言及

November 07, 2010

逆王手言及 ’10


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たまには、サムタイム、万年ベッドに沈み込み白熱の日本シリーズにかじりつく。

試合結果だとか解説だとか博識人気取りの説明書だとか低俗趣味の人間に捧げる与太話だとか何だとか、

そんな類いは断固ノープロブレム事項、ベースボールマナーに則り球場に敬礼を捧げる紳士にだけ愛を。

ポイ捨てを繰り返すのがパンクなら、ドアノブを濡らすのがワイルドなら、クスリをキメるのがアウトローなら、

こちとら単なる生真面目ジャリズリボーイで構わない、かれこれ18年9ヶ月以上前から唱え続けている。

筋の通ってないイカサマファッション野郎が蔓延る昨今のスッテンコロリン事情、

相も変わらずどれが誰で誰がどれでそれが誰かまるで見分けがつかない有り様。

どうやら誰からも好かれそうにない口の悪さと素振りで一丁前にのさばりながら、突然誰かから好かれる時、

俺はいよいよ願って止まないモノホンの幸せを手に入れる事が出来るって寸法、

3個入りプリンよりもさぞかし誇らしいヤツ、優しくされると感動が抑え切れない性分。

先日、今や類い稀なる信頼関係とかいうヤツまで築き上げてしまった感漂う人生の博打打ち野郎、今村竜也氏に問いかけた、

「俺ってひょっとして単なる嫌われ者なのか?」

やっこさん、1.32秒のワールドタイムで返事を繰り出しやがる、

∠( ゚д゚)/ 

これだけだ、やっこさん、きっと面倒臭かったのだ、それで良い×6万ジャスト。

何よりも恐れているのは「真面目な振りをしているけれど頭開けりゃ破廉恥な事だらけ」の集団愛好者、

せめて1892ヤード離れていたとて「ヤツが来たぞ」と気付かれる位の立ち位置を狙い続けろ。

ところでそんな「低俗趣味の人間に捧げる与太話」はともかく、

とにかく一刻も早くモミアゲが鼻に入る位まで伸びれば良い、

前が見えん程にまた前髪が伸びてしまう事を願って止まない、中途半端なのは俄然性に合わない始末。

そしてどうやら禿げてない俺はそこそこのピーハツ野郎、まったくもっての儲け話だ。

硝子細工の心と2038個の夢を抱えて、さぞかし意味不明のピースマークと沁み込んだしかめっ面で日々を航海。


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June 20, 2010

逆ハットトリック野郎共言及 ’10


’10.6.19(土)


街は狂乱のお祭り騒ぎ、

ボブディランが来日しても、スペシャルズがとびっきりのダンスパーティを繰り広げてもこうはならない。

高田渡が死んでも、デニスホッパーが死んでもこうはならない、そして俺が死んでもきっと誰も気付かない。

そんなモンだ、所詮そんなモンに違いない。

サッカーの「サ」の字も、オフサイドも、コーナーキックも、果てはハンドの意味さえも弁えてない可能性有のスケコマシガール共が、

サムライ何ちゃらの、何ちゃら選手のユニホームを恥じらいもなく我が物顔にて着こなして街を練り歩く。

俺はそれが末恐ろしく、何より不気味で、奴等の頭の構造を覗いてみたい衝動、哀れみは最高峰、

そしてほとんどの人間がそんな自分に疑問の一つも抱いていないってんだからまったくもって閉口度は果てしない、

むしろ羨ましくも思えてくる程の逆ハッピー具合だ。

何たってサッカーの「サ」の字も、オフサイドも、コーナーキックも、果てはハンドの意味さえも弁えてない可能性大だ。

「8万円あげるからこれ着て街を練り歩いてよ」とせがまれたところでこちとらノー、断固ノー、

これはお金の問題じゃない、ポリシーの話だ。

俺はサッカーを語らない、美術を語らない、音楽さえも語りたくない、

何一つ「知らない」し、「知った振り」など自己嫌悪11年分に値する始末。

要するに一致団結の類いには甚だ拒絶反応(夏の甲子園除く)、

秩序もなく同じ格好の連中が集まる場でルールも分からずサッカー観戦、

周りがどよめいた雰囲気だけで一緒に盛り上がった「振り」をし、

このジャガイモガール共はオフサイドによって鳴り響いた笛の音の意味さえ知る訳もなく、

その理由を聞こうと周りのド阿呆に近寄りこう問うんだろう、

「ねぇ、今の笛なにー?意味分かんないんだけど!超ウケるー!!」

おー、IQはジャスト3、どれだけ贔屓目に見積もってやっても7.1だ、末恐ろしい×5600032。

そしてこんな俺に対し、知った振りしたド阿呆でも味方につけて、言葉センスの欠片もない口調でこう罵るんだろう、

「ハッ??楽しいんだから良いじゃん!!」

オーベイビー、よしよし、それ一理、いや、八理ある事にしといて「あげる」。

こういう奴等だ、流行を先取りしていると堂々と勘違い出来る奴等ってのは。

どこにでも流され、それでいてまんざらでもないって顔を曝せる絶える事なき逆ハットトリック野郎共ってのは。


専門用語と知った振り、この二大巨頭をエゲツナイ程に毛嫌いしながら街を練り歩く男、このワタシ。

ところで俺はサッカーを見た、見てみる事にした、

騙された気分で、二人で、二匹で、そう、今期初登場のどでかいゴキブリと共に。

途中、サッカーを見ているのか、レコードの上を我が物顔にて徘徊するゴキブリを見ているのか定かではなくなった。

それは90分の間で一番ヒップな見所だった、まったくもってイカす。


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April 11, 2010

自暴自棄のロックンロール言及

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左手にサントリー角瓶、右手にレコード袋、この街を闊歩しているのは他の誰でもない、この俺だ。

