただき話し込むに至る。この場所で何か面白い事を演りたいと企む。
’09.2.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.2」
アット 高円寺MOONSTOMP
【高哲典VS安部裕二】
DJ/シムスケ/タカアキノリ
1.アウトロー・バカヤロー
2.自作自演屋
3.ラウンドミッドナイト
4.どうにかなりそう
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.旅路のパーティ(仮)
7.自由
8.マリーと暮らす
9.俺が唄うブルースに首ったけ
10.愛すべき日々
遂に安部裕二とのツーマンが実現。MCでは言い忘れ、返し忘れたが、「俺も女ならアンタに惚れてまうかも知らんぜ」な男。交わす言葉はそんなに多くないが、お互いが必要とする、そんなヒップな関係。昨日の一番のターゲットは明らかにこの男だった。久し振りにライヴを観て、もっともっと「VS」し続けたいと思った。
俺は力を抜いて言葉を噛み締める様に唄う。唄の最中は、周りの目など一切関係ない程に入り込んでこそだ。それがないと嘘になる。終演後はもちろん伝えたが、本番中に来てくれた人達やDJのシムスケ、ムーンストンプへの感謝を言い忘れ後で一人、激しくむず痒い思いもしたが、俺は今日だって皆にありがとうと思い続けとる。
ライターは10個売れ、自分が考えた品が売れる喜びはナニモノにも代えがたいぞと思い知る。でも忘れちゃいかん、俺が作りたいのはライターよりもマッチだ。
そしてCDは毎回数枚は売れとる感がある。まさにコツコツというヤツで、これはどこまでもグッド・フィーリング。無料で配る事など俺の思考では金輪際考えられんと捉えとる。お金目当てではなく、欲しい人だけが来てお金を払い、家に帰ってもう一度聴くという目的の下でそれを手に取る。それで良いと思っとる。その分、手に取ってくれた時の嬉しさは倍増する。「無料なら下さい」と言われて喜ぶ、そんな時期はもう過ぎた。何でもかんでも前に進む。そう、財布をガサゴソやりながら「一枚下さい」と言われた時の方が夢は膨らむ。「もう一度聴きたい」と残念ながら思ってない人達にいくら無料でCDを渡しても聴かんモンは聴かんだろう。これは調子に乗っとる訳でも偉そうな訳でもない。自信がない様な行為、大事な曲が可哀想になる様な行為は取りたくない。
終演後、何人かの男前にレコーディングの話を打ち明ける。そこでは二つ返事の快諾が得られる。こんな関係を築く事を理想としてきたが、それは近い内に現実になるだろうと信じて疑わず、誇らしい味方がおってくれる事が何より救われる。でも忘れちゃいかん、俺が作りたいのはCDよりもレコードだ。
’09.2.9(月)
現実に舞い戻り、まるでお金はない。バッド・フィーリング携えてロードバイク跨り三軒茶屋、クレジットカード窓口で要相談。
「今溜まっとるお金を支払ったら、すぐにカードは使える様になるのかい?」問う。
返ってくる返事はまさか、「ノー!断固ノー!」だ。
これはいよいよ深刻でこのまま行くと、電気、携帯電話はもちろん止まり、インターネットなど贅沢の極致、その前に家賃は一体どうするというのかといった類い。それでいて煙草は止めず、大切な品々を売り飛ばす気など毛頭ない。
ところで本日、皮膚科に出向く。例のアレだ。そして俺は今やケンタロー(23歳)ではなく、ヨーヘイ(23歳)を演じる必要がある。
不甲斐無いこの俺に保険証なる神聖なモノを簡単に貸してくれる男達、感謝しかない。
俺はこの皮膚科を以前の泌尿×科から紹介された。おっと、隠すところをまた間違えた。いや、隠す事でも何でもない。
ところで何故、これを読んどるであろう人達はこの話題を避けるのか。いや、たまたまか。関心がないだけか。こんな俺が嫌いなのか。それなら止むをえん。これを書いとる時点で隠しても何でもない。MCで話した事もあるし、何人もの男に話したし、むしろどしどし何でも聞いてほしい位だ。俺からいくらでも広めれば良いが、ただいきなりこの話題にもっていくのはどうかというタイミングは考える。もしこの話題になれば軽くビール三杯はいけるだろう。何も聞かれん事を俺は逆に寂しく感じたりもしとるのだ。
紹介された事を皮膚科の医師に告げると医師は言った、
「じゃあ、そちらの医師に手紙書いときますよ」
勢い任せに俺、いや、ヨーヘイ(23歳)は答える、
「あっ、はい!!」
これはまずい、泌尿×科を訪れた際、俺はケンタロー(23歳)だったのだ。ヨーヘイ(23歳)が泌尿×科を訪れた形跡はどこにもないのだ。
もう色んな事で頭がいっぱいだ。今は何も考えたくない。空から八万円が降ってくる事をロマンチックに願ってしまおう。
どうせ全部、いつか笑い話になる。
February 07, 2009
とにかく礼でも言おう
嘆きのキャッシュ・ディスペンサー、残高を覘きに行けば飛び込む「59000」の文字。
おい、どうなっとる?
引き落とされるが為に泣く泣く入金したワンマンライヴのお金を含むこの金額は一円も引き落とされてない。
催促状をよく読めば「お振込下さい」の文字。まさか、いつもは引き落とされるモノなんじゃないのか。
俺は確かに「払いたい」のだ。家賃よりも前に支払う必要性を感じる。
一刻も早くクレジットカード未払い金を返済し、再度クレジットカードを使える様にしたい。
昔の俺からは想像も出来ん程、今はクレジットカードに頼る必要がある。
薬局に例の薬を貰いに行けば、「医師の処方箋が必要です」。
おい、どうなっとる?
俺は再度、ケンタロー(23歳)になり澄ます必要があるのか。
【請求書の山の上に座り込んで俺はギターを弾く
そこで希望の唄が生まれたなら俺の完全勝利だぜ ヒャオー】
こんな新曲を俺は作った。おかげ様ですと礼を言おう。
おい、どうなっとる?
引き落とされるが為に泣く泣く入金したワンマンライヴのお金を含むこの金額は一円も引き落とされてない。
催促状をよく読めば「お振込下さい」の文字。まさか、いつもは引き落とされるモノなんじゃないのか。
俺は確かに「払いたい」のだ。家賃よりも前に支払う必要性を感じる。
一刻も早くクレジットカード未払い金を返済し、再度クレジットカードを使える様にしたい。
昔の俺からは想像も出来ん程、今はクレジットカードに頼る必要がある。
薬局に例の薬を貰いに行けば、「医師の処方箋が必要です」。
おい、どうなっとる?
