レコード買付
September 27, 2007
ちょっとしたロマンについて
先日仕事を終え真っ先に向かった場所、天下のタワーレコード渋谷店。そこでワタシは体験する、細野晴臣と大滝詠一が新品同士で同じレコード袋に入れられるというロマンを。この感覚が分かるか?何、分からん?それならもう良い。大滝詠一の7inchレコード、タイトルは「幸せの結末」、すなわち、HAPPY END。そう、ハッピーエンド、おやっ、はっぴぃえんど、どう、一夜限りの再結成とか。
P.S また衝動買いの雑誌、「TITLE」11月号、その特集、「COFFEE&MUSIC」。そうワタシは、「COFFEE&CIGARETTES GENERETION」(映画「COFFEE&CIGARETTES」より引用)。細野晴臣のニューアルバム、このセンス、まさに世界クラス。ジャケットも抜群の感覚。
P.S また衝動買いの雑誌、「TITLE」11月号、その特集、「COFFEE&MUSIC」。そうワタシは、「COFFEE&CIGARETTES GENERETION」(映画「COFFEE&CIGARETTES」より引用)。細野晴臣のニューアルバム、このセンス、まさに世界クラス。ジャケットも抜群の感覚。
September 25, 2007
September 24, 2007
流れ者の物語
バイクでブーンはお預けにして、電車に乗っかり新宿へ向かう。そう、新宿には用がある、レコード屋が沢山あるから。大バーゲンで活気溢れるディスク・ユニオンを一フロアごとに見て回る。外に出る度、袋が一つずつ増えていく。日が暮れ帰る頃には右手に五袋、中身は十枚+「昭和ジャズ喫茶伝説」という本一冊。まずまずの爽快感にして重量感。俺の給料、家賃+生活費+レコード+本+映画レンタル、これで95%を占める。最近追いつかず、レコードの写真を載せるのがおろそかになっとるが(ほんまは、後で自分で見返す為に全部載せたい)、現在のBGMは本日の十枚の内の一枚、ライ・クーダー「流れ者の物語」。一曲目の出だしの時点で、俺の大好きなアルバムの一枚になりそうな雰囲気を充分に携えている。
September 22, 2007
August 11, 2007
August 08, 2007
レコード・レコードー機嫌を直せー
SIONでタイトルが「20th milestone」。マイルストーン、
おっとマイルス・デイヴィス。おっと「熱闘甲子園」がもうすぐ始まる。
P.S 「そんな些細な事で」と人は笑うかも知らんが、頭の堅い連中、ホンモノの馬鹿に俺は気を許しません。「モラルがない、モラルがない」とぬかす輩に限ってモラルがない。本日はなかなかに機嫌が悪い。おっと「熱闘甲子園」がもうすぐ始まる。これで機嫌も直る。「ブロークン・フラワーズ」、本日見る。これできっと上機嫌。
普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある
普通の定義がなんか知らんけど おいらはおいらのままでいれば良い
単純明快な男でごめんね ごめんね
August 03, 2007
レコード・レコードー何から聴くか論ー
東京に戻って来たその日、七月ラストの二枚。南正人、ずっと聴きたかった。そして、
八月初めの一枚。加川良 ウィズ 村上律。はい、名盤仲間入り。スチール・ギター、情景溢れんばかり。東京に戻って来たその日から、水を得た魚の如き勢いでレコード屋を漁る、通称「掘る男」このワタシ。今日は今日とて目指すは吉祥寺、ディスクユニオン・ジャズ館、すなわちジャズの館。最近あまりジャズの気分ではなかったこのワタシ、入った途端、ザッツ ジャズ気分。一万円以上お買い上げでマイルス・デイヴィス「cookin’」ジャケットTシャツプレゼント、狙いはこれであるにも関わらず、「誰がその手に乗るか、この商売上手野郎」気分。しかしそれは束の間、あっという間の一万超え。イエス 思う壺、ジス イズ 商売上手様。詳細はまた後で。
P.S BGMはチェット・ベイカー。それによりワタシは今、上機嫌。
July 21, 2007
July 13, 2007
レコード・レコードーグッとくるかこんかだけー
先日のレコード&DVD。ドアーズ、リトル・フィート、ボブ・マーリー、オール300円。他の2枚も600円台。嗚呼、夢の新宿レコード屋巡り。現在BGMはDVD、モーサム・トーンベンダー。そう、ひどくやかましい人達(良い意味)。そして遅れながらも、先月のレコード・レコード、