叩き割るピアノ、喘ぐサックス、前のめりエイトビート、叫び散らしながら歌心溢れるインチキボーカル、揺れ続けるオンボロスピーカー、

探し求めて6年強、センス溢れるジャケットと共に内容さえ伴う「DESPERATE ROCK’N ROLL」シリーズ、

この文字を発見したら直ちに御一報を、はたまた俺の事を思い出してくれるだけでも良い。

偶然の出会いにこそ胸躍る性分な故、インターネットだとかコミュニティだとか何だとか、

それらの類いは今日まで断固避けてきたが「VOLUME SEVEN」は大阪「タイムボムレコーズ」からオーダー、

「VOLUME FIVE」はまさか、部屋から徒歩5分弱の場所に存在したロックンロール屋にて本日掘り当てた。

毎日通るルート・スゥイートホーム沿いにあんなヒップな店が存在したとは我ながらモグリ、人呼んで「モグラー」、

俺はあの店に当分の間、神経磨り減らしてようやく手に入れたお金を根こそぎ注ぎ込む事になるだろう。

そして「常連」と呼ばれるのはもはや時間の問題、明日にだって俺は無意識の内に立ち寄ってしまうのかも知れない。

ここにきて突然何の前触れもなく再び激しく燃え上がるロックンロールの大荒波、

出身はチャゲ&アスカ、ルーツは50’s、バットしかし、岡林信康さえ愛して止まない。

何から何までとっ散らかっているのはもはや御愛嬌、人呼んで「チャーミングポイント」、

ブラウン管には「気狂いピエロ」、

BGMは上田正樹&有山淳司「ぼちぼちいこか」、関西弁とラグタイムブルース奇跡の融合。

ちょっと小粋なおばはん わいと朝まで一緒に踊りに行かへんけ
ちょっと小粋なおばはん わいと朝まで一緒に踊りに行かへんけ

回すレコードも文章の書き方も気分次第で自由自在、

ロックンロール屋のオールバック兄ちゃんが言ったぜ、

「DJ募集してますよ!」

バットしかし、「そういうシーンにドップリ」なんてのも何分性に合わない。

ウォレットチェーンにライダース、バイクにリーゼント、これだけでカタがつくなんて真っ平御免の類い、

俺はロックンローラーなんかじゃない、括りを根こそぎ取っ払いたいと夢見るだけの単なるグッドミュージック探求家。

高田渡と榎本健一を回しても喰い付きの良いDJイベントなら満を持してやらせてほしいと切に願う。


P.S

夏発売を目途に製本に着手、誰よりも俺自身が待望して止まない「哲学の哲に辞典の典」文庫本化。

60年前の曲(50’s)に胸躍らせるのも良いが、何よりも今現在の自らの行動に胸を躍らせ続けなければならない。


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March 03, 2010

魂の幡ヶ谷レコーディング言及

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’10.3.2(火)



仕事を終えれば駆け足にてルート・スゥイートホームを一直線、

納豆卵かけ御飯を立ち喰いスタイルにて召し上がった後、

ブラックチョコレートを缶コーヒーで流し込んでから一目散に向かうのは今村竜也宅。

間髪入れず男は機材、こちとらギター担いでロードバイク跨り【幡ヶ谷SUR SOUND STUDIO】。

イカしたモダンソファ、珈琲は飲み放題、木の造り、

すなわち奇跡のモノホン喫茶店の如き雰囲気漂うハイカラスタジオを前に、今日こそが決める時だとさぞかし意気揚々。

三時間一本勝負、別録り方式の採用、そして時間配分に狂いなし、

飲み放題の珈琲を麦茶の如き勢いで次から次へと飲み干しながら、

予定曲5曲をほぼ一発ずつで魂と共に封じ込め感情を爆発させる。

もう少し力を抜いた方がと思う事多々あれど、残念ながら力の調整方法などまったくもって知らんが故、

専売特許御愛嬌のパントマイム駆使してマイクの位置さえ気にせず高らかに叫び、

歌詞を目で追う余裕など何一つないのなら、そんな紙切れなど初めから要らない。

狂乱のイカサマ爽やか顔にて集中力途切れる前に25分を残して5曲を録り終え、

ヘロンヘロンになりながら、今やエンジニアの称号独り占め、竜也の兄貴と固い握手を交わし、飽きる事なく珈琲を飲みまくる。


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録り終えた音を珈琲からビールに持ち替えて聴きかじれば「ここはもっとこう、あれはこうしとけば」などと感じる事多々あれど、

そんな事柄断固ノープロブレム事項、魂は紛れもなく封じ込まれた。

真夜中、文字通り【ラウンドミッドナイト】を聴けばヒップなアイディア浮かび上がり、急遽唯一重ね録りを試してみる。


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それを聴いて俺達は近年稀にみる程の大笑いをした、それは真実だ。

気心知れた間柄ならしゃらくさい敬語の壁など適当に取っ払い、

世にいうまともな一般教育など受けた試しもないが故、そんな付き合い方しかもう出来ない、したくもない。

夢中になれるモノがあるというのは心底美しい事だ、

それを究極の八番煎じ野郎が目にも見えない場外席からハナで笑うなら俺に湧き上がる感情は唯一つ、殺意だ。

3時に外へ出た時、商店街ではフラフラと浮浪者が自動販売機を漁っていた。

俺に何が出来た柄じゃないが、負けるなよと強く思った事は真実だ。

「朝も昼も夜も真夜中も眠たくないなら関係ないわ」などとどっかのお姉ちゃんが甘く囁くのなら、俺はご多分に漏れず眠るのは止めだ、

そしてまだまだ珈琲を体内に流し込んでいる。

とにかく音源はおどけたエンジニアの手を介して近日中に上がってくるだろう、

きっと幡ヶ谷と珈琲と煙草の匂いが味わい深く染み込んだモダンな一品に違いない、まったくもってイカす。 


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November 24, 2009

独立宣言言及

「俺は俺だ」「私は私よ」などと一丁前にヌカす輩のその精神に、モラルだとかマナーだとかデリカシーだとか秩序だとか恥じらいだとか、そんな類いが微塵も伴っていない時、俺は今世紀最大の閉口を繰り返す。

俺みたいなモンに影響されるなんて200万光年早い、そして何一つメリットなどない。

俺は俺だけで充分で、他は他で勝手にやれば良い。

中途半端な精神の持主が上辺だけで何かの真似をするのは止めろ、みっともない×182。

俺は少なくとも偽者にはならない、そして人の後ろについた時にだけ分かった様な顔してモノをヌカしたりしない、俺はいつだって個人でいたい。

バーの常連客がヒップな発言、

「アンタっていつも勘違いされてるんだよね!」

ヘイベイビー、気持ち悪い位に愛してええのか。

俺は怒りたいだけ人間ではない、生粋の笑いたいだけ人間であるという事実、

怒ったら俺になれるのか、身振り手振り、言動言い回し、味わってもない教養を小手先で真似するだけで簡単に俺になれるのか、とんだ筋違いにはもう飽き飽き、恥じらいの欠片もない人間を俺は断固許さない。