俺は再度、ケンタロー(23歳)になり澄ます必要があるのか。
【請求書の山の上に座り込んで俺はギターを弾く
そこで希望の唄が生まれたなら俺の完全勝利だぜ ヒャオー】
こんな新曲を俺は作った。おかげ様ですと礼を言おう。
February 04, 2009
グルーヴ・ナウ
洗濯機を三回、ぐるぐるに回す。その間中、BGMはヒートウェイヴ。
今この俺に最大の難問、「無人島に持って行くレコード」質問され日が急遽やってきたとしたら、俺は迷う事無くこの「ヒートウェイヴ/ベストトラックス」編集テープを挙げる事になるかも知らん。
ところで新曲、気の利いたワンフレーズにより方向は定まる。これが出るか出んかで全ては決まる。
さて、俺は眠りの中で何度も様々な寝言を吐いた。ほとんど何も覚えてはないが、どっかの映画の台詞の様な言葉を叫び続けた気がする。
一つだけ明確に思い出す言葉は、
「俺は魚が食べたいんや!持って来い、お前は阿呆か!」である。
そんな訳で今夜はどうか魚にありつきたい。
魚には悪いが俺は生きる。魚の生き様冥利に尽きる様、骨の髄までしゃぶり尽くそう。
今この俺に最大の難問、「無人島に持って行くレコード」質問され日が急遽やってきたとしたら、俺は迷う事無くこの「ヒートウェイヴ/ベストトラックス」編集テープを挙げる事になるかも知らん。
ところで新曲、気の利いたワンフレーズにより方向は定まる。これが出るか出んかで全ては決まる。
さて、俺は眠りの中で何度も様々な寝言を吐いた。ほとんど何も覚えてはないが、どっかの映画の台詞の様な言葉を叫び続けた気がする。
一つだけ明確に思い出す言葉は、
「俺は魚が食べたいんや!持って来い、お前は阿呆か!」である。
そんな訳で今夜はどうか魚にありつきたい。
魚には悪いが俺は生きる。魚の生き様冥利に尽きる様、骨の髄までしゃぶり尽くそう。
February 01, 2009
福は俺が呼ぶ
映画を観た後9時頃眠りに就き、14時に目覚めれば天狗様が街を練り歩くという情報に奮起する。そう、雨は上がったのだ。これは天狗様が止ませたと捉えて何の差支えもない。そこで俺は適当な服を掴み取り天狗様に会いに行く。
「天下一天狗道中」
おぉ、初めてその場を体感する。この街が好きだ。何故ならば天狗様が街を練り歩く。それはとてもウィットに溢れとる。
俺は豆を掴み取り福を呼ぶ。いや、それだけで福が来ると思える程に俺は幸せ者ではない。天狗様はあくまで気持ちの上に存在する。そこに宗教はない。
なんせどんくさい事でもやらかしたら、かの有名なあの長い鼻で俺は気持ちの上で小突かれる仕組みだ。
部屋に戻りギターを弾く。ヒップな新曲を要する。唄いたい事は山程ある。あり過ぎて困る事もある。まとまらず焦るが、焦って良いモノが生まれた試しなどない事を俺は知っとる。
’09.2.15(日)【詩(うた)と咄(しゃべり)の夕べ 其の五】
こちらの件で主催者とやり取りする。あれやこれやを後回しにしてこれらの事だけに神経を使いたい。イライラとくるが、それが不可能である事を俺は知っとる。そして、あれやこれやがあるからこそ良いモノが生まれるという矛盾した事実が存在する事を俺は知っとる。
「気分を変えるなら刈り上げろ」
こちらをスローガンに横髪を刈り込む。よし、映画でも観るに限る。おっとその前にもう一度ユニコーンを。
P.S 四月、はたまた五月にどでかい祭りをあの例の場所で開催しようかと企む。
’09.5.3(日)
すなわち意識不明事故から丸18年にあたる日、俺の大切なこの日がベストかも知らん。
少なくともその祭りまでにはちゃんとした音源を作る。ほら、もう一月が終わってしまったぜ。
’09.2.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.2」
アット 高円寺MOONSTOMP
【高哲典VS安部裕二】
DJ/シムスケ/タカアキノリ
この日はご多分に漏れずぶっ飛ばす。楽しみでしょうがない。
男は言った、
「勝ち組しかおらん日やね!」、ザッツ・クール。
観に来てほしい。
「天下一天狗道中」
おぉ、初めてその場を体感する。この街が好きだ。何故ならば天狗様が街を練り歩く。それはとてもウィットに溢れとる。
俺は豆を掴み取り福を呼ぶ。いや、それだけで福が来ると思える程に俺は幸せ者ではない。天狗様はあくまで気持ちの上に存在する。そこに宗教はない。
なんせどんくさい事でもやらかしたら、かの有名なあの長い鼻で俺は気持ちの上で小突かれる仕組みだ。
部屋に戻りギターを弾く。ヒップな新曲を要する。唄いたい事は山程ある。あり過ぎて困る事もある。まとまらず焦るが、焦って良いモノが生まれた試しなどない事を俺は知っとる。
’09.2.15(日)【詩(うた)と咄(しゃべり)の夕べ 其の五】
こちらの件で主催者とやり取りする。あれやこれやを後回しにしてこれらの事だけに神経を使いたい。イライラとくるが、それが不可能である事を俺は知っとる。そして、あれやこれやがあるからこそ良いモノが生まれるという矛盾した事実が存在する事を俺は知っとる。
「気分を変えるなら刈り上げろ」
こちらをスローガンに横髪を刈り込む。よし、映画でも観るに限る。おっとその前にもう一度ユニコーンを。
P.S 四月、はたまた五月にどでかい祭りをあの例の場所で開催しようかと企む。
’09.5.3(日)
すなわち意識不明事故から丸18年にあたる日、俺の大切なこの日がベストかも知らん。
少なくともその祭りまでにはちゃんとした音源を作る。ほら、もう一月が終わってしまったぜ。
’09.2.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.2」
アット 高円寺MOONSTOMP
【高哲典VS安部裕二】
DJ/シムスケ/タカアキノリ
この日はご多分に漏れずぶっ飛ばす。楽しみでしょうがない。
男は言った、
「勝ち組しかおらん日やね!」、ザッツ・クール。
観に来てほしい。
January 31, 2009
ノン・フィクション
眠りに就く時に、
「明日は休んじゃおっかなー」だとか、
「よし、無断欠勤で決まりだぜ」だとか、
そんな戯けた発想を抱きながら眠りに就いた事は当たり前ながら一度もない。
「よし、明日も稼ぐぜ」だとか、
「よし、どうにかするぜ」だとか、
そんな希望を自らの手で希望のみで終わらせてしまうこの体たらく。いくら仕事場で感情抑えず好き勝手やっても、その欠点を一突きされたら俺には返す言葉がなくなる。
すなわち全くもって完全体ではない男このワタシ、繰り返される無断欠勤にもはや電話を入れる術さえ分からず、それでいて何もなかった様な素振りを出来る程に無神経でもなく、ふざけた胸中ぶらさげてとにかくバーへと出向く。
バーではそれとは全く別の問題で溢れ返り、矛盾について言及する。
俺がやりたい事は何なのか、それだけははっきりと分かる。自分の、自分だけの唄を唄いたい。唄で救われたい。その場さえもしもなくなったら俺はまんまとなすび野郎の仲間入りと相成るかも知らん。俺の行動を、意見を、唄を理解してくれる男達に敬意を。
