怒シリーズ
April 25, 2009
第十一回 ドツイテマワリタイ人達
・神聖なるお土産に礼の一つも言えず飛びつく無神経ひょっとこ椎茸野郎
先に断わっとくが(断わる必要すらないが)、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
それは「ちょっと行って来ましてん」の誇り高き印であり、
「どんなモンか食べてみてね!」といった類いの人間味溢れる優しい気持ち以外のナニモノでもないのだ。
バットしかし、バットしかしちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!!
「ありがとう」然り、
「いただきます」然り、
「御馳走様でした」然り、
何故こんなシンプル極まる言葉を発する事さえ出来ず、神聖なるお土産に我が物顔でむさぼりつく輩が確かにこの世には存在するのか。
そんな輩とこんな俺も同じ「人間」として括られてしまうのか、しまうのだ。
マナー、デリカシー、モラルの三大最低要素さえ微塵も持ち合わせてない輩達を目の前にほら、俺の頭はかの有名な「5W1H」でいっぱいじゃないか。
もう一度書こう、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
一言、たったの一言でケリはつくのだ。
それは例えば、「これ美味しくないねー」でさえ良いのだ。
何に対しても怒る男だと、そう周りは勘違いしとるのか?
「これ美味しくないねー」で怒る程、俺は野暮な人間でもないのだ。
そうくれば俺だって、
「そうやろ?」然り、
「じゃあこっちはどうだい?」然り、
「もう食べるな!」然り、
話は全て巧く流れて行くのだ。
怖いのか?ひょっとして怖くて礼も言えんのか?
じゃあ聞こう、「いただきます」と言われて俺が怒鳴り散らすのか?
違う、違うぞ、一言もない事に対してのみ怒るのだ。
そうか、もう一度書く必要があるのか、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
バットしかし、バットしかしアイウォンツプリーズウェイト!!!
そんな一言さえ言う事(文章でも可)も出来ん輩とこの俺が、どうやって仲良くなれるというのか。
俺はそんな人間の言動、行動に人の二千倍は神経を使うらしい。
俺の子どもがもしもこんな輩の様な人間に育ったら一体どうする?想像してみただけで恐怖だ。
ド突き、回し、つねり、コンコンとまくしたてた後、我が子どもに「三万円払え!」とお金まで請求しても、まだまだ物足りんじゃないか。
「ゴチャゴチャ言われる位ならもう食べてあげないよ!」とでもヌカすのか。
おぉ!そうなれば俺に残るのはもはや「殺意」だ。
こんな事を洩らせばきっと彼女はこう言うだろう、
「アンタ!そんな事で怒ってたらいつか絶対神経切れるわ」
ノー!断固ノー!
ここは愛想の欠片もない香港ではない、日本だ。分かるか?
俺は断じて「当たり前の事柄」に怒っとるだけだ。
こんな事で怒られる事を誰もが恥ずかしく思うべきだ。
いつかあの娘が言ったぜ、
「アンタはアメリカで生活してみるべきよ!」
その言葉、馬鹿正直に額面通り受け止めたろかファッキンジャパニーズ!
嗚呼、理解してほしい、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
P.S これはほんの一部のナスビ野郎共の行動を書き殴った文章である。
これを読んで「何をゴチャゴチャヌカしとんねん」としか思えん人達と、俺は一生友達にはなれんだろう。なりたくもないし、なる気もない。
俺の口癖、「一生交わる事のない人達」
オーケー、オールオーケー、相手も俺の事など面倒臭く思うだろう。それで良い、話が早い。
そして俺はこのシリーズを本にする事を諦めた事など一度としてない。「第一回」~「第十回」を久方振りに読み返し、俺は自分自身に大いに頷き続ける。
ところで日本を代表するスーパーアイドルの逮捕劇、俺はその事についても激しく一編書き綴りたい衝動に駆られる。俺はあの男にもはや、「羨ましさ」さえ感じとるのだ。
先に断わっとくが(断わる必要すらないが)、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
それは「ちょっと行って来ましてん」の誇り高き印であり、
「どんなモンか食べてみてね!」といった類いの人間味溢れる優しい気持ち以外のナニモノでもないのだ。
バットしかし、バットしかしちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!!