例えばラーメン屋で髪の毛が入ったラーメンが出てくるとする。

俺はきっと、それを見つけた瞬間に怒鳴り散らすイメージを抱かれている気がしてならない。

バットしかし、そんな事では断じて怒らない。実際、髪の毛を取って何も言わずそのまま平らげた事など何度もある。

俺が怒るのは、仮にその髪の毛に対して文句を言った時の店員の態度が「はいはい、ちょっと待ってやー」とさも面倒臭そうにヌカした時だ。

そんな時は辺り構わずぶち壊すだろう、店ごと潰す勢いで暴れる可能性さえ有だ。

例えば気だるそうに料理を運んでくる店員には有無をも言わさず舌打ちを、

ところが丁寧に料理を運んでくれるウエイトレスにお辞儀やお礼の一つも出来ない人間とは仲良くやれない。

残念ながら俺は友達を選ぶ、そんな風にしか生きる気がない。

「俺は俺だ」「私は私よ」などと一丁前にヌカすその前に、モラルだとかマナーだとかデリカシーだとか秩序だとか恥じらいだとか、最低限の根本位精通させとけ、この永遠の八番煎じ野郎。そして俺を口うるさいただのチンピラ男だと思うならとっとと目の前から消えてくれ。

俺は俺のままで、何もかも諦めない。俺が悪い時、そんな時は素直に謝るだろう。

意味のない友達、理解者気取りの恋人など初めから要らない、あんまりナメた口利くと得意の左フックを炸裂させるぜ。

俺は難しい人間ではない、生粋の当たり前人間であるという事実、

煙たがられながら、その隙間と隙間を潜り抜け、理解を求めて俺は行く。


ところでそんな戯言はともかく、十日振りに訪れるちゃらちゃら池袋タウンにて十条フォークジャンボリーワンマンショー観賞。

魂を震わせて男は唄い、そしてやり遂げる。

ステージにも上がらず、リングにも上がれない怖気づいた輩共が場外席から何かをヌカすとすれば、

「やれるモンなら一人でやってみろ」と俺達はハナで笑い、そして終いには勝つだろう、信じて疑わない。

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June 19, 2009

価値観という名の恐怖

昼間にはウインナーパンと牛乳を買い込んで、あまりにも昼食らしい昼食の雰囲気漂わせながら日の当たる階段に座り込み仲間と食す。それはさながら映画の如き雰囲気で、声を張り上げる事なく静かに語り合ったりする。

ところでブランド物をさも自分しか持ってないぜといった顔つきで街を闊歩する事など、俺にはとても出来た柄じゃない。

「さも自分しか持ってないぜといった顔つきでブランド物を身につけて街を闊歩しろ」

こんな罰ゲームがあったとしたら頭はイカれ顔はシワクチャ、そうなる事など安易に想像出来る。

「もしも同じ服の奴とすれ違ってしまったらどうすれば良い?」、ある人はそれが嬉しく思うのかも知らん、そこに仲間意識を見い出すのかも知らん。バットしかし、そんな回避可能な恐怖に怯えながら過ごすなんて俺には到底出来そうにない。そしてそんな事、しなくても良い。

俺はいつからか、古着という一点主義にしかほとんど興味がなくなった。ある人には汚く映り、お母さんは吠えるだろう、「よーそんなモン着るわ」。

スーパー袋を持ち歩く汚い俺に出番などないのかも知らん、バットしかし、いつか笑う時がくるだろう、みすぼらしいと思われたところでノープロブレム、傷つく事など何一つない。何故ならばそんな輩を逆に笑い飛ばす気力が俺にはある。

そしておいらエアコン恐怖症、あの風はまさしく有害、真夏なら二百歩譲って許すも現在六月梅雨の真っ只中、暑くもないのにどこもかしこもエアコンはギンギン、外は穏やか中はギンギン、体は追いつかず咳は止まらず、長袖にするのか半袖にするのか、世の中は勘違いの贅沢で溢れている。おっと、七分袖というヒップな幸せの選択肢を有効に活用するべきなのか。

気をつけろ気をつけろ、世の中の仕組みに飲み込まれたら一瞬でさらわれてしまうぞ。

仕事場では不安定な精神ぶらさげて足の震えも手の震えも止まらず体は無意識の内に踊りっぱなし、落ち着くところなどある筈もなく、ルネ・マグリットのウィット満点絵画にのみ心を預ける。俺の敵は周りでも電話口の相手でもない、俺自身だ。

重要なのは心意気だけよ、ドキュメンタリーフィルムを常に撮られてる気分でいられればそれだけで良いのよ

マリーは俺の心に住んでる女の子。

拝啓アベユウジ氏、俺の場面は今とても見応えあるシーン。俺はアンタのコメントを一日何度も読み返しているんだぜ。

夜は夜とて下北沢デイジーバー、今村竜也氏渾身のバンド「PLEASANT TAP」観賞。ゆっくりメンバーと話がしたいところだったが、俺はご多分に漏れず団体行動が頑なに好きじゃない。それは時に恐怖、なんやなんや、この世は恐怖で溢れとるのか。見ず知らずの人間で溢れる打ち上げはパスさせていただき俺はとっとと家路につく。

愛すべきは一対一、一人でも知らん奴が近くにおったら俺はすぐに眉間に皺を寄せ、そして黙る。回避可能な気疲れは避けたい心境。

我儘な男だときっと誰かは笑うだろう。分かる、充分に分かるぞ。バットしかし、自らの価値観しか信じる事が出来ん男このワタシ、オーケー、オールオーケー、突き進む。

ところでレコーディング第一弾は7月4日で確定、メンバー四人でスタジオに閉じ篭る。そう、バックバンドは麗しの「PLEASANT TAP」、オーケー、オールオーケー、突き進む。俺がやるべき事は今、これだ。

知っとる、充分に知っとるぜ、俺には不安定と嘆くだけの余裕がある。明日もスナック感覚で乗り切れるだろう。

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May 26, 2009

狂った世界大言及

座右の銘「問いかけ忘れるべからず」、俺は指図される事が嫌いな訳ではなく、意味も理由もない指図が嫌いなだけのあん畜生。

仕事場にてまさか発令された「マスク装着命令」、ご多分に漏れず俺にも当たり前の様にマスクは支給される。

ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!!