性懲りもなく当たり前にやりたい事をやりたい。
誰かが唄っとるな、
「やりたい事をやるべきだろう ヒェーイ!!」
それはとてもエネルギーを要する。そんな事は分かっとる。力をくれる人達に敬意を。
擦り切れて、気付けば3時半クローズ。
ところでユニコーン再結成、興味がないと書けば俺は大嘘つき野郎という事になる。ちゃっかりと録画予約を忘れる事なく俺は部屋を出たのだ。
グッド・ミュージック、やりたい事をやっとる大人の姿がそこにはあった。
眠るのは止めだ、外は100%の雨模様。明日はこの街を天狗様が練り歩くという。でも、雨ならそれも中止か。
それならば俺は映画を観よう。
天狗様には俺から会いに行く。
きっと、
「お前ごちゃごちゃ言うとらんとやるだけやってみんかい」
などと、あの長い鼻を駆使して俺は小突かれるのだろう。
「明日は休んじゃおっかなー」だとか、
「よし、無断欠勤で決まりだぜ」だとか、
そんな戯けた発想を抱きながら眠りに就いた事は当たり前ながら一度もない。
「よし、明日も稼ぐぜ」だとか、
「よし、どうにかするぜ」だとか、
そんな希望を自らの手で希望のみで終わらせてしまうこの体たらく。いくら仕事場で感情抑えず好き勝手やっても、その欠点を一突きされたら俺には返す言葉がなくなる。
すなわち全くもって完全体ではない男このワタシ、繰り返される無断欠勤にもはや電話を入れる術さえ分からず、それでいて何もなかった様な素振りを出来る程に無神経でもなく、ふざけた胸中ぶらさげてとにかくバーへと出向く。
バーではそれとは全く別の問題で溢れ返り、矛盾について言及する。
俺がやりたい事は何なのか、それだけははっきりと分かる。自分の、自分だけの唄を唄いたい。唄で救われたい。その場さえもしもなくなったら俺はまんまとなすび野郎の仲間入りと相成るかも知らん。俺の行動を、意見を、唄を理解してくれる男達に敬意を。
性懲りもなく当たり前にやりたい事をやりたい。
誰かが唄っとるな、
「やりたい事をやるべきだろう ヒェーイ!!」
それはとてもエネルギーを要する。そんな事は分かっとる。力をくれる人達に敬意を。
擦り切れて、気付けば3時半クローズ。
ところでユニコーン再結成、興味がないと書けば俺は大嘘つき野郎という事になる。ちゃっかりと録画予約を忘れる事なく俺は部屋を出たのだ。
グッド・ミュージック、やりたい事をやっとる大人の姿がそこにはあった。
眠るのは止めだ、外は100%の雨模様。明日はこの街を天狗様が練り歩くという。でも、雨ならそれも中止か。
それならば俺は映画を観よう。
天狗様には俺から会いに行く。
きっと、
「お前ごちゃごちゃ言うとらんとやるだけやってみんかい」
などと、あの長い鼻を駆使して俺は小突かれるのだろう。
January 22, 2009
我儘野郎に生活の唄
とりあえず真下の部屋の住人の事は置いとくとして、俺はといえば新しい事がやりたい、やりたくてウズウズとくる。半年以上先までの企画の事などにも思いを馳せながら、無論、違う動きも取り続ける必要がある。例えばレコーディング、例えば本作り、例えば売り込み、例えば二泊三日の自由旅、例えばいつの間にか嵩んだ借金返済。1月も早20日を余裕で突破、正月ボケなど遥か彼方、この調子で行けば夏はもう目前とさえ捉える事が出来てしまう有り様。
あれだけ毎週、15年以上もビデオに録り続けた唯一の楽しみ、ダウンタウンの番組さえ観る機会が減った。いや、ビデオのタイマーをセットする事さえいつの間にか減ってしまった。
これは俺の中で、立派な異常気象である。
全てをリセットしよう、俺は全部が全部手に入れたい、一つでも欠けてしまうと即座にはらわた煮え繰り返る、世に言う単なる我儘野郎なのだ。
仕事やら何やらに飲み込まれる前に、一足先に大切なモノを飲み込む必要性を大いに感じる。
’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート
こちらは一時間ずつのたっぷりツーマン企画。俺はといえば「スペシャルゲスト」なる枠組みを与えられ、見事その役割を果たすべくシミュレーションを始める。
「ワンマンライヴで一区切りついた」などと野暮な事は思わんが、あの日演ってない曲を取り入れたいと思うのは俺の性、MTRを持ち込んで録音しようぜと意気込む。新曲の事はいつだって考える。
そんな中、久方振りに読み返したブコウスキー「ポストオフィス」。こちらは言わずもがなの傑作で、こちとらウットリとさえしてしまう始末。
あれだけ毎週、15年以上もビデオに録り続けた唯一の楽しみ、ダウンタウンの番組さえ観る機会が減った。いや、ビデオのタイマーをセットする事さえいつの間にか減ってしまった。
これは俺の中で、立派な異常気象である。
全てをリセットしよう、俺は全部が全部手に入れたい、一つでも欠けてしまうと即座にはらわた煮え繰り返る、世に言う単なる我儘野郎なのだ。
仕事やら何やらに飲み込まれる前に、一足先に大切なモノを飲み込む必要性を大いに感じる。
’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート
こちらは一時間ずつのたっぷりツーマン企画。俺はといえば「スペシャルゲスト」なる枠組みを与えられ、見事その役割を果たすべくシミュレーションを始める。
「ワンマンライヴで一区切りついた」などと野暮な事は思わんが、あの日演ってない曲を取り入れたいと思うのは俺の性、MTRを持ち込んで録音しようぜと意気込む。新曲の事はいつだって考える。
そんな中、久方振りに読み返したブコウスキー「ポストオフィス」。こちらは言わずもがなの傑作で、こちとらウットリとさえしてしまう始末。
January 17, 2009
俺しか俺じゃない
そういえば、今日は「JET SET」(レコード屋)がかの有名な一番街に移転してくる日とちゃうんけ、
そんな事を夕方思い出し、俺はその前に払う必要のある電気代の事も含めて金庫を開け、ワーゲンバス貯金箱を漁る。
そこで頭をよぎる麗しのことわざ、「背に腹は代えられん」。
なるほど、初めてこのことわざを使いこなしてみる。
どこかで企画を演った際にいただいたお金、千円札五枚を取り出し、百円玉をワーゲンバスから何枚か抜き出した後、俺は電気代を止められる間一髪のところで支払い、そしてレコード屋へと繰り出す。
「JET SET」を手ぶらで出て、何故か小金持ちの気分で懲りもせず向かってしまうのがディスクユニオン。
「ミュージックマガジン二月号」の表紙がブランキージェットシティである事に驚愕した後、手に入れる。
無論、何枚かのレコードが目に止まったが、辛うじてセーブする。
そんな訳でBGMは二時間半前からブランキージェットシティ。
随分とぶったまげた事をやらかしてくれたモンだ。
今日はなかなかに休日らしい休日だといえる。
P.S 14年前の早朝、すなわち神戸大震災の朝、俺は新聞配達所へと向かう道の上だった。そこでも確かに異変を感じたが、新聞を配り終えて家に戻るとお母さんが言った、
「怖かったでー、アンタ!揺れて揺れて柱につかまったモンなー」