「ありがとう」然り、
「いただきます」然り、
「御馳走様でした」然り、
何故こんなシンプル極まる言葉を発する事さえ出来ず、神聖なるお土産に我が物顔でむさぼりつく輩が確かにこの世には存在するのか。
そんな輩とこんな俺も同じ「人間」として括られてしまうのか、しまうのだ。
マナー、デリカシー、モラルの三大最低要素さえ微塵も持ち合わせてない輩達を目の前にほら、俺の頭はかの有名な「5W1H」でいっぱいじゃないか。
もう一度書こう、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
一言、たったの一言でケリはつくのだ。
それは例えば、「これ美味しくないねー」でさえ良いのだ。
何に対しても怒る男だと、そう周りは勘違いしとるのか?
「これ美味しくないねー」で怒る程、俺は野暮な人間でもないのだ。
そうくれば俺だって、
「そうやろ?」然り、
「じゃあこっちはどうだい?」然り、
「もう食べるな!」然り、
話は全て巧く流れて行くのだ。
怖いのか?ひょっとして怖くて礼も言えんのか?
じゃあ聞こう、「いただきます」と言われて俺が怒鳴り散らすのか?
違う、違うぞ、一言もない事に対してのみ怒るのだ。
そうか、もう一度書く必要があるのか、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
バットしかし、バットしかしアイウォンツプリーズウェイト!!!
そんな一言さえ言う事(文章でも可)も出来ん輩とこの俺が、どうやって仲良くなれるというのか。
俺はそんな人間の言動、行動に人の二千倍は神経を使うらしい。
俺の子どもがもしもこんな輩の様な人間に育ったら一体どうする?想像してみただけで恐怖だ。
ド突き、回し、つねり、コンコンとまくしたてた後、我が子どもに「三万円払え!」とお金まで請求しても、まだまだ物足りんじゃないか。
「ゴチャゴチャ言われる位ならもう食べてあげないよ!」とでもヌカすのか。
おぉ!そうなれば俺に残るのはもはや「殺意」だ。
こんな事を洩らせばきっと彼女はこう言うだろう、
「アンタ!そんな事で怒ってたらいつか絶対神経切れるわ」
ノー!断固ノー!
ここは愛想の欠片もない香港ではない、日本だ。分かるか?
俺は断じて「当たり前の事柄」に怒っとるだけだ。
こんな事で怒られる事を誰もが恥ずかしく思うべきだ。
いつかあの娘が言ったぜ、
「アンタはアメリカで生活してみるべきよ!」
その言葉、馬鹿正直に額面通り受け止めたろかファッキンジャパニーズ!
嗚呼、理解してほしい、俺は何も「礼を言われたいが為」にお土産を買う訳ではない。
P.S これはほんの一部のナスビ野郎共の行動を書き殴った文章である。
これを読んで「何をゴチャゴチャヌカしとんねん」としか思えん人達と、俺は一生友達にはなれんだろう。なりたくもないし、なる気もない。
俺の口癖、「一生交わる事のない人達」
オーケー、オールオーケー、相手も俺の事など面倒臭く思うだろう。それで良い、話が早い。
そして俺はこのシリーズを本にする事を諦めた事など一度としてない。「第一回」~「第十回」を久方振りに読み返し、俺は自分自身に大いに頷き続ける。
ところで日本を代表するスーパーアイドルの逮捕劇、俺はその事についても激しく一編書き綴りたい衝動に駆られる。俺はあの男にもはや、「羨ましさ」さえ感じとるのだ。
December 18, 2008
第十回 ドツイテマワリタイ人達
・混雑極める美術館館内に於いて、手を繋ぎ、イチャイチャを楽しみながら、片手間に絵画をチラ見するナスビカップル。
お前等は一体何なのだ?
イチャイチャする為に美術館に来たのか?絵を鑑賞しに来たのか?(溜息)
はっきり答えてみろ。
「どっちもだわよー」
何っ!!!
おっ、えっ?あっ、おぉ、そうか(溜息)。
その台詞、迷惑を一切かけずに絵画を楽しみ且つ手を繋いでイチャイチャが出来て初めてヌカせこのノータリンケチャップまみれカップル!!!