俺はそちらに断固ノー、「意味がない」「苦しくもないのに苦しくなる」「気分が悪い」「客と話すのにそんなものは邪魔なだけ」「マスクそのものがストレス」、コンパクトに事を告げた後、別室に通され小一時間のミーティング。

「新橋の酔っ払いじゃないんだから」

「そんなんじゃ世の中生きていけないぜ」


俺は指図される事が嫌いな訳ではなく、意味も理由もない指図が嫌いなだけのあん畜生。

そしてこの「マスク装着命令」には何の意味もない。上からの命令だから?ノー、根本から間違っとる事などいくらでも有り得る。残念ながら何にでも「ハイハイ」と頷き、誰とでも上手くやれる様な人間なら俺はもっともっと伸びとる。

周りを見れば言われたその通りにマスクを着用する輩、輩。耳に引っ掛けてつけた「フリ」だけすればええのか。それなら最初から「フリ」などする必要もない。疑問を持ったとしてもその場では何も言わずカゲでコソコソ、いや、疑問さえ抱いてないのか、いやいや、どうせ言っても無理だからと何もせんまま勝手に諦めとるのか。

他の奴から見れば俺など「どうしようもない輩」だと罵られるかも知らん。「いちいち突っ張りやがって」とハナで笑われるかも知らん。バットしかし、俺から見れば残りの9割以上の人間を「どうしようもない輩」だと思わざるを得んこの素っ頓狂極まりない状況。

そして俺はどうやら何年も様々な場所で同じ様な類いを繰り返しとる。

「もういい年なんだから」

諦めて何も言わず飲み込む事が大人なのか。疑問があるのに何も言わず「ハイハイ」と受け入れる事が大人なのか。

それなら俺の出番など一生ない。生きて行くのはあまりに大変だ。俺から見たほとんどの邪魔者は、逆に俺の事を邪魔者だと捉えるだろう。

まず疑問があるならそれを問いかけずにはおれん、そんな奴がもっともっと溢れて然るべきなんじゃないのか。

はじかれてもまずは根本から見直せと問いかけてみる必要がある。結局おいら雇われの身、「じゃあ辞めるしかないね」と言われてもまずは投げかけてみる事だけは止めるつもりなど毛頭なく、止めようと思っても土台無理がある。何故なら顔がクシャクシャになってしまう。

別室から仕事場に戻り、哀れ結局はマスクを装着してみる。僅か7秒でその苦しさに不可能を悟る。

「これをつけたまま8時間も電話を?」

「苦しい思いをして、まして意味さえないモノを?」


俺は断じて問題児になりたい訳でも反骨精神を見せつけたい訳でも何でもない。狂っとる、何もかも狂っとるんじゃないのか。こんなところで見せかけだけで装着したところで何の意味もない事くらい100人中138人解るべきなんじゃないのか。

「我慢しろ」

一体俺は何と闘って何に我慢をすればええのか。

「これを我慢出来ん場合は帰れと?」

「義務だからね」


オーベイビー、インフルエンザでもなく体調も何一つ悪くないそこそこの即戦力である筈のこの俺が意味もないマスクを勝手な命令によりつけさせられた事により体調が悪くなりそのマスクが苦しくて気持ちが悪くなるのなら仕事はさせられないから帰れと言われるとは本末転倒最たるモン何故マスクと俺がわざわざ闘う必要があるのか何もかも狂っとるとしかもはや捉えようがないぜ&%?@=&#$**¥$&%%=¥аG◆ヒャ??@++-%ファ#★¥☆!#$PE?Q!

マスク投げつけ「付き合ってられるか!」と抜け出してやろうとしたがそこは抑えるのがどうやら俺だ、何故なら畜生、一週間後に旅に出るには充分なお金が必要だ。なんやなんや結局お金か馬鹿馬鹿しい。

バットしかし、電話口の客を相手にマスクを装着したまま、マスクの違和感を感じとるにも関わらず、そして天下の客さえマスクによりこちらの声が聞き取り辛くなっとるにも関わらず、意味のない「我慢」をして何でもかんでも従う輩同様に喋り倒せる訳などなく、俺はマスクで目隠しをしたり左耳だけにぶら下げて一人遊ぶ事にした。

マスクをすれば咳が出て逆に苦しくなる、これを我慢する必要などどこにあるのか。答えは至ってシンプル、つけんかったら良いのだ。マスクを装着した事により何か別の病気になったらどうする?そんな奴辞めてまえ、そこは笑われるかも知らん。

俺は指図される事が嫌いな訳ではない、意味も理由も明確にあるのならむしろ従いたいくらいのあん畜生。

休憩中、例によって昭和のモノホン喫茶店駆け込もうと歩道を歩けば頭を抱えてど真ん中で倒れ込む男が一人、周りはどいつもこいつも見て見ぬ振りを決め込み足早に通り過ぎる。大丈夫かと声をかけようと近付いたその一歩前に一人のサラリーマンが声をかけたが、声をかける方がもはや珍しく思われる昨今、何もかも狂っとる、気をつけろ、狂っとるぞ。

思いやりの欠片もない世の中がマスクなんてモンで上っ面だけ気取るのは金輪際止めろ。思いやりがあるならほんまに体調が悪い人間にマスクの一つでも残しといてやれこのノータリン偽者ヒッピー野郎。

そして俺はマスクの感覚が口に残ったままで気分が悪くなり、帰りの駅のホームで眩暈がして転んだ。

拝啓、もっと喧嘩したい喧嘩したい、言い合う方がよっぽどすっきりするぜ。

ヘイDJ、一曲贈ってやってくれ、

中島みゆきで「NOBODY IS RIGHT」。

生まれてこの方散々言われてきた、

「アンタって生きて行くの大変ね」

君、それほんまやで。望んでもないのにやで。

何から何まで引っ掛かる、とりあえずいちごオレで乾杯でもしよう。

P.S 

ハロー兄貴!俺と組まないか?

きっと上手く行くよ。
















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May 15, 2009

荒くれ者言及

仕事を終え一目散に向かう場所、思い出の下北沢CCOにて男・三代目魚武観賞。

あれはこれだ、これはあれだ、化け物だ。

近頃、特にまた「死」について考える。

きっと俺みたいなモンでも死んだら多少は美化されるだろう。

おっと、死ぬ気などまるでない。

まるでないがそれは図らずも突然やって来るかも知らん。

俺は心底から、一体何を信じればええのか。

やれる事をやれるだけやった方が良い、

そしてやる事をやらんといかん、

過去の罪からどうか解放してほしい。



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May 13, 2009

人間言及

’09.5.12(火)
ライヴ アット 下北沢DAISY BAR


1.雨が降ったって大丈夫
2.深夜高速バスブルース
3.ルート・スゥイートホームにて(アップテンポ)
4.スポットライトな生き方
5.マリーと暮らす
6.愛すべき日々