あれから14年か。
その時、「14年後に俺、東京の下北沢でワンマンライヴ演るでー」と言い放ったとして、信じた奴などおっただろうか。俺も含めて空想の話だけで終わっただろう。
まだまだ序の口、小さい夢から大きい夢まで全部やっつけてやる。夢は叶える為だけにある。それは死ぬまで誰にも止められん。
俺はブコウスキーでもロニーレインでもない。俺は誰にもなりたくない。俺だけの道を作る事に人生を費やす。
12年位前、ジェットシティのフロントマンが、音楽雑誌に楽譜が掲載された際に答えたインタビューを思い出す、
「コピーなどやめてオリジナルを演った方がええよ」
それは生き方にもいえる。エルヴィス曰く「That’s All Right」。
そんな事を夕方思い出し、俺はその前に払う必要のある電気代の事も含めて金庫を開け、ワーゲンバス貯金箱を漁る。
そこで頭をよぎる麗しのことわざ、「背に腹は代えられん」。
なるほど、初めてこのことわざを使いこなしてみる。
どこかで企画を演った際にいただいたお金、千円札五枚を取り出し、百円玉をワーゲンバスから何枚か抜き出した後、俺は電気代を止められる間一髪のところで支払い、そしてレコード屋へと繰り出す。
「JET SET」を手ぶらで出て、何故か小金持ちの気分で懲りもせず向かってしまうのがディスクユニオン。
「ミュージックマガジン二月号」の表紙がブランキージェットシティである事に驚愕した後、手に入れる。
無論、何枚かのレコードが目に止まったが、辛うじてセーブする。
そんな訳でBGMは二時間半前からブランキージェットシティ。
随分とぶったまげた事をやらかしてくれたモンだ。
今日はなかなかに休日らしい休日だといえる。
P.S 14年前の早朝、すなわち神戸大震災の朝、俺は新聞配達所へと向かう道の上だった。そこでも確かに異変を感じたが、新聞を配り終えて家に戻るとお母さんが言った、
「怖かったでー、アンタ!揺れて揺れて柱につかまったモンなー」
あれから14年か。
その時、「14年後に俺、東京の下北沢でワンマンライヴ演るでー」と言い放ったとして、信じた奴などおっただろうか。俺も含めて空想の話だけで終わっただろう。
まだまだ序の口、小さい夢から大きい夢まで全部やっつけてやる。夢は叶える為だけにある。それは死ぬまで誰にも止められん。
俺はブコウスキーでもロニーレインでもない。俺は誰にもなりたくない。俺だけの道を作る事に人生を費やす。
12年位前、ジェットシティのフロントマンが、音楽雑誌に楽譜が掲載された際に答えたインタビューを思い出す、
「コピーなどやめてオリジナルを演った方がええよ」
それは生き方にもいえる。エルヴィス曰く「That’s All Right」。
January 11, 2009
新春パンク回線
「お前は二度と戻ってくるなよ」だとか、
「貴様の事は突き放すぞ」だとか、
逆に、
「皆、お前が戻ってくるの待ってるから」だとか、
「やるだけやってみろバカヤロー」だとか、
「困ったらいつでも相談に来い」だとか、
「友達だぜ」だとか、
嘘でも全部嬉しい。俺の事は俺が決める。とにかく一つの出来事が徐々に終わりに近付いとる。
そしてそんな時、脳内BGMはこちら、
「サヨナラから始まる事が沢山あるんだよ~」
オーケー、オールオーケー、エルヴィス曰く「Thats’ All Right」。ましてこれは「サヨナラ」でもない。
「終わり良ければ全て良し」とは巧い事言ったモンで、ベタなヒューマンドラマの如き終わり方だとしても当の本人、ググッとくる。
紛れもなくまた一つヒップな経験をさせていただいたと捉える男このワタシ、一気に感謝の気持ちが込み上げてくる次第。
今日は今日とてスタジオ3時間。ピックは次から次へと欠け、まだまだ物足りなさも残る。部屋に戻れば様々な人達と様々な事柄でコンタクトを取り、それとは別で請求書は今にも溢れんばかり、すなわち頭は新春パンク回線。
高円寺楽やに、大事な大事な赤と白のピックをホルダーごと忘れて帰ってしまっとる事にまさか、今日になって気付く。ワンマンライヴまであと三日、あの紅白が目の前にないと俺のライヴは始まらん。おー、無駄な仕事がまた一つ増えた。
ところで君、煙草を買ってきてはくれないか。銘柄はそう、「JPS」プリーズ。
P.S
「TRIANGLE」というフライヤーに掲載されたワンマンライヴ告知。北九州バードマンハウスで撮られた写真が採用された。北九州のアレンギンズバーグ、下原元気君、元気かい?どでかい事やらかしてやろうぜ。
「貴様の事は突き放すぞ」だとか、
逆に、
「皆、お前が戻ってくるの待ってるから」だとか、
「やるだけやってみろバカヤロー」だとか、
「困ったらいつでも相談に来い」だとか、
「友達だぜ」だとか、
嘘でも全部嬉しい。俺の事は俺が決める。とにかく一つの出来事が徐々に終わりに近付いとる。
そしてそんな時、脳内BGMはこちら、
「サヨナラから始まる事が沢山あるんだよ~」
オーケー、オールオーケー、エルヴィス曰く「Thats’ All Right」。ましてこれは「サヨナラ」でもない。
「終わり良ければ全て良し」とは巧い事言ったモンで、ベタなヒューマンドラマの如き終わり方だとしても当の本人、ググッとくる。
紛れもなくまた一つヒップな経験をさせていただいたと捉える男このワタシ、一気に感謝の気持ちが込み上げてくる次第。
今日は今日とてスタジオ3時間。ピックは次から次へと欠け、まだまだ物足りなさも残る。部屋に戻れば様々な人達と様々な事柄でコンタクトを取り、それとは別で請求書は今にも溢れんばかり、すなわち頭は新春パンク回線。
高円寺楽やに、大事な大事な赤と白のピックをホルダーごと忘れて帰ってしまっとる事にまさか、今日になって気付く。ワンマンライヴまであと三日、あの紅白が目の前にないと俺のライヴは始まらん。おー、無駄な仕事がまた一つ増えた。
ところで君、煙草を買ってきてはくれないか。銘柄はそう、「JPS」プリーズ。
P.S
「TRIANGLE」というフライヤーに掲載されたワンマンライヴ告知。北九州バードマンハウスで撮られた写真が採用された。北九州のアレンギンズバーグ、下原元気君、元気かい?どでかい事やらかしてやろうぜ。
January 09, 2009
ブレイクスルー・タイムス
仕事の合間、すぐ裏にある神社にて二年連続でおみくじを引く。そして引き出すのは言わずもがなの「大吉様」。
要するに「神様を信じれば心の底から喜びが沸いて、倖せがやってくる」と書いてある。そこで俺はこの「神様」を「自分」と捉えて文章を読み直す。すなわち、難しい話は抜きにして自分を信じれば良いと相成る。
俺に宗教はない。いや、俺だけの宗教はあると信じる。とある占いによれば俺は今年、大殺界らしい。ところがどっこいすっとこどっこいこちとらノープロブレム、そんな事に縛られとる様では「中途半端茶髪髭野郎」が聞いて呆れる。2009年が終わる時、「大殺界は素晴らしい年やったがな」と笑い飛ばしたい。
俺はこの「大吉様」を信じる。そこにはいつも自分が思っとる様な事柄が綴ってある。信じて信じてそれを突き抜ければなお良し。