それにしても美術館とは、如何に頭が悪い輩が多いかというのを物語るには充分過ぎる場所。どいつもこいつも鑑賞の仕方が呆れる程に下手過ぎる。
俺は迷惑をかけず且つ有効に観て回る術を知っとる。そんな事は誰に習うでもなく知っとくべきなんじゃないのか。
そんなナスビカップルがどちらからともなく片手間にほざく、
「スゴイねぇ、この絵ー!」
何っ???
おっ、えっ?あっ、おぉ、そうか(溜息)。
どの立場やねんお前は。
お前等にだけは言われたないわとピカソやモディリアーニが枕元に立つぞ。
お前等は一体何なのだ?
イチャイチャする為に美術館に来たのか?絵を鑑賞しに来たのか?(溜息)
はっきり答えてみろ。
「どっちもだわよー」
何っ!!!
おっ、えっ?あっ、おぉ、そうか(溜息)。
その台詞、迷惑を一切かけずに絵画を楽しみ且つ手を繋いでイチャイチャが出来て初めてヌカせこのノータリンケチャップまみれカップル!!!
それにしても美術館とは、如何に頭が悪い輩が多いかというのを物語るには充分過ぎる場所。どいつもこいつも鑑賞の仕方が呆れる程に下手過ぎる。
俺は迷惑をかけず且つ有効に観て回る術を知っとる。そんな事は誰に習うでもなく知っとくべきなんじゃないのか。
そんなナスビカップルがどちらからともなく片手間にほざく、
「スゴイねぇ、この絵ー!」
何っ???
おっ、えっ?あっ、おぉ、そうか(溜息)。
どの立場やねんお前は。
お前等にだけは言われたないわとピカソやモディリアーニが枕元に立つぞ。
December 15, 2008
第九回 ドツイテマワリタイ人達
・神聖な美術館館内、子ども連れでもOK。バットしかし、その子どもが泣いてわめいて鑑賞人の気は散り放題。それにも関わらず、その馬鹿子どもを「可愛いなぁ」、いやまさか、「ええ子やなぁ」の目で野放しのままに出来るクレイジーひょっとこ夫婦。
まず貴様、ピカソに謝れ、このタコ。
よし、俺が堂々と上からモノ言ってやろう。お前等みたいなモンに子ども育てる素質ゼロ、比例してセンスゼロ。自由の中にもマナーがある、それ分かる?「お前みたいなモンの子どもが誰の目から見ても可愛く映ると思うなよ」と俺は口をすっぱくして常に思っとるのだ。あんな子どもが将来、一人前の男になれるとは到底思えんわな。それは「育てる素質ゼロ」の親のせいと言われてもしゃーないかもな。あんな育て方をされずに良かったと俺は激しく胸を撫で下ろしている。
それと引き換えに天下の六本木タウン、階段を下りる俺の前を歩く少々邪魔な子どもを、横におったお母さんは素早く察知し、「あんた邪魔やないの!」と子どもを階段下まで強引に担ぎ出した。
俺の心には湧き上がる歓声、歓喜、求めたい握手、手が痺れる程の拍手喝采。
バットしかし、これが至って普通であるべきなのである。当たり前であるべきなのである。これをごく稀な出来事と思ってしまう事自体、狂っているのである。
「普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある」
って俺の曲、最近めっきり唄ってない。よし、唄おう。
まず貴様、ピカソに謝れ、このタコ。
よし、俺が堂々と上からモノ言ってやろう。お前等みたいなモンに子ども育てる素質ゼロ、比例してセンスゼロ。自由の中にもマナーがある、それ分かる?「お前みたいなモンの子どもが誰の目から見ても可愛く映ると思うなよ」と俺は口をすっぱくして常に思っとるのだ。あんな子どもが将来、一人前の男になれるとは到底思えんわな。それは「育てる素質ゼロ」の親のせいと言われてもしゃーないかもな。あんな育て方をされずに良かったと俺は激しく胸を撫で下ろしている。