俺は怒っている。

俺は怒っていた。

おー、残念ながら悲しいお知らせ、

俺は後悔している。

俺は後悔していた。

おー、何故にもっとぶち壊さんかったのかと後悔している。

俺の事に何の関心もない輩にはきっとどうしようもない「格好つけ野郎」と罵られるだろう。

バットしかし、俺は残念ながら誰かに無理に歩み寄る事より、

誰も俺の事など知らん場所でもいかにいつも通りに演れるかという事にのみ神経を費やす。

引っ掛かりの欠片もない曲だとか、当たり障りのない歌詞だとか、誰にも害のないMCだとか、

そんな事柄には断じて用がない。

そんな事をする位ならとっくに音楽なんか止めてやるぜ。

そしてそれこそが歩み寄る事なんかより百倍も正しい事だと俺は性懲りもなく信じ続けてやる。

昔の興奮を数えてみる 喜びをいつだって探してるわ
昔の興奮と今の衝動を合わせてロックでストンプでも踏んだら
新しい事出来そうな気がするわ

いつも調子乗っているマリーを引き摺り下ろそうと企む輩がいるけれど
ほっといてよいつも私は私よ 私には私の世代があるのよ


マリーは俺の心に住んでる女の子。

誰にも好かれず誰にも嫌われず、すなわちどっちつかずの中途半端なあん畜生共に一言、

神聖なラブホテルに落下した流れ星にしっかりと願い事でも込めろ、このタコイカ野郎(深夜高速バスブルースより抜粋)。

終演後、誰かが言ったぜ、

「ハートが強いんですね」

ノー、断固ノー、何たって俺は何故にもっとぶち壊さんかったのかと後悔してしまった。

ビールを四杯煽りながら、お世話になりっぱなしのデイジーバートップ3と軽快極めたテンポで喋りまくる。

「お前漫談でもやれ」

様々な事柄に言及し、タガが外れたかの如き勢いで喋りまくる。

それはアルコールの力などではない、コーヒー一杯でもスイッチが入る瞬間が確かにある。

だいたいアルコールの力を借りた時だけ調子の良い事をヌカす人間程哀れで腑抜け野郎な面はない。

俺には煙草と大量のカフェインで充分事足りる。ドラッグなどに一切興味もない。

俺は以前、この場で働いた事実に今やとても感謝している。

そして俺は自分の格好悪い部分を棚に上げて格好つけた事だけを都合良くガナリまくる程にノータリンでもない。

理解し合った上で笑い合えれば、笑われればそれで全ては救われる。

面白がられるか、とことん嫌われるか、二つに一つ、

オーケー、オールオーケー、

はっきりして気持ちが良い、すなわちグッド・フィーリング。

誰にでも理解される様な害一つないどっちつかずの人間になる気などさらさらない。

そして俺はそんな輩の事をもはや「人間」とすら呼びたくもない。

東京に来て早八年半、当初毎日一人で呟いた言葉、

おやすみ東京。









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May 01, 2009

嫌われ者言及

俺にあるモノは今や勢い以外のナニモノでもない。

事情が事情を呼び、再び電話口の相手に散々喋りまくる男このワタシ、

喉が渇けばブラックボトルコーヒー、水が飲みたくても我慢我慢。

ところであの場において、俺のやり方など実は誰にも求められてないのかも知らん。

バットしかし、大事なモノは何なのか、俺はそこそこに知っとる。

座右の銘「愛想良い人にはその百倍愛想良く」、

たとえ管轄外だろうが何時間費やそうが、電話口の相手が満足するのなら俺はとことん付き合って然るべきだと信じて疑わん。

そして充分過ぎる満足感を得た電話口の相手は切り際、俺にきっとこう言うだろう、

「本当に助かりました!」

おー、俺もアンタもお互い気持ち良い気分を獲得、無責任な言動は一切控えてやるべき事は全てやった方が良い。

そして誰かに頼るその前に、まずは自分でやってみれば良い。

それで無理ならそこで初めて、誰かに質問してみれば良い。

その質問に答えてくれる人達も確かに存在する、

時間がかかるなら無論、早急に相談させてもらおう。

パソコンに断じて詳しくもなく、専門用語には心底虫唾が走り、分かった振りなど真っ平御免、

バットしかし、やれる事はまず経験してみれば良い。

こんなやり方に用はなく、邪魔だとカゲでコソコソやられる位なら、

俺はもはや「嫌われ者」だと罵られたい。

どちらが誠実か、誰に何を言われてもそれは俺だと主張し続けてやれば良い。

そして電話口の相手に聞いてみろ、

「あなたは満足しましたか?」

「えっ?本当に助かりましたよ!」


オーケー、オールオーケー、これが答えだと信じて疑わん。

断じてそんなやり方しか出来そうになく、そんなやり方でしかやる気もない男このワタシ、

それを止めろと言うならそんな魅力もロマンの欠片もない場所とはとっととお別れする以外手段はなくなる。

気付けば誰かに好かれたいが為に、誰かに認められたいが為に、無理して何かに帳尻を合わせた例など一度もない。

遠回りだとか何だとかの言葉に一言「知らんがな」、

メリットの欠片もない近道などもはや近道でも何でもない。

誰かを必要とする前に まずは誰も必要としない自分でいるべきだったのさ

ヒートウェイヴが唄う。

「五ヶ月間ほとんど毎日聴き続けられる音楽とは?」

こう問われたならば俺は迷う事なく「ヒートウェイヴ」と答えよう。

俺は俺のやり方で今を乗り越えて幸せになりたい。

そうじゃない場合、それはもはや「幸せ」などと呼べる訳もない。

さて与太話はともかく早くも五月、すっかりとボーリングシャツの季節到来。

ボーリングシャツを着て右手にアメリカンドッグ、時にブラックボトルコーヒー、

そんな後姿に出くわしたならそれは他の誰でもない、それは俺だ。

俺の事が憎くて憎くてしょうがない輩はどうぞその調子、ええ調子や、とことん嫌ってやってくれ。


P.S 誰に何を言われた訳ではない、自分の事はまず自分で守れ。





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April 09, 2009

男のロマン言及

’09.4.8(水)