もう結構なリピート率。だいたい唄えたりもする。
先程、ぱっと開いた愛読書「ことわざ辞典」にて、気の利いたことわざを見つけた。
前門の虎 後門の狼
その中間=俺。そんな大そうなモンでもないが、それならそれで別に良い。
NHK「プレミアム10」を見た。松本人志の歴史をざっと一時間にまとめた番組は、中々に内容が濃かった。
P.S 夏、そう真夏、2年連続甲子園に行く。まだ決定ではないが、行く。今日決めた。閃いた。行く。行くぞ。俺の心を震わす唯一のスポーツ、それは夏の甲子園。
June 28, 2007
レコード・レコードー壁はないー
休みの日、朝10時半に起きるという俺にとっての快挙を達成し、風呂掃除などを一丁前にこなした後、真昼間から観賞する。何を?ジム・ジャームッシュ「ミステリー・トレイン」を。呑む。何を?ラム・グレープフルーツを。メンフィスに飛びたくなったのは当然の話で、旅に出たい思いがかけめくる。夕方、散歩がてら、千鳥足で下北沢(一杯しか呑んでないけども)。気分が良くなり、佐野元春「Coyote」手に入れ、ついでに、遂に「マイルス・デイビス自叙伝」上巻に手を出す。当然の事として聴きながら読書に耽る。佐野元春を再び聴くきっかけとなった「君が気高い孤独なら」は秀逸の仕上がりで、俺の心にグイグイくる。ロックでもジャズでもディスコでも、グイグイくるモンに壁はない。そう、フジファブリックの新曲然り。
June 25, 2007
June 23, 2007
レコード・レコードーベルギー盤ー
⑩SCREAMIN’JAY HAWKINS
「HONEY PEPPER」のうたい文句とジャケットの格好良さに一目惚れ、仕事帰りウォっカを手に入れ、それをオレンジジュースで割りつつ、ジャズやら何やらのレコードを回しつつ、オグリ昌也と呑み明かしとるその最中、「ブツ」は到着する。俺はオークションで手に入れるのはあまり好きじゃないとほざきつつ、ちょいちょい利用したりもする。はい、これもその一品で、このジャケットを素通りする事が許せんかった男、このワタシ。三曲で二千円。いや、ジャケットに千円出すと計算しても良い。これがCDで二千円なら俺は手に入れてないだろう。不思議な力を持つレコード盤、こいつはベルギー盤。俺はこんなのレコード屋でお目にかかった事がない。内容はスクリーミン、その名の通り叫ぶ男、ジェイ・ホーキンス。俺はこの一曲しか知らんが、「下品で何が悪い?」と訴えかけてくる。俺も叫ぼう、「何も悪くないです」。
June 17, 2007
レコード・レコードー好きにやらせてくれー
⑤ALEXIS KORNER(CD)
⑥G.LOVE&SPECIAL SAUCE
⑦MIKE BLOOMFIELD-AL KOOPER-STEVE STILLS
⑧FACES
⑨RONNIE LANE’S SLIM CHANCE
仕事を終え、「ポケットの中嫌な思いをしてやっとこさ稼いだお金」じゃらじゃら鳴らして向かう先、渋谷二大レコード屋。気付けば久し振りの熱を込めたレコード漁り。俺は基本的にレコード以外にお金は使わん、と言い切る事も出来る(後、本と)。その前に、この世にレコード屋がなければ俺は一体どうなっとるのか、と捉える事も出来たりする。お母さんは言う、「レコードのお金を食べる物に使いなさい」。答え、ノー(悪気はない)。レコードを買わずにそれを俺の食べる物に回すなら、俺はその前にお母さんに豪勢なディナーに招待したい心意気だが、そんなん要らん、と彼女は言うだろう。しかしバーミヤンなら喜ぶかも知らん、そんなお母さんがたまらなく格好良い。そして、DVDプレーヤーの一つでもプレゼントするのも良い(要らんのか?)、それで「ロックン・ロール・サーカス」でも観賞すれば良い(興味ないのか?)。しかし、レコード屋はある。あちこちにある。したがって俺は立ち寄る。まず、ディスクユニオンにて⑤「アレクシス・コーナー」を手に入れる。そして物色中、驚愕の⑨「ロニー・レイン」レコード盤を発見。なぜ驚愕かを説明するには時間がかかり過ぎる。いや、書こう。先月、映画に合わせて発売された⑨と同じ紙ジャケット盤(CD)があるのだが、俺は映画を観る前にそれを試聴して、一曲目を聴いて「久し振りに音楽を聴いて痺れる瞬間」というのを味わったにも関わらず、「今度でええか」という考えが先行し、後回しにしとった。そしていざ手に入れようとした際には、何時の間にか「生産中止」になっており、それはそれは何処を探し回っても、何処で注文しても「在庫がない」と言われた。