それと引き換えに天下の六本木タウン、階段を下りる俺の前を歩く少々邪魔な子どもを、横におったお母さんは素早く察知し、「あんた邪魔やないの!」と子どもを階段下まで強引に担ぎ出した。
俺の心には湧き上がる歓声、歓喜、求めたい握手、手が痺れる程の拍手喝采。
バットしかし、これが至って普通であるべきなのである。当たり前であるべきなのである。これをごく稀な出来事と思ってしまう事自体、狂っているのである。
「普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある」
って俺の曲、最近めっきり唄ってない。よし、唄おう。
December 08, 2008
第八回 ドツイテマワリタイ人達
・朝の8時台井の頭ライン、体を横に並んで入れば混雑も多少は緩和出来るというのに、堂々と体を縦のまま車内入り込み、そしてあろう事か堂々と携帯電話を取り出し鼻息も荒くいじくり回す満員電車ド素人ひょっとこ野郎。
一体お前は何者だ。俺はど突いた。以上。
朝の通勤電車に毎日一時間、はたまた二時間以上費やせる人達とは、一体どれだけ強靭な精神の持ち主なのか。ある意味馬鹿にし、ある意味尊敬に値する。俺はたった5分で精一杯だ。ロードバイク通勤にしよう、そうしよう。
P.S 一睡もせず、まさかの9時出勤。当たり前といえば当たり前だ、何たっておいら、22時に起きたのだ。「ジョン・レノンの命日は一睡もせず」、こちらを実践。
一体お前は何者だ。俺はど突いた。以上。
朝の通勤電車に毎日一時間、はたまた二時間以上費やせる人達とは、一体どれだけ強靭な精神の持ち主なのか。ある意味馬鹿にし、ある意味尊敬に値する。俺はたった5分で精一杯だ。ロードバイク通勤にしよう、そうしよう。
P.S 一睡もせず、まさかの9時出勤。当たり前といえば当たり前だ、何たっておいら、22時に起きたのだ。「ジョン・レノンの命日は一睡もせず」、こちらを実践。
December 05, 2008
第七回 ドツイテマワリタイ人達
・朝の通勤ラッシュ、混雑を極める改札口。切符入れるまさに手前付近をうろちょろとしながら悪びれる様子微塵持ち合わせず携帯電話で楽しそうに話を続けるノータリンお姉ちゃん。
よし、金属バットプリーズ。ガソリン入りの瓶でもOK。
こんな輩は直ちにどつき引きずり回して、真冬の海にたっぷり八分間浸からしてやったとて、おいら一切悪くないぞと胸を張っていえる様な、そこでむしろ拍手旋風が巻き起こる様な、そんな平和な世界を作りたいと俺は常に思っている。
まず単純に教えてほしい、そんなところで一体どんな話が落ち着いて出来るというのか。きっと電話相手も筋金入りの馬鹿なのだろうと安易に想像してしまう俺は何一つ間違ってないんじゃないか。
こちとら寝不足気味。
よし、金属バットプリーズ。ガソリン入りの瓶でもOK。
こんな輩は直ちにどつき引きずり回して、真冬の海にたっぷり八分間浸からしてやったとて、おいら一切悪くないぞと胸を張っていえる様な、そこでむしろ拍手旋風が巻き起こる様な、そんな平和な世界を作りたいと俺は常に思っている。
まず単純に教えてほしい、そんなところで一体どんな話が落ち着いて出来るというのか。きっと電話相手も筋金入りの馬鹿なのだろうと安易に想像してしまう俺は何一つ間違ってないんじゃないか。
こちとら寝不足気味。
August 02, 2008
第六回 ドツイテマワリタイ人達
・右手に2リットルペットボトル2本、左手に1.8リットル清酒&2リットルペットボトル、すなわち両手いっぱいはち切れんばかりに袋を抱えた男に「ホットペッパー」を渡そうと近付く無神経腑抜けアルバイト野郎。
そしたら何か、君は俺の背中からもう一本腕が伸びてくると信じて疑わんのか?