仕事を終え一目散に新宿へと出向き、「アルタ前の喫煙所」なるハイカラ極めた場違いな場所で斉藤秀夫氏と待ち合わせ、新宿ロフトへと向かう。

ロフトの前ではかの有名な「PLEASANT TAP」の粋な男達が俺を待ち構え、男五人でロフトへと足を踏み入れる。

背の低いソファに身を沈めてビールを嗜みながら与太話を繰り広げ、我らがオーナー率いる「BRIAR」の出番を待つ。

そこにオーナーがコロナ片手に現れ、

「お前等分かっとるやろな?よー見とけよ」


40の立派な男がガチガチに緊張しとる姿を見て男のロマンを感じる。

闘い続け、何一つ諦めてないぜといった面持ちで一つの大舞台を掴んだ表情を見る。

そして俺はウイスキーを煽り、「BRIAR」の本番を目に焼き付ける。

40の立派な男がガチガチに緊張しながら、それでいてギラついた目を失う事無くロックンロールをがなる。

それは「こんな男こそモテて然るべきだ」と感じずにはおれん瞬間、

何故ならば「何一つ諦めてない」姿がそこにはある。

続いて登場した「ロックンロール・ジプシーズ」を観終えた後、ベロンベロンに酔ったオーナーが傍に来ておどけながら言った、

「いやー、花田さんと話しちゃったモンねー。まぁ、スーパースターやけんね」

まるで子どもやないか。

バットしかし、それが無茶苦茶格好良い、格好良過ぎるぜ。

俺にとっても特別な夜は、本人からすれば何十倍も特別な夜だった事は安易に想像がつく。

そして帰り際には竜也兄貴が「PLEASANT TAP」のCDを花田裕之氏に手渡しする姿を見た。

おー!俺達誰一人「何一つ諦めてない」ヤサグレ軍団ちゃうんけ。

「類は類を呼ぶ」と言うが、勝手に言わせてもらえばどっかで「同じ匂い」を感じる人達としか結局は付き合う事など出来ん。

こんな素晴らしい世界を知り尽くす事も無くどっかに消えてしまった女の子達に哀れみを感じずにはおれん、俺は欲張りな男だ。

すると今時の女の子達はハナで笑いながらこう言うだろう、

「何が哀れみよ、アンタの方がよっぽど哀れよ」

おー!まるで虫けら同然の扱いをされるかも知らん。悔しい、悔し過ぎるぜ。

バットしかし、俺は理想を追い求める。

勘違いでも何でも良い、やる事をやり続ければ何でもええ、やらんよりは何千倍ええぜ。

夢の「ラーメン二郎」にありつき、男と秘密の約束を交わして俺は家路についた。


’09.4.9(木)

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「ここに伝票を貼ってください」

太字でしっかりとこう書いてあるにも関わらず、ここには何も貼らず、裏面に堂々と伝票を貼り付けるパンク感満点の旅行会社から香港行きの「最終日程表」を受け取る。

俺はこういった類いを愛しとる。すなわち「説明通りやって堪るか精神」、

「ちゃんとやる事やっとけばどんな格好でもええやろ精神」である。

街に繰り出し、着るだけで心まで明るくなる様なド派手なシャツを千五百円で手に入れ、そして俺は靴の修理に明け暮れる。

ブーツの次は以前、インフルエンザ真っ只中に二千円で手に入れた、モノホン・スゥエード・クラークス、

すなわち「これが二千円なら六千五百円の靴ってどんなのや?」の類い。

コイツもご多分に漏れず履き潰し、あっという間に踵は擦り切れた。

バットしかし、コイツをお蔵入りにしてしまうのは阿呆のやる事だ。

例の修理屋のおっさんのところへ出向くともはや俺は顔馴染みとなり、

「おー兄ちゃん今日は何?うわー兄ちゃん、持ってくるの遅いよ」

これはさすがのおっさんも修復は不可能で、俺は「SHOE GOO」なる修復材を手に入れ、自ら修復作業に没頭する事を決める。

「でもその靴高かっただろー?」

「これ二千円なんですよ、凄いでしょ?」

「うぅ!えぇー!二千円?それ本物のスゥエードやんけ!また何でも相談に来てよ」


江戸前気質のおっさんと色んな話を繰り広げる内に、俺にはこの街がやっぱり輝いて見えてくる。

古き良き時代がしっかりと存在する。

メキシコのウエスタン漂う喫茶店で「ガーリックソテー・トマトソース」を平らげ、御飯が盛られた皿にフッと目をやればしっかりと皿はさりげなく欠けとる。

俺の持論にまず間違いはない。

部屋に戻れば服を着替える時間も惜しく、そそくさと大事な靴に「SHOE GOO」を塗りたくる。

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これで多少でも修復に成功すれば、俺はコイツとやり直す事が出来る。

そう、香港にだって連れて行こう。

男のロマン忘れるべからず、

こんな素晴らしい世界を知り尽くす事も無くどっかに消えてしまった女の子達に哀れみの唄でも作ろう。

そしたら女にはとことん嫌われる反面、男達は俺に絶大なる賛辞を贈ってくれるかも知らん。

それで良い、それが良いぜ。

ところで先程、池袋の重要人物から紹介文が届いた、

「生き様に惚れてます!ヤンチャな匂いも好きです!この男は、要チェックですね☆」

俺は確かに存在する、忘れるな、忘れるなよ。

近頃は目に見える景色がすっかり変わってきた。

バットしかし、俺は何一つ変わってない。

理想を追い求める、手始めに本を作ろう。これを忘れたらいけん。















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January 24, 2009

幸福論言及

本日、様々な事柄に溢れた一日。

渋谷駅構内では懐かしの女の子と再会し約一分間の立ち話、俺は確かに生きとるぜと証明するに至る。

何、一時間遅刻したおかげだ。遅刻してなければこんなヒップな再会はなかったのだなと思えば、時には遅刻もしてみるモンやでと思えてきたりするモンやさかい、人生は摩訶不思議だ。

何、遅刻を盛大に誇示する訳じゃない。そんなモンは腑抜け野郎のやらかす事だぜ。すなわちそれはおいら、という事にも結びつく体たらく具合。

おっと、俺は昨夜ラウンドミッドナイト、ブコウスキー「勝手に生きろ」を読み返しながら興奮して眠れずに状態、そこで決めた事、よし、ええ加減重い腰を上げてやりまくるぞと固めた意志により更なる「興奮して眠れずに状態」と相成る。

すなわち、短編やら何やらを瞬く間に次々と書き殴り、それを数々の出版社に勝手に送りつけてやろうぜ体勢とようやく相成る。

この発想は遡る事二年以上も前からあったが、そろそろこちらに関しても行動する価値と必要、重要性を感じる。世に言う「見る前に跳べ」理論に当たり前に従うのだ。それが通らんかったところで一体どないやねん、とにかく俺は新しい事がやりたい、撃って撃って撃ちまくりたい。