そこで俺はあまり使いたくはない、かの有名なインターネット・オークションを駆使してまでも、探し求めた(どうしても欲しかったの)。そこで見事発見し、見事、定価を下回る(定価を超えるなら手に入れてないが)2110円で、おとつい落札したばかり、振り込むのは明日だぜ、という段階まできとった。そんな経緯があった。そんな中でのまさかのレコード盤発見。お値段、2100円。さすがにこれはどうしたモンかと、俺は後ろ髪引かれる思いで、「ロニー・レイン」を棚に戻し、ディスクユニオンを出た。向かう先、マンモスレコード店、レコファン。しかし「ロニー・レイン」が頭から離れる事はなく、結局レコファンでも探しまくるに到る。「ロニー・レイン」はさすがにレコファンでは出てくる事はなかったが、そんな最中に巡り合った三枚のレコード。こんな時に限り、普段は何時探しても出てくる事のない⑥「G.LOVE&SPECIAL SOUCE」が980円で出てきたりするのでレコード屋の魅力は永遠に損なわれる事がない。しかし後ろ髪引かれる思いは冷める事がない。そこで「おいらもう知らんぞ」とばかりに早歩きで舞い戻る先、ディスクユニオン。そしてその通り、⑨「ロニー・レイン」は誰が何と言おうともうワタシの物(ヘビーローテーションは確実)。そして来週中には、ボーナストラックを三曲追加したCD盤が手元に届くだろう。そちらはライナーノーツを読みながら楽しむ(レコード盤には付いてないので)。俺は単細胞な「コレクター」ではない(きっと)。ただ、大きなジャケットを眺めて過ごしたい、それだけ。お金?ないない。
P.S 明日はレコードプレーヤーにかじりつく、きっとそんな一日。
June 14, 2007
June 08, 2007
May 24, 2007
May 14, 2007
「レコード・レコード」ーレコード屋論ー
しかし何年も前から思っとる事ではあるが、俺にとってレコード屋とはまさに「夢の国」。ディズニーランド?(それも良いが)ノーノー、比じゃない。一生かけても聴けん程のレコードが、所狭しと並べられとるだけで胸躍る。「長く聴けるレコード」が例え10枚の内1枚だけだとしても、それはそれでまぁ、俺の中では「有」だ。100円で手に入る物に158円出すのは俺にとって無駄以外のナニモノでもないが、その点に関してだけは、あまり無駄だとは思わん。新宿ディスクユニオンなんか、7階建ビルを全てレコードで埋め尽くしとる、しかも地下まであるという心意気。あれは天国の域だぞ。
レコード屋にて漁りまくる こんな音楽ありゃ良いなって
頭浮かぶそれ 自ら作るんだ
と唄ってはおるが、このロマンからは抜け出せそうにない。
⑦Beck 「Guero」
⑧村八分 「ライヴ」(CD)
先月のBeckライヴの余韻が未だ多少残るこの俺は、遂に「Guero」2枚組レコードを激安価格にて掘り当てた。村八分は「よー考えたらまともに聴いた事ないんちゃうんか」と思い、手に入れるに到った。
May 10, 2007
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1980.12.13-now, 京都生まれ広島育ち東京在住。2013.01.14【猿小屋レコーズ】発足。ジャリズリソウル。ミスターピーナッツ。好きな言葉はドキュメンタリー。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
高哲典 -Akinori Taka-
◆高哲典 -Akinori Taka-
1980年12月13日、京都生まれ広島育ち。
2000年12月13日上京、バンド活動を経て現在は下北沢を中心にアコースティック弾き語りにて活動、
トーキングブルースの趣きで言葉漁る詩人、
ジャリズリ声にて捧げるハッタリスゥイートソウル。
ヘイトとフィルモアストリートの交差点で神聖なマルボロを一発キメる時、
ブコウスキー憩いの場で両手を合わせる時、
ビートニクの溜まり場で踊る浮浪者に適当な小銭を投げる時、
掘り出し物格安三流ウイスキーで誇らし気に酔いどれを気取る時、
その時、ロマンは目前に現れる。
神経擦り減らして手に入れたカネは旅に費やし、
分厚い請求書はクッション代わりなどと一丁前に洒落込み、
ゴミ捨て場から救い上げたズタボロトランク片手に今日も眉間に皺でも寄せながら更なるロマンを探し彷徨う旅人。
akinoritaka.net
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