さもなけえばナメられとるとしか捉える事の出来んこの俺は、どうしようもない神経過敏人間か。
無論、「ホットペッパー」に限った事ではない。「アイコンタクト」「美容室広告」etc.......。
君は急いで走っとる人間にもそんな事をするのか?ノルマがあるのか?たとえノルマがあったとて、
それがなんやねんすっとこどっこいが。
急いで走っとる人間がわざわざ立ち止まり、
「おっごめんね、ありがとう!丁度これ欲しかったんだよ!!」
なるかー、このひょっとこ野郎(おっと言い過ぎた)。
君は君のノルマの事しか頭にないのか?
はたまたただのノータリンなのか。
何も荷物を持ってないのに、それらを受け取る事を拒む時、俺は必ず会釈をする。そこには「仕事しとるのに嫌な気分にさせてごめんなさい」という意味が含まれる。
しかしこのひょっとこ野郎(おっとまた言い過ぎた)の場合は違う、口に出して怒鳴りつけるにはカロリーの消費量が尋常ではない為、舌打ち、堂々とした舌打ち、これが手っ取り早い。
バットしかし、それでも一向に気付く事がないのだから本物の自由への道は程遠い。
P.S 俺はこのシリーズを断じて忘れた訳ではない、何というか、本文の内容とは矛盾するが、俺はこのシリーズを愛して止まんかったりする。しかし、「もっと俺を怒らしてー」といった類いの能天気なモンでもない。
そしたら何か、君は俺の背中からもう一本腕が伸びてくると信じて疑わんのか?
さもなけえばナメられとるとしか捉える事の出来んこの俺は、どうしようもない神経過敏人間か。
無論、「ホットペッパー」に限った事ではない。「アイコンタクト」「美容室広告」etc.......。
君は急いで走っとる人間にもそんな事をするのか?ノルマがあるのか?たとえノルマがあったとて、
それがなんやねんすっとこどっこいが。
急いで走っとる人間がわざわざ立ち止まり、
「おっごめんね、ありがとう!丁度これ欲しかったんだよ!!」
なるかー、このひょっとこ野郎(おっと言い過ぎた)。
君は君のノルマの事しか頭にないのか?
はたまたただのノータリンなのか。
何も荷物を持ってないのに、それらを受け取る事を拒む時、俺は必ず会釈をする。そこには「仕事しとるのに嫌な気分にさせてごめんなさい」という意味が含まれる。
しかしこのひょっとこ野郎(おっとまた言い過ぎた)の場合は違う、口に出して怒鳴りつけるにはカロリーの消費量が尋常ではない為、舌打ち、堂々とした舌打ち、これが手っ取り早い。
バットしかし、それでも一向に気付く事がないのだから本物の自由への道は程遠い。
P.S 俺はこのシリーズを断じて忘れた訳ではない、何というか、本文の内容とは矛盾するが、俺はこのシリーズを愛して止まんかったりする。しかし、「もっと俺を怒らしてー」といった類いの能天気なモンでもない。
December 09, 2007
第五回 ドツイテマワリタイ人達
実際にはリーダーでも何でもない輩が、いつ化けの皮を剥がされてもおかしくないにも関わらず、断ることもせず表向きだけで飄々とそういった態度を取ろうとする奴、俺はそんな偽者が憎らしくてしょうがない。とんでもないノータリンに飲ます薬などはない。しかし奴等に取ってはこの俺の方がとんでもないノータリンという事になるのか。奴等に好かれたい気など毛頭ないが、敵でもない敵が留まる事なく現れて、俺の熱は一向に下がる気配がない。自分が心底馬鹿にされたと感じる時、そんな時は時間も場所も冷たい目も関係ない。少なくとも俺には立ち向かう必要と義務がある。昔からの口癖、俺から怒りを取ったら何が残る。黙っとけばええ事と黙っといたらいかん事、これには限度がある。怒りたくて怒る訳ではないが、とにかく頭空っぽ人間が多過ぎる。ほらきっとすぐ其処にも。嗚呼。誕生日まであと少し。
April 11, 2007
ドツイテマワリタイ人達・番外編