もし一週間後、撃って撃って撃ちまくってなかったなら、どうか俺の事を嫌いになってほしい。

一人の行動による最大の利点は幸せを喜びを嬉しさを独り占め出来るところにある。

一人の行動による最大の難点は責任を全て独り占めしてしまうところにある。

今となってはバンドよりも弾き語り、そこにこそ魅力を感じる。

無論、バンドには喜びを分かち合う幸せが溢れる。

無論、弾き語りでも喜びを分かち合う幸せは溢れる。

どちらの幸せも味わいたい。粋な仲間に協力を得て、バンド形式でステージに上がる計画もある。幸せを次から次に巻き起こしたい。何たって、俺は確かに生きとるのだ。

おっと、話がややこしくなってきた。もう5時オーバーか。書きたい事は腐る程あるが今日はもう止めるとしよう。

BGMはトラヴェリング・ウィルベリーズ。これを聴く度、ハイカラ神戸シティを思い出す。俺は以前、珍しくイヤホンを耳にはめ、このバンドの音を聴きながら、神戸の街を我が物顔で闊歩したのだ。それ以来、トラヴェリング・ウィルベリーズ=神戸、この方程式は生まれた。音楽は素晴らしい、その時の風景、気分を鮮明に思い起こさせる。

よし、今年の夏は甲子園に一週間だ。それも立派な「幸せ」の一つだ。


とにかく今は「眠れる幸せ」、こちらを噛み締めながら眠るとしよう。

そう、「パーマネント・バケーション」の心意気で。


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June 04, 2008

寝起きの悪さ言及

夕方17時半起床。仕事?すっぽかす。近頃バーに入る日、昼の仕事はいつもこのパターンで休んでしまう。それでもどうにか許されてしまう甘い環境。しかしこれに甘えてしまうこの俺はもっと甘い。今に始まった事ではないが寝起きが悪過ぎる。起きた瞬間、全てをなぎ倒したく投げ出したくなる。新聞配達を平日見事丸7年やり遂げた男このワタシ、しかしあの時から既に寝起きの悪さは筋金入りだった。毎朝遅くに行き、配達所のおっちゃんにボロカス言われた。それでも続けたのはただの意地だった。卒業したら何をするのかと問われ、音楽を演ると答えたら鼻で笑われた。その日ははらわたを煮え繰り返しながら新聞を配った。とにかく卒業してからも丸1年、新聞を配り続けた。ところでそんな話はどうでも良いが、毎朝目覚ましを10個、大音量で鳴らしてもビクともせんとはどういう事か。この「ビクともせん」とはまさに的確な表現であり、俺は文字通りその目覚まし10個を全て無視、いや、無視以前にそれ自体に気付いてさえおらん始末。嗚呼、黒電話が欲しい。デジタルに内蔵された黒電話の真似音などではなくアナログの本物が。あの時、配達所のおっちゃんに毎朝叩き起こされた時に明け方鳴り響いたあの黒電話が。それが鳴り響きさえすればさすがのこの俺も。あっ、待てお前!叩き起こされて「すぐ行きます」とか伝えた後堂々と二度寝三度寝しとったくせに!そしたらお前、黒電話があろうとなかろうと関係ないやろが!調子に乗るなよ!そうかそうか。ならばどうすれば良いのか。俺は決して起きれん病気の持ち主ではないのだ。完全な夜型このワタシ、苦手なモノ「朝」、嗚呼、これに勝てば何倍も強くなれるのに。そんな訳で俺は本日、夜を徹して色んな作業に打ち込む予定。そして午前中から麻布十番の大竹伸朗個展へ。ところで夜まで眠らずに過ごせたらその分また次の日の仕事をすっぽかして眠ったりして。ハハッ!!

「お前笑い事じゃねーぞ!!」、配達所のおっちゃんとお母さんと、そしてもう一人の自分が耳元で怒鳴りフラッシュバック・ループ。

P.S トムウェイツの歌詞で、「君に出会うまで太陽の光など見た事もなかった」みたいなのがあったね。すなわち「僕、夜型!」って事だね。あれ、格好良いね。

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May 21, 2008

コンビニエンス弁当言及

数ある選択肢の中から俺が選んだのは御近所フラフラ旅。古本屋では探してもないのに目当ての本が次々と発見され、レコード屋ではスペシャルズのDVD付ベスト盤が発売された事を知る。ローソンで弁当とつまみと緑茶を手に入れ、本でも読みながら久し振りに部屋で緑茶ハイでもひっかけたろかといった案配。ところで人は、「何も食べる物がない日はコンビニエンスの弁当で済ます」だとか「昼食はコンビニエンス弁当で我慢する」などと、さもコンビニエンス弁当の地位が低い捉え方をするが、俺は昔からその考え方を1%ですら理解出来た事がない。「我慢する」だと?俺にとってそれは「お前蹴飛ばしたろか」なのである。東京に来た頃、仕事の合間あまりにもお腹が空き、何かガツンと食べたいと思ったものの全ての店が贅沢に思え、ブラブラと新宿を徘徊し、敷居が高過ぎる吉野家の前で何分も店に入るかどうか躊躇し、一大決心で遂に足を踏み込むと勢い余って牛丼特盛を注文し、「頼んでしまったモンはもうしょうがない」と何とか心落ち着かせ、紅生姜を肉が見えん程に上に乗せた後、一気に丼にむさぼりついた。その時の味を今も決して忘れてない。そんな感覚を俺はいつまでも大切にしたい。そんな訳で「コンビニエンス弁当=大贅沢」、この方程式が揺らぐ事は俺の中でまずない。俺がどんなにお金持ちになったとしてもこの考えは変えたくない。俺は今後も平均して年に三回程度、それも贅沢な気分を味わいたい時にだけコンビニエンス弁当を食す男でありたい。貧乏性、大いに結構。笑うヤツは笑え、俺がその倍、お前を笑ってやる。俺の贅沢はそんなところにはない。もっと別の場所にあるのだ。すなわち考え方は人それぞれなのであり、こんな話はどうだって良いのだとも言える。無論、俺はコンビニエンス弁当ばかり食す人達を馬鹿にしたりなどしてない。そんなモンは自由勝手なのだ。バットしかし、「お金ないわー」などと嘆きつつちゃっかりとコンビニエンス弁当を食しとる輩、そんな輩には「目も当てられん」と、正直そんな感想を抱いてしまうのはもう避けられそうにない。