仕事場の傍らでは、センスの欠片も何の才能も、「寒いならこのコート着なよ」、すなわち、あるとすれば生ぬるく気持ち悪い類いの優しさだけの様な二人の輩が「他人の才能」について語り出す。「自分の才能」は場外に放り出したまま、自分を偉く見せたいのか、大声で「あいつは才能ないからー」などとしたり顔でほざき出す。
俺は大事なブーツを履いたままドロップキックを二発お見舞いし倒れたその瞬間胸ぐら掴み取り「誰の事か知らんがお前にだけは言われたない筈やで」ととち狂った様に叫び暴れる、そんなシーンを明確に頭の中でシュミレーションして大いに興奮する。
「気が狂っている様に見えるかも知れないが
それはお前等の方だぜ それはお前等の方だぜ」
まさにこの状態と相成る。敵にもならん敵があまりにも多い、それは不愉快以外の何者でもない。
俺は見事、「大吉様」を自分のモノにしてやりたい。
要するに「神様を信じれば心の底から喜びが沸いて、倖せがやってくる」と書いてある。そこで俺はこの「神様」を「自分」と捉えて文章を読み直す。すなわち、難しい話は抜きにして自分を信じれば良いと相成る。
俺に宗教はない。いや、俺だけの宗教はあると信じる。とある占いによれば俺は今年、大殺界らしい。ところがどっこいすっとこどっこいこちとらノープロブレム、そんな事に縛られとる様では「中途半端茶髪髭野郎」が聞いて呆れる。2009年が終わる時、「大殺界は素晴らしい年やったがな」と笑い飛ばしたい。
俺はこの「大吉様」を信じる。そこにはいつも自分が思っとる様な事柄が綴ってある。信じて信じてそれを突き抜ければなお良し。
仕事場の傍らでは、センスの欠片も何の才能も、「寒いならこのコート着なよ」、すなわち、あるとすれば生ぬるく気持ち悪い類いの優しさだけの様な二人の輩が「他人の才能」について語り出す。「自分の才能」は場外に放り出したまま、自分を偉く見せたいのか、大声で「あいつは才能ないからー」などとしたり顔でほざき出す。
俺は大事なブーツを履いたままドロップキックを二発お見舞いし倒れたその瞬間胸ぐら掴み取り「誰の事か知らんがお前にだけは言われたない筈やで」ととち狂った様に叫び暴れる、そんなシーンを明確に頭の中でシュミレーションして大いに興奮する。
「気が狂っている様に見えるかも知れないが
それはお前等の方だぜ それはお前等の方だぜ」
まさにこの状態と相成る。敵にもならん敵があまりにも多い、それは不愉快以外の何者でもない。
俺は見事、「大吉様」を自分のモノにしてやりたい。
January 06, 2009
何のそのでゴー
「1月5日は一睡もせず」は一瞬の隙でまたも失敗に終わり、まさか、10時頃から17時半頃まで眠り続ける。ハイカラタウン池袋駆け込み、江崎掌氏のツーマン企画を観賞し、「池袋の数だけ玄やがある」と言われて名高い、中華料理屋「玄や」で定食を平らげる。
スナック感覚で「池袋トライ」立ち寄り、大袈裟にも今年の行方を多少は左右するかも知らん重要な話を聞く為、驚愕の「一時間に二回玄や」を体感。おっちゃんの「また来たでコイツ」顔も何のその、ビールを嗜み、話は終わらず、断じて話し足りず、新宿からの最終電車を逃しても何のその、渋谷まで行き下北沢まで歩く。寒くアレにもコレにも響くが、ポッケに手でも突っ込んでひたすら歩く。
部屋に戻れば一丁前に暖房なるモノをつけ、「原宿ブルースカイヘブン」を読破。
そんな訳で「1月6日は一睡もせず」、こちらを強行。新年一発目、「ピカソ/クレー展」などに出掛けてやろうかといった心意気。油断すると今にも眠りこけてしまいそうだ。
P.S
先日発見した「おいおい冗談やろ?」といった類いのイカし過ぎワーゲン。俺の夢「ワーゲンを乗り回す事」、これは17年前から揺らぐ事はない。まぁ、依然免許すら持ってない事は内緒にしとけ。今まで数々のワーゲンを見たが、この写真のワーゲンのフォルム、配色センス、内装、実に完璧に近く嫉妬を隠さずにはおれん。バットしかしこれを見てしまった以上、俺がいつかワーゲンを手に入れたあかつきには、これとは違う「完璧」を目指す必然が生まれた。おっと免許すら、いや、保険証すら持ってない事は内緒にしとけ。
俺はこれを見た途端、大嫌いな筈の「携帯電話カメラ機能」を不覚にも駆使してしまう。無断撮影も何のその、こんなイカした車を乗り回す器の持主、「撮っても差し支えないやろ」などと勝手に捉えてみる。そして、こんな車を乗り回す人物は男なのか、はたまた女なのか、是非とも一度お目にかかってみたいなどと勝手に考えている。
スナック感覚で「池袋トライ」立ち寄り、大袈裟にも今年の行方を多少は左右するかも知らん重要な話を聞く為、驚愕の「一時間に二回玄や」を体感。おっちゃんの「また来たでコイツ」顔も何のその、ビールを嗜み、話は終わらず、断じて話し足りず、新宿からの最終電車を逃しても何のその、渋谷まで行き下北沢まで歩く。寒くアレにもコレにも響くが、ポッケに手でも突っ込んでひたすら歩く。
部屋に戻れば一丁前に暖房なるモノをつけ、「原宿ブルースカイヘブン」を読破。
そんな訳で「1月6日は一睡もせず」、こちらを強行。新年一発目、「ピカソ/クレー展」などに出掛けてやろうかといった心意気。油断すると今にも眠りこけてしまいそうだ。
P.S
先日発見した「おいおい冗談やろ?」といった類いのイカし過ぎワーゲン。俺の夢「ワーゲンを乗り回す事」、これは17年前から揺らぐ事はない。まぁ、依然免許すら持ってない事は内緒にしとけ。今まで数々のワーゲンを見たが、この写真のワーゲンのフォルム、配色センス、内装、実に完璧に近く嫉妬を隠さずにはおれん。バットしかしこれを見てしまった以上、俺がいつかワーゲンを手に入れたあかつきには、これとは違う「完璧」を目指す必然が生まれた。おっと免許すら、いや、保険証すら持ってない事は内緒にしとけ。
俺はこれを見た途端、大嫌いな筈の「携帯電話カメラ機能」を不覚にも駆使してしまう。無断撮影も何のその、こんなイカした車を乗り回す器の持主、「撮っても差し支えないやろ」などと勝手に捉えてみる。そして、こんな車を乗り回す人物は男なのか、はたまた女なのか、是非とも一度お目にかかってみたいなどと勝手に考えている。
January 03, 2009
ゴー 朗らか気分 ゴー
サイコロで「3」が出た故に向かう街、トンチンカンタウン新宿。「1月2日は一睡もせず」は失敗に終わり、14時起床。シムスケ宅にお邪魔する事も、スモーキンブギの新年会に駆けつける事も抑えて、俺は自分の為に時間を使う事にする。そう、正月気分をかろうじて持ち合わせ「新春2009/初レコード漁り」実行。エルヴィスやらジムモリソン詩集やら原宿ブルースカイヘブンやらスミスやら天下のヒートウェイヴやらヒッチコック劇場やらトーキングヘッズやら、レコード、CD、本、DVD、何でも来いの選りすぐり11枚。
正月、ひな祭り、文化の日、秋分の日、平日ど真ん中、日時を問わずレコード屋が俺を呼んで止まんこのシステム。
「とっ、ところでお前!ジャズ1枚もないやないか!!」だと?