先日、足を向けた先、汐留「Vespa展覧会」。こじんまりとした館内。客は一人もおらず、警備員、暇で暇でしゃーない雰囲気。ヒストリーを一気に読み上げ、展示台数5台のヴェスパを眺める(50年代のヴェスパも新車の様な佇まい)。そう、俺は何年も前から、ヴェスパへの強い憧れを抱いている。展覧会の内容はそんなに大したモノでは無かったが、乗り回したい、その思いだけは更に膨れ上がった感有り(ランブレッタの方が良かったりもするが)。そして、新橋駅構内で「DVD500円セール」。「あれ無いんか?あれは」と探って、見事見つけ出したのは、「ローマの休日」。ベタだが手に入れたのはこのワタシ。そして、次に足を向ける先、六本木ヒルズ。目的、ポリス「イン・サイド・アウト」。しかし、始まるまでに時間がある。街を歩く。しかし。俺はああいう場所が性に合わん。そう、雰囲気が。それは人が多いからではない。俺は、人が多いという理由だけで怒ったりするのはお門違いだと思う。周りから見ればこの俺も、立派な人なのだから。去年8月、ZEPP東京へ「BLACK LIST」を見に行った際、前の方でゆらゆら帝国を見とる時、同じく前の方におったカップル、男が女に、「こいつら、なんだよ!もっと静かに見ろよ。なー?」と声を掛けておった。こんなのは筋違いの最たるモンであり、「静かに見たいならそれに相応しい場所を自分等で見つけろ、このタコ」、の出来上がりである。BECKのライヴでもおったな、携帯電話で写真撮っとる輩。お前等何しに来たんや?曲そっちのけで、携帯電話ゴソゴソして、準備して。心はないんか、写真より心に刻み込む能力も持ってないんか。さて、舞台は六本木。狭い歩道、ノロノロ歩くおっさん、カップル、着飾った女同士。そう、ノロノロ歩くのは勝手だが、後ろの事を全く気にもとめてない輩。「何で俺が、お前等のペースに合わせて歩かなあかんねん」オンパレード。俺は列に並ぶという行為自体が嫌で嫌でしょうがない。電車に乗る時降りる時、改札口、エスカレーターで右は空いとるにも関わらず左に一列に並ぶ行為、銀行の振込み待ち(急ぎじゃない時は断固並ばん)、その他何でも。俺の歩くペースは早いか何か知らんが、それでも俺は、「俺より早く歩く奴おるかも知れん、自転車が来るかも知れん」と常に後ろを気にとめる。何でそんなシンプルな事が出来んのか。自分勝手にする前に、周りの迷惑考えろ。俺は完璧だと言いたいわけじゃない。でもあいつらよりはましだ。課長か社長か会長か知らんが、立場だけは上か知らんが、人間的にはよっぽど俺の方が上なんじゃないんか。嗚呼、腹立たしさはキリがない。六本木超高層ビル。ビルの窓に電気を当て、「イタリアの国旗」に見立て、その国旗(電気)が窓を上がったり降りたりしている。ちょっと待て。お洒落か何か知らんが、ここは日本だ。イタリア風、アメリカ流、パリジャンヌ、やかましい、ここは日本だ。もっと誇りを持ったらどうや。日の丸を掲げてみる気はないか。日本流をもっと大事にする気はないんか。博多弁、青森弁、訛り、もっと自分の言葉を大事にしてみる気はないんか。さて、映画館。上映前アナウンス。スクリーンでは漫画仕立てで、映画館のマナーについて説明しとる。「迷惑かける前に、相手の立場になって考えてみなさい」と主人公。「おぉ、ええ事言うなぁ」と一瞬感心したが、そんな事はもう俺にとって何年も前から分かりきった当たり前の事であり、感心しとる時点でおかしい。そんな事がわざわざ大衆の前で説明されとる時点でおかしいのだ。それは、部屋に入る時靴を脱ぐ位、当たり前の事ではないとおかしいのだ。内容のあまりない、ポリスの映画を観賞し、帰り道。電車をこっちが降りる前に乗り込んで来るおっさん達。嗚呼、俺は次々現れる気が狂っとる輩のせいで、頭が変になってしまいそうだ。人が多いのはしょうがない。でもその分、馬鹿を多く見る事になる。最後はもう、笑うしかなかった。