P.S 書いとる内に何故か壮大なテーマになってしまった。

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April 25, 2008

映画×ブランドコラボレーションTシャツ言及

仕事を終え、俺は「EDIFICE」なる、お洒落ブランド店へと向かった。目的はたった一つ、「アイム・ノット・ゼア×EDIFICE」コラボレーションTシャツが如何なるものかを自らの目で確かめる為に。それ以外の目的で俺があのむずがゆい雰囲気の、あの柄でもないブランド店店内へと足を踏み込む事はまずない。俺は以前、「コーヒー&シガレッツ×ネイバーフッド」「ブルース生誕100周年記念映画プロジェクト×アメリカン・ラグ・シー」、この二点のTシャツに関し、「とんでもなく手に入れたい症候群」を煩ったが、結局Tシャツに何千円も出す事が馬鹿らしく寸前で止めた経験がある。しかしその二点に関し、「いや、あれは手に入れといて良かったんちゃうんかい」爆弾が今も俺の中にはある。無論、今となっては両方共に手に入れる術はない。そんな訳で今回、「アイム・ノット・ゼア×EDIFICE」LPケース入Tシャツ6090円也。店内の如何わしい雰囲気に何とか耐えながら俺はTシャツを物色する。そこでも結局「とんでもなく手に入れたい症候群」を煩った俺であるが、やはりそこでももう一歩手は伸びず、「Tシャツに6090円て何考えてまんねん」軍団が一気に押し寄せ店内を後にする。そして現在、後ろ髪は引かれっぱなし。迷う暇はない、いや、すぐになくなるという事は誰か別の奴がそのTシャツを着るという事やないか、一点物を愛する者としてそれは激しくポリシーに反するぞ、しかしまた何年後かに「いや、あれは手に入れといて良かったんちゃうんかい」爆弾が押し寄せてくるかも知れんしな、それに欲しいなら手に入れてもええんちゃうんか、でもTシャツに6090円てのはどうかな、でも特別なモンやしな、いやいや思う壺やでそれ%$#7P!%¥K8*G@Q¥$¥;H?5E㌶#%O@>?屯/$!&=~¥A”P%㎡)+W-(爆発寸前)。気の済む様にやらせてもらおう、そうしよう。俺はコレクターではない、胸騒ぐモノに正直でありたいだけ、それだけ。

P.S 今日は尾崎豊の命日。俺は休憩中、例の尾崎豊の愛した場所(2月1日付文章参照)へと出向く事にした。その場所へは1、2分程度しかおらんかったが、俺は確かにその瞬間、尾崎豊の事を感じた。BGMはラカンターズ、現代のロックンロール。今から尾崎豊を聴こう。


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March 09, 2007

靴業者・言及

仕事をそそくさと切り上げ、買い物をして部屋に戻る。何店かの古着屋、靴屋へと立ち寄る。そこで靴業者へとはらわたはまた煮え繰り返る。何をモタモタしとる?「これちょっと履いてみたろかしら?」と感じる様な気の利いたヤツとはどこで出会える?「そんな偉そうな事言うんならあなた!自分で作ったら良いじゃないですかー!」だと?じゃあ、五千円でワタシの思い通りの靴作ってくれるか?ほんなら、作る。似た様な靴ばっかり作っとる、センスのない靴デザイナーよ!(それで満足出来る輩はゴマンとおるんか知らんが)、そのセンスのない頭を何とか上手く利用して、センス磨け!そう、靴磨く前にな!「お前だけの好みに合わせてわざわざ作れるかー!オラー」だと?そりゃそうですね。しかし、皆が履いとるのと同じ靴履いて何がウキウキする?心か?それで足元が軽快になるのか?

などと能書き(?)を垂れるこのワタシは、実はまだ微熱があるの。

P.S これも好みの問題と言われればそれまでなのは言わずもがな。

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January 22, 2007

納豆問題・言及

ワタシ=納豆好き。がしかし。どこを覗いても納豆さんは見当たらん。原因、TVショー、「納豆を食べるだけでダイエット出来るんだぜ!」。これをそっくりそのまま、疑いもせず、何の努力もせず、食べるだけで「痩せれる!」と勝手に信じ込んだ、涙が出る程哀れな人達(ほっとけ、と言われればそれまで)。スーパーでは売り切れ続出、品切れを詫びる文章、業者はてんやわんや=大忙し。がしかし。もう少し待て。納豆さんは必ずお見えになる。理由、TVショー、嘘判明。何でも言われた通りに信じ込む、涙が出る程哀れな人達(ほっとけ、と言われればそれまで)は、性質の悪い事に「嘘判明」のニュースについてもそっくりそのまま信じ込み、「裏切られました」「もう何を信じていいのか分からない」とか何とか。「嘘判明」のニュース自体が「嘘」かも知れんとは疑いもせん、涙が出る程単純明快な人達(ほっとけ、と言われればそれまで)。情報に左右されるだけの涙が出る程正直な人達(ほっとけ、と言われればそれまで)。俺は喜怒哀楽の激しい、単純明快で正直な男かも知れん。でもこいつらとは意味合いが違う。偉そうに言ってやろうか?「騙されるお前らが悪い」(ほっとけ、と言われればそれまで)。俺は納豆を食べる。「痩せる」からではなく、安くて美味しいから食べる。信じるものは自分が信じれると思ったものだけ。そして味覚、ただそれだけ(あぁ、単純明快)。

P.S と言って、俺は自分の考えを他人に無理矢理押し付ける程ナンセンスな男ではない。1.30(火)下北沢ロフトで会いましょう。

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January 17, 2007

不二家問題・言及

先にまず断っておく。俺は不二家と何一つ繋がりはない、滅多に食べる事もない。五年に一回がええとこじゃ。がしかし。不二家がえらい事になっとる。ペコちゃんが泣いとる。何?不二家がえらい事をした、だと?そりゃそうじゃ。賞味期限切れの卵は使ったらいかん。工場にネズミがおったらいかん。ごまかしちゃいかん。今後は絶対ないようにせんといかん。がしかし。「不二家負けんな」、俺は心から言いたい。消費者ぶった奴が言っとる、「もう食べたくないですよねぇ」「裏切られました」。何?こんな事言うとる奴に限って、賞味期限切れのシュークリーム食べても気付かず、「やっぱおいしいねぇ!」「不二家は良いねぇ!」とか何とか言うとったんじゃろうが。言われるまで分からんかったくせに、話題になったらすぐ手の平を返すどうしようもない偽者。こんな単純な奴等に俺は用はない(そいつらも俺に用はないと思うけど)。五年に一回ペースの不二家を、週一回のペースにシフト変更したい気分。「ミルキー」を常にポケットに持ち歩きたい気分。あれと一緒じゃ、あれと。ノーブランドのギターのロゴを「ギブソン」と書き換えたらきっと、その見た目だけで「やっぱりギブソンは違うなぁ!」とか何とか言う奴が続出するのと。問題は値段じゃなく、期限じゃなく、中身じゃ。死者が出たならともかく、その時おいしかったんなら、実は腐っとったか何か知らんが、今頃になってごちゃごちゃ言うな。そんな事より自分の人生について考えろ、その流されっぱなしの恥ずかしい人生についてな。

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