読書

December 19, 2008

自由になりたくないかい

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そして俺はこれを読む。5年半位前に初めて読んだ際は読破するのに3ヶ月以上を費やした。如何せんアメリカの地理など何一つ解ってないあん畜生、ヒッチハイクを繰り返す主人公に「これところで日本で例えるとすれば仮にやでどっからどこまでで何マイルとは日本に例えるとハタシテ何キロで・・・」エトセトラ、日夜混迷を繰り返した。

こんな時、BGMは無論ジャズ、チェット・ベイカーが突然唄い出して完全に神経を奪われた。
俺は夜に生きる、活きる。

誰かが言ったな、「眠たくなくても起きれる為には眠るのです」。

ところがどっこいすっとこどっこい、俺は明日、昼間の仕事がお休みな故、
「眠たくなっても眠らないのです」、こちらが何とも贅沢に実践可能な状態。

夜こそが素晴らしい紛れもないこの事実。


読書を何時間も続けたら俺も何かしら文章が書きたくなった。衝動は抑える必要などない。

ところでニューヨーク、ニューオリンズ、はたまたメンフィス行き、
今年中という夢は途絶えたが、俺はまだ何一つ諦めてない。


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May 16, 2008

ゴー 日本 ゴー

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先日手に入れたこの本に激しく首ったけ。読むだけで旅する気分を充分に味わえる。そして、「免許欲しい欲しいの」指数は人生推定十七度目のピークへ一気に到達。

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February 04, 2008

ドラッグ効果

中島らも「バンド・オブ・ザ・ナイト」を読破。ドラッグに手を出したらこんなにも表現が豊かになるのか、といった按配。60年代サイケデリックロックもやはりその背景から生まれたのか。勿論、俺がそんなブツに手を出す気は毛頭ないのだけども。

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November 27, 2007

活字に釘付けの日

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活字を見つけると、それが面白いモンであろうとなかろうととにかく読まんと気が済まん時がある。それは今日。本とロニー・レインを何度もリピートして、気付けばこんな時間になった。さぁ、唄おう。

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November 16, 2007

読んで観て書く

仕事を切り上げ御飯もそこそこに部屋の電気を全部消し、読書灯だけ灯して本を読む。するとどうだ、俺は作者と一対一で語り合う事に成功する。これはロウソクだけ灯してジャズを聴く、という行為に匹敵する程贅沢な時間だ。「長距離走者の孤独」、この主人公スミスは紛れもなく俺の精神的友達でありたい。もっとも、俺は人の物を盗んだりはせんが。何故俺が五年も前に手に入れたこの本を引っ張り出したかといえば、例の如くレンタルビデオ屋で一列残らず棚を睨みつけとる時、同タイトルのビデオを見つけたからに他ならん。そこで、このビデオを観る前に本を読み返したろかしらん状態になったのだ。もっとも俺はこの本の内容を全く覚えてなかった。いや、覚えてないどころか、差し詰め読んだかどうかすら怪しい限りだった。しかしどうだ、このビデオをきっかけに俺はページを一気に駆け抜け、今や主人公スミスを充分に理解した。よって、このビデオを観るのが何倍も楽しみになった事は言うまでもない。

P.S ところで昨日は髪の毛を大幅にカットした。頭がふわふわする程軽くなった。その後、またも「POZY」に足を向けたがまたも裏切られ、ジャズ喫茶「マサコ」でコーヒーを飲み、「ゴルゴ13」を読んだ。最近はそんなに音楽も聴かず(いや、聴いとるが)、とにかく読んどる。そして観とる。もちろん書いとる。

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November 09, 2007

山積みの本を読み分ける一日

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「人混みが嫌いなら、歯が気になるなら、勝手にしやがれ!」って事で読書。一日なんてあっという間過ぎて困る。お腹が空いてきた。そう、柔らかいモンが食べたい。

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September 23, 2007

集中読書

昨晩、久し振りの集中読書、ウィリアム・バロウズとアレン・ギンズバーグの「麻薬書簡」。俺はドラッグの「ド」の字も知らんし、無論摂取した事などないし、勿論しようとも思わん。途中まで読んだが、1ページも理解出来ん状態。もはや、これを芯から理解出来る輩はおるのか、といった心意気。でも最後まで読み進めたら何かあるかも知らん、そう思って最後まで読みたい。途中本を変え、ブコウスキー「酔いどれ紀行」読破。最後の詩の何編かに鋭く共感を覚える。その後、まだ読み足らん衝動が走り、佐野元春「ビートニクス」。俺は本を気分により回し読みするのが好きだ。毎日こんな時間が持てると良い。明日は待ち望んだ休日で、新宿までバイクでブーンと行きたいが、雲行きが怪しい。まぁ、それも良い。休日である事に変わりはない。今夜はギターを弾きたい気分。

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April 25, 2007

儲け話

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行きつけの古本屋で見つけ出した一冊の本。他の本同様、棚に入れてあるにも関わらず値札が付いてない。そこで俺はそそくさと店員に尋ねる。

「この本はお幾らでしょう?」

この本がいかに貴重であるかに気付いてないレジの姉ちゃんは、定価1200円の文字を即座に確認し、さも最初からそうであったかの如く答える。

「こちらは600円になりますね」(フンニャー!!!!!!!)。

これが600円なら1000円の本ってどんなや。ええ買い物とはこの事を言うのだよ。

P.S 「レコード屋と古本屋にはロマンが満ち溢れている、常に細心の注意を払うべし」、これワタシの持論。

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April 15, 2007

歩きながら読みたい本

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本は気分によって読み替える。最近は、ブコウスキー、細野晴臣、そしてコレ。京都本店「JET SET」開業者、内門洋「海外レコード買い付け日記」。去年からあったが、途中で読みかけのままだった本。久し振りに開いたら面白く、また最初から読みたい気分になった。昨夜、暗闇の中で読んだのもコレ。今日、晴れ渡る空の下、歩きながら読んだのもコレ。俺は何と言うか、この手の本に弱い。タイトルを見ただけでもちょっとワクワクする傾向があるのである。