落ち着けよ、ジャズ館は今日、俺をお呼びでなかっただけの話である。
鬼の形相で2000枚程レコードを漁った後、その足で念願の「TOKYO JOE」を観賞。
帰りの電車では俺が降りる前に何の躊躇いもなく乗り込んで来るおっさん、姉ちゃん、輩、その他の集団。
今日が3月12日、すなわち平日ど真ん中なら「貴様、どんな育ち方してきたんや」と相成るが、本日1月2日、すなわち2009年も始まったばかりであるが故、怒鳴る事は止めどうにか呆れ苦笑いで切り抜ける。
そう、この場合日時を問う男このワタシ、今年も必要以上に俺を怒り狂わせる出来事は後を絶たんだろうと安易に想像出来てしまうこの「ノーモラル・ノーデリカシー」システム。
誰かが言ったな、
「一歩外に出たら、歩くスピードが違うからもうそれだけで大変やわー」。
あんたは正しい。バットしかし、それで死ぬのは訳が違うぞ。闘うべき事柄は山程溢れとるのだ。
そして誰かが言ったな、
「おっ、お前!歩くスピード、競歩より数倍早いな!!」。
おぉ!わきまえた御意見。
歩くスピードも自分で決めなくちゃ決めなくちゃ。
歩道は人混みで溢れかえり歩く事もままならず、車道に目をやればスッカスカ。この場合、俺は断固車道を歩く。無論、人十倍、車とバイクの迷惑にならん事を考える。車道を歩きながら朗らか気分で歩道を見渡してみる。その光景はまるで動物園、飼い慣らされたド田舎者軍団。人が多いとボヤクお前も「人」のくせして、歩く事もままならず勝手にイラついとるお門違いの猿人間集団。
ああはなりたくないぜああはなりたくないぜ、ああなったら俺は終わってしまうぜ。
おー、気付けば思い出して怒っとる男このワタシ、朗らか気分で「ヒッチコック劇場」を観賞しよう、そうしよう。
正月、ひな祭り、文化の日、秋分の日、平日ど真ん中、日時を問わずレコード屋が俺を呼んで止まんこのシステム。
「とっ、ところでお前!ジャズ1枚もないやないか!!」だと?
落ち着けよ、ジャズ館は今日、俺をお呼びでなかっただけの話である。
鬼の形相で2000枚程レコードを漁った後、その足で念願の「TOKYO JOE」を観賞。
帰りの電車では俺が降りる前に何の躊躇いもなく乗り込んで来るおっさん、姉ちゃん、輩、その他の集団。
今日が3月12日、すなわち平日ど真ん中なら「貴様、どんな育ち方してきたんや」と相成るが、本日1月2日、すなわち2009年も始まったばかりであるが故、怒鳴る事は止めどうにか呆れ苦笑いで切り抜ける。
そう、この場合日時を問う男このワタシ、今年も必要以上に俺を怒り狂わせる出来事は後を絶たんだろうと安易に想像出来てしまうこの「ノーモラル・ノーデリカシー」システム。
誰かが言ったな、
「一歩外に出たら、歩くスピードが違うからもうそれだけで大変やわー」。
あんたは正しい。バットしかし、それで死ぬのは訳が違うぞ。闘うべき事柄は山程溢れとるのだ。
そして誰かが言ったな、
「おっ、お前!歩くスピード、競歩より数倍早いな!!」。
おぉ!わきまえた御意見。
歩くスピードも自分で決めなくちゃ決めなくちゃ。
歩道は人混みで溢れかえり歩く事もままならず、車道に目をやればスッカスカ。この場合、俺は断固車道を歩く。無論、人十倍、車とバイクの迷惑にならん事を考える。車道を歩きながら朗らか気分で歩道を見渡してみる。その光景はまるで動物園、飼い慣らされたド田舎者軍団。人が多いとボヤクお前も「人」のくせして、歩く事もままならず勝手にイラついとるお門違いの猿人間集団。
ああはなりたくないぜああはなりたくないぜ、ああなったら俺は終わってしまうぜ。
おー、気付けば思い出して怒っとる男このワタシ、朗らか気分で「ヒッチコック劇場」を観賞しよう、そうしよう。
January 02, 2009
何度でも誕生してやれば良い
結局21時まで眠りこけてしまい、「新春初レコード漁り」は明日へと持ち越し。そんな訳で現在、「1月2日は一睡もせず」を敢行。
近頃、久方振りに会う人会う人、八割五分の確率で「髪が伸びたな、変わったな」などと言われる。実に七月中旬辺りに坊主手前にしてからというもの髪の毛を切ってないからであるが、横を刈っとる為、こちとらさほど長い感がない。
そして本日「新春初刈り」を実行し、もう少し横以外の髪の毛は伸ばしてやろうと企む男このワタシ、こういう面からも勝手な意外性を勝手に追い求めてやれば良い。誰も期待などしてないとしても、勝手に期待を裏切ってやるぞといった心持ちがある方が良い。急に坊主にするも良し、伸ばし続けるも良し、金髪リーゼントでも良し、すなわち何でも良し、何しろ気分次第でなんでも好きな様にやってやれば良い。
バットしかし、お母さんがこの風貌を見たなら、有無を言わさず真顔でこう言うだろう、
「アンタ!いつからそんなブサイクになったんや!浮浪者か?近付かんといてや!」。
おぉ!ウィット極めた御意見。
もう少し俺のやりたい様にやらせてくれ、
あなたには逆らえんが、どうか俺に期待などしてほしい。
そんな事を口にすればきっとこう言うんだろう、
「そんなん知らんけど、生きとけばええねん」。
おぉ!!オールOK極める御意見。
1月14日(水)「「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」までにやるべき事をばばっとメモ帳に箇条書きなどしてみる。
おー、28歳もチンタラしとったらあっという間に過ぎ去ってまうがなといった箇条書き具合。
BGMは尾崎豊「誕生」。
「正月はジャズ、ジャズじゃなかったのか貴様!!」だと?