P.S 写真は「Vespa展覧会」。一枚撮った後、「ここは撮影禁止です」と笑顔で言われた。そうかそうか。
これを書き上げて、俺はまたまた思った。本を書きたい。そして、こんな内容ばかりを集めた本がベストセラーになった時、日本は本物の自由を手にする事が出来たりするんじゃなかろうか。そうであってほしい。
P.S 写真は「Vespa展覧会」。一枚撮った後、「ここは撮影禁止です」と笑顔で言われた。そうかそうか。
これを書き上げて、俺はまたまた思った。本を書きたい。そして、こんな内容ばかりを集めた本がベストセラーになった時、日本は本物の自由を手にする事が出来たりするんじゃなかろうか。そうであってほしい。
January 21, 2007
第四回 ドツイテマワリタイ人達
・電車の乗車口の一箇所に固まって長蛇の列を作りたがる人達
井の頭線・9時48分発「急行・渋谷行」。「いつもより混んどるなぁ」と思いながらも、マナーとして、並んで電車を待っとる長蛇の列の最後尾に並ぶ。そして電車、到着。乗車口は一つしかないわけもなく、右にも左にも通常の電車同様にある。しかし。長蛇の列の左側、スッカスカ。割り込む事もなく、俺はスッカスカの左側からすんなり乗り込む。乗り込んでからまじまじと眺める、まだ乗り込めずに(乗り込まずに)右側で長蛇の列を作っとる人達を。俺はあいつらの行動を一生理解出来ん(しようと努力したとて不可能)。もう一度書く、俺は割り込んだ訳ではない。左側はスッカスカだったのだ。だから普通に乗り込んだ、ただそれだけの話。
井の頭線・9時48分発「急行・渋谷行」。「いつもより混んどるなぁ」と思いながらも、マナーとして、並んで電車を待っとる長蛇の列の最後尾に並ぶ。そして電車、到着。乗車口は一つしかないわけもなく、右にも左にも通常の電車同様にある。しかし。長蛇の列の左側、スッカスカ。割り込む事もなく、俺はスッカスカの左側からすんなり乗り込む。乗り込んでからまじまじと眺める、まだ乗り込めずに(乗り込まずに)右側で長蛇の列を作っとる人達を。俺はあいつらの行動を一生理解出来ん(しようと努力したとて不可能)。もう一度書く、俺は割り込んだ訳ではない。左側はスッカスカだったのだ。だから普通に乗り込んだ、ただそれだけの話。
October 30, 2006
October 29, 2006
第二回 ドツイテマワリタイ人達
・人に道を尋ねておきながら礼も言わずに立ち去る人達
俺は人に道を尋ねられるのが決して嫌いな訳ではない。朝、駅までの道を歩いとる途中、ウォークマンを聴きながら鼻唄まじりに歩いとる俺をおばさんが呼び止めた。「消防署はどこか分かりますか?」。俺はよー分からず、「ちょっと分からないですねぇ」と申し訳なさ気に答えるに至った。問題はその後である。おばさんは手を軽くあげるのみで、「こいつ使えんのぉ、どうもー」といった具合で立ち去ったのだ(俺が勝手にそう捉えただけだが)。一言あれば何とも思わん事も、それがない場合、俺は必要以上にはらわたが煮え繰り返る質だ。朝から気分が悪くなり、治まらず、駅に向かいながら、「ロンドンコーリング」の如く持っとった傘を地面に叩きつけるに至った。
全く朝から損したぜ。
俺は人に道を尋ねられるのが決して嫌いな訳ではない。朝、駅までの道を歩いとる途中、ウォークマンを聴きながら鼻唄まじりに歩いとる俺をおばさんが呼び止めた。「消防署はどこか分かりますか?」。俺はよー分からず、「ちょっと分からないですねぇ」と申し訳なさ気に答えるに至った。問題はその後である。おばさんは手を軽くあげるのみで、「こいつ使えんのぉ、どうもー」といった具合で立ち去ったのだ(俺が勝手にそう捉えただけだが)。一言あれば何とも思わん事も、それがない場合、俺は必要以上にはらわたが煮え繰り返る質だ。朝から気分が悪くなり、治まらず、駅に向かいながら、「ロンドンコーリング」の如く持っとった傘を地面に叩きつけるに至った。
全く朝から損したぜ。