P.S 文明の利器に逆らいたい、とはよく言ったモンだ。ワタシはデジタルカメラと呼ばれる最新の機器までをも、駆使している。嗚呼、もどかしい。

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April 12, 2007

「ロックンロールから枝豆まで」

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非常に面白い本。細野晴臣対談の本。ビッグ・ネームの間には、ジム・ジャームッシュの名も(内容は10年以上前のモノ)。2310円、しかし俺にとって、素通りする事は許されん本。

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November 04, 2006

生の感情恐れるべからず

ジョン・ファンテ「塵に訊け!」、そしてダン・ファンテ「天使はポケットに何も持っていない」、この二冊を至急読まなければいけない。それ等はもう俺の中で「読まんといけん」のだ。それは信頼すべき男、ブコウスキーのルーツだ。いつまでも「生の感情を恐れない男」であるべきだ。

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November 03, 2006

チャールズ・ブコウスキー「勝手に生きろ!」

「勝手に生きろ!」を読んだ。「ポスト・オフィス」以前の20代の頃の話。約300ページの中で数えるのも面倒臭くなる程、生活の為やりたくもない仕事、転職を繰り返す男。そうしながら短編を書き続ける男。「求人広告を読む気にもなれなかった。机の向こうの男に、仕事が欲しいんです、この仕事は僕が適任です、なんて言うところを考えただけでぞっとする、要するに俺は人生にうんざりしていた」などという文章が次々と出てくる。やっぱりこんな本がベストセラーになる筈はないのだろうか。最高だったが、訳は断然「ポスト・オフィス」の方が良かった。外国の本とか歌詞は訳によって全然印象が変わると思う。

P.S 先月一ヶ月だけで、この「日記」を読んだ人が過去最高の「376」を記録しました。もちろん、376人が読んだ訳ではなく、376回このページを開いた人がおるという意味だが、その中には俺の知らん人、知っとるけど連絡を取ってない奴、その他にも色んな人が含まれとる気がしてならん。そんな人達にお願いです、どうぞコメントを残していってくれ。懐かしい人達、俺の事を勝手に知ってくれとる人達、待ってます。

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October 20, 2006

チャールズ・ブコウスキー 「ポスト・オフィス」

俺は何ともイカシタ本に出会ってしまった。前々から読みたかったが読んでおらず、偶然図書館で見つけた「ポスト・オフィス」。まだ7割程しか読んでないが、「俺の好きな本」ランク上位に食い込む事はもう確実なのだ。これは常に「そばに置いておきたい本」なのである。洒落た言い回し、品のある例え、センス溢れる文章。この良さは女にも理解出来るモノなのだろうか。もしそんな女がおるなら、是非お近づきになりたいモンだ。早いとこ「ブコウスキー・オールド・パンク」DVDを手に入れてもう一度見たい。その為には、仕事だ。

表参道の仕事はまたどっかにすっ飛んで行ってしまった。何回振り回されればええのか。向こうから「こういう仕事あります」と言っといて、エントリーすれば「他の人に決まってました」と言う。持ち上げるだけ持ち上げて、一気に落とすパターンをここ何日で何度も味わされている。他の所に行って、すぐにでも働けるという保障があればすぐにでもそうするのだが、前登録しに行った会社からも「すぐ働けます」とか言ったわりに一切連絡ないじゃねーか。

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July 27, 2006

ジャックケルアック5冊セット

オークションにて「ジャックケルアック5冊セット」を落札した。送料込み3000円。「ビートジェネレーション」の名付け親、代表格である。俺は偉そうに言っても、「路上」と「地下街のひとびと」の二冊しか読んでないし、その二冊を100%理解したかと問われれば怪しいもんだが、なぜか惹かれる部分があるのだ。来月のツアーはケルアックを手にバスに乗り込む事になるだろう。

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June 05, 2006

ドロップアウトのえらいひと

森永博志「ドロップアウトのえらいひと」という本を手に入れた。シオンが載っとる事を知って手に入れたんじゃけど、これを読んどる途中ふと思った。俺は今また、ライヴをやり出して、順調っちゃ順調なんかも知れんけど、それがどうしたんじゃと。すぐに満足出来ん様になるんよな。これの繰り返しじゃわ。今やる事をやるだけなんじゃけど、もっと何かやらんとなぁという気になってしまうんよな。俺の詩にこんなのがある、「気にせんといこうぜ 何も気にしちゃおらんよって また出た 毎日毎日こんな感じ」。

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April 25, 2006

読書

ウイリアム・バロウズ「裸のランチ」「ジャンキー」、そしてリリー・フランキー「東京タワー」(この本を手に入れる事になった経緯は「リリー・フランキー」の回参照)、三冊の本を手に入れた。ビートジェネレーションの精神が好きな俺じゃけど、関連本じゃなくて、小説だったら、ジャック・ケルアック「路上」と「地下街の人びと」位しか読んでなかったもんでな。ブコウスキーはビートニクとは違うしな。とにかく、ウイリアム・バロウズは前から読んでみたかったんじゃ。今、お金の持ち合わせがほんまに無くなってしまったこの俺は、この三冊をクレジットカードで手に入れた。もちろん、来月の終わりにはお金が入ってくる予定があるからだ。クレジットカードとは実に便利なものだ。しかし俺は決して、カード地獄に陥ってしまう様な大馬鹿者ではない、という事を最後に付け加えておく。

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