何しろ気分次第でなんでも好きな様にやってやれば良い。
今現在、頭の中にある目論みを2009年の内に何個片付けられるだろうか。
それが多ければ多いほど、俺はまだまだ幸せになれる。
いつも調子に乗っているマリーを
引き摺り下ろそうと企む輩がいるけれど
「ほっといてよ、いつも私は私よ
私には私の世代があるのよ」
「マリーと暮らす」、もの凄く気持ち良い一節。
近頃、久方振りに会う人会う人、八割五分の確率で「髪が伸びたな、変わったな」などと言われる。実に七月中旬辺りに坊主手前にしてからというもの髪の毛を切ってないからであるが、横を刈っとる為、こちとらさほど長い感がない。
そして本日「新春初刈り」を実行し、もう少し横以外の髪の毛は伸ばしてやろうと企む男このワタシ、こういう面からも勝手な意外性を勝手に追い求めてやれば良い。誰も期待などしてないとしても、勝手に期待を裏切ってやるぞといった心持ちがある方が良い。急に坊主にするも良し、伸ばし続けるも良し、金髪リーゼントでも良し、すなわち何でも良し、何しろ気分次第でなんでも好きな様にやってやれば良い。
バットしかし、お母さんがこの風貌を見たなら、有無を言わさず真顔でこう言うだろう、
「アンタ!いつからそんなブサイクになったんや!浮浪者か?近付かんといてや!」。
おぉ!ウィット極めた御意見。
もう少し俺のやりたい様にやらせてくれ、
あなたには逆らえんが、どうか俺に期待などしてほしい。
そんな事を口にすればきっとこう言うんだろう、
「そんなん知らんけど、生きとけばええねん」。
おぉ!!オールOK極める御意見。
1月14日(水)「「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」までにやるべき事をばばっとメモ帳に箇条書きなどしてみる。
おー、28歳もチンタラしとったらあっという間に過ぎ去ってまうがなといった箇条書き具合。
BGMは尾崎豊「誕生」。
「正月はジャズ、ジャズじゃなかったのか貴様!!」だと?
何しろ気分次第でなんでも好きな様にやってやれば良い。
今現在、頭の中にある目論みを2009年の内に何個片付けられるだろうか。
それが多ければ多いほど、俺はまだまだ幸せになれる。
いつも調子に乗っているマリーを
引き摺り下ろそうと企む輩がいるけれど
「ほっといてよ、いつも私は私よ
私には私の世代があるのよ」
「マリーと暮らす」、もの凄く気持ち良い一節。
December 28, 2008
December 20, 2008
偶然などありゃしない論
下北沢一番街、モダンテイスト醸し出す小さな雑貨屋。無音の店内に突如溢れ出す音楽、踊ろうマチルダ。
!!!!!
こんなところまで浸透しとるのか。こうやって世界は本人の知らんところでも自然と広がっていくのか。
広がるという事はこういうモノなのか、こういうモノなのだろう。
感慨深くなる。
俺はあの日、すなわち「ブレイクスルー・アコースティック vol.1」終演後、真夜中4時頃に部屋にやって来たこの男を泊めず、雨の中帰してしまった事をいまだ悪い事をしたと激しく後悔している。
たまたま入った雑貨屋でたまたま踊ろうマチルダを聴く。これはもはや偶然ではない。
こんな出来事が頻繁に起こる。
俺は28歳になるその日まで何故か、シオン「Strange But True」を聴いた事がなかった。
そして28歳になったまさにその日、たまたま発見したこのレコードを回すと「からかうなよ」という曲で、
「俺はたかだか28だが・・・」と突然唄い出した。
それ以前に聴いた事があるのなら、「28歳になったしあれでも聴くか」で済むが、俺は28歳になったその日までまるでこの曲を知らんかったのだ。
これはもはや偶然でも何でもない。もっともっと驚愕するべき、されるべき出来事じゃないのか。
俺はこういった出来事を信じる。かの有名な「運命」とかいうヤツじゃないのか。
ところでそんな事よりも来年一月、かの有名な「JETSET」(レコード屋)が一番街に移転してくるらしい。これはもはや立派な「事件」である。そんな訳で俺はとても喜び勇んでいる、すなわちウェルカム。
P.S 20日はお父さんの誕生日。生きとったら何歳か、そんな事は分からん。そして21日はのえさんの誕生日。コノヤロー、死んどる場合じゃない。
!!!!!
こんなところまで浸透しとるのか。こうやって世界は本人の知らんところでも自然と広がっていくのか。
広がるという事はこういうモノなのか、こういうモノなのだろう。
感慨深くなる。
俺はあの日、すなわち「ブレイクスルー・アコースティック vol.1」終演後、真夜中4時頃に部屋にやって来たこの男を泊めず、雨の中帰してしまった事をいまだ悪い事をしたと激しく後悔している。
たまたま入った雑貨屋でたまたま踊ろうマチルダを聴く。これはもはや偶然ではない。
こんな出来事が頻繁に起こる。
俺は28歳になるその日まで何故か、シオン「Strange But True」を聴いた事がなかった。
そして28歳になったまさにその日、たまたま発見したこのレコードを回すと「からかうなよ」という曲で、
「俺はたかだか28だが・・・」と突然唄い出した。
それ以前に聴いた事があるのなら、「28歳になったしあれでも聴くか」で済むが、俺は28歳になったその日までまるでこの曲を知らんかったのだ。
これはもはや偶然でも何でもない。もっともっと驚愕するべき、されるべき出来事じゃないのか。
俺はこういった出来事を信じる。かの有名な「運命」とかいうヤツじゃないのか。
ところでそんな事よりも来年一月、かの有名な「JETSET」(レコード屋)が一番街に移転してくるらしい。これはもはや立派な「事件」である。そんな訳で俺はとても喜び勇んでいる、すなわちウェルカム。
P.S 20日はお父さんの誕生日。生きとったら何歳か、そんな事は分からん。そして21日はのえさんの誕生日。コノヤロー、死んどる場合じゃない。
December 18, 2008
近頃は師走の季節
7時半就寝16時起床、すなわち4時間の出遅れ。生活のリズムに打ち勝つ方法が見当たらず困難。俺は確かに丸7年間、新聞配達を意地という名の精神だけを用いてやり通した。バットしかし、その頃から生活のリズムはあってなかった様なモンだった。
起きてギターを弾くと曲が生まれた。2分で生まれた。ヒップでノリの良いヤツ。おー、ええ感じやないか君、起き遅れた自己嫌悪を一発で払拭。
2007年2月5日に書いた、
「ヘビースモーカー」
十一本目の煙草の最中
十二本目の煙草に思いを寄せる
俺は本物の
ヘビースモーカー
この詩を俺は事ある毎に思い出す。すなわち気に入っとる。これを歌詞にはめこもうと街を歩きながら考える。
曲が出来て気分が良い勢いで名古屋の二つのライヴハウスに電話を入れる。次から次へと楽しみと喜びを掘り当てる必要がある。それを続ける事により嬉しさが生まれる。
親身な対応がありがたい一つのライヴハウスに対し、「はいはい、あーそう、どうもー」な対応の戯けたライヴハウス。俺はそこでいつか演ってみたいと長年思い続けてきたが、いとも簡単に消え失せてしまった。諦めた訳ではない、軽くあしらわれるその態度が俺には到底理解出来んだけだ。関係ない、原動力の一つになる。
以前、俺の「myspace」の音源を聴いた、とあるライヴハウスから連絡がきた。
「髙さんの言いたい事、発信したい事が伝わってきて、
熱い音楽をやっているなと思いました。
一つ一つの言葉の意味を感じました。
是非とも生で聴きたいので、御出演して頂けたらと思います。
お電話番号を教えて頂ければこちらからご連絡します。
お返事頂けると嬉しいです。お待ちしています」。
おー、ほんまけ!と一瞬は喜んだが、俺はそんなに馬鹿ではない。誰にでも同じ文章で送っとる可能性だってあるし、こういった事に関してはいつだって半信半疑である必要がある。痛い目に合うのが俺は何よりも怖い。
俺は返事を返した。
「ノルマがあるライヴは演ってません。
無論、客を呼ぶ気がない訳ではありません。
それでも良くて御連絡頂ければ心底嬉しいです」。
これで連絡が来れば本物やなと思った。ほんまに出演してほしいと思ってくれとるなら連絡は来るんちゃうんかと思った。
バットしかし、連絡は一切なかった。そう、あまりにもしょうもない話。
ところでおいら、今日も3枚のレコードを手に入れた。近頃は師走の季節、この季節が俺は好きだ。
P.S 「12.18は一睡もせず」、こちらを実行する可能性を持ち合わす男このワタシ、「リズム」は一体どこで手に入るのか。それは自分で手に入れるしか手段はない。世の中そんなに甘くはない。
起きてギターを弾くと曲が生まれた。2分で生まれた。ヒップでノリの良いヤツ。おー、ええ感じやないか君、起き遅れた自己嫌悪を一発で払拭。
2007年2月5日に書いた、
「ヘビースモーカー」
十一本目の煙草の最中
十二本目の煙草に思いを寄せる
俺は本物の
ヘビースモーカー
この詩を俺は事ある毎に思い出す。すなわち気に入っとる。これを歌詞にはめこもうと街を歩きながら考える。
曲が出来て気分が良い勢いで名古屋の二つのライヴハウスに電話を入れる。次から次へと楽しみと喜びを掘り当てる必要がある。それを続ける事により嬉しさが生まれる。
親身な対応がありがたい一つのライヴハウスに対し、「はいはい、あーそう、どうもー」な対応の戯けたライヴハウス。俺はそこでいつか演ってみたいと長年思い続けてきたが、いとも簡単に消え失せてしまった。諦めた訳ではない、軽くあしらわれるその態度が俺には到底理解出来んだけだ。関係ない、原動力の一つになる。
以前、俺の「myspace」の音源を聴いた、とあるライヴハウスから連絡がきた。
「髙さんの言いたい事、発信したい事が伝わってきて、
熱い音楽をやっているなと思いました。
一つ一つの言葉の意味を感じました。
是非とも生で聴きたいので、御出演して頂けたらと思います。
お電話番号を教えて頂ければこちらからご連絡します。
お返事頂けると嬉しいです。お待ちしています」。
おー、ほんまけ!と一瞬は喜んだが、俺はそんなに馬鹿ではない。誰にでも同じ文章で送っとる可能性だってあるし、こういった事に関してはいつだって半信半疑である必要がある。痛い目に合うのが俺は何よりも怖い。
俺は返事を返した。
「ノルマがあるライヴは演ってません。
無論、客を呼ぶ気がない訳ではありません。
それでも良くて御連絡頂ければ心底嬉しいです」。
これで連絡が来れば本物やなと思った。ほんまに出演してほしいと思ってくれとるなら連絡は来るんちゃうんかと思った。
バットしかし、連絡は一切なかった。そう、あまりにもしょうもない話。
ところでおいら、今日も3枚のレコードを手に入れた。近頃は師走の季節、この季節が俺は好きだ。
P.S 「12.18は一睡もせず」、こちらを実行する可能性を持ち合わす男このワタシ、「リズム」は一体どこで手に入るのか。それは自分で手に入れるしか手段はない。世の中そんなに甘くはない。
December 17, 2008
AM6:07に想像するという事
朝が来て、夜が来て、そしてまた朝が来るだけ。こんな生活を飽きもせず繰り返すが、明日は昼さえも有効活用。ワンマンライヴのイメージを明確に頭に描いてギターを弾いた。興奮が冷めやらん。あんな曲こんな曲、全部演りたい。あんな男こんな女、全部来てほしい。
そして俺はあの人物からの連絡を待つ。俺は現時点で少なからず可能性という名の宝物を手に入れとるのだ。夢は広げ、そして叶える為だけにある。それはもはや夢ではない。
先日の結婚式の三次会、思わぬタイミングで誰かが言ったな、「アンタって妥協とかするの?」。
ノー!断固ノー!!ヘイエブリバディ「NO!!」。
バットしかし、どうしようもなくどうでも良い事ならするかも知らん。
定食屋でメニュー選ぶのも本気でなくっちゃ。
後で「やっぱりこれにすれば良かったかな」とは毎回口走るけどもな。
とにかく、こだわりを捨てたら死んだも同じ、決める時は必要以上に決めとかんといかん。
そうじゃないとただの、そう、ただのしょーもない男になってまうぞ。
それだけは避けなくっちゃ、失礼はその中途半端な茶髪だけにしとかなくっちゃ。
そして俺はあの人物からの連絡を待つ。俺は現時点で少なからず可能性という名の宝物を手に入れとるのだ。夢は広げ、そして叶える為だけにある。それはもはや夢ではない。
先日の結婚式の三次会、思わぬタイミングで誰かが言ったな、「アンタって妥協とかするの?」。
ノー!断固ノー!!ヘイエブリバディ「NO!!」。
バットしかし、どうしようもなくどうでも良い事ならするかも知らん。
定食屋でメニュー選ぶのも本気でなくっちゃ。
後で「やっぱりこれにすれば良かったかな」とは毎回口走るけどもな。
とにかく、こだわりを捨てたら死んだも同じ、決める時は必要以上に決めとかんといかん。
そうじゃないとただの、そう、ただのしょーもない男になってまうぞ。
それだけは避けなくっちゃ、失礼はその中途半端な茶髪だけにしとかなくっちゃ。