June 17, 2010

おおきにでさようなら ’10


酷い悪酔いに苛まれている感さえ漂う昨今の胸中事情、

アルコールを注ぎ込む、注ぎ込まないに関わらず。

「タクシードライバー」におけるデニーロ宜しくのハッタリモヒカンに成り下がり、

いや、成り上がる戯け人間このワタシ、

刈り込み具合は生涯最高峰、後にも先にも引くのはとっくに止めた。

モラルの欠片もない猿人間に媚びるなんて、お金の為に媚びるなんて、

会社の為に媚びるなんて、俺はとても順応出来ない、

終わりはそろそろやって来る、

所詮はみ出し者だと不貞腐れてさようなら。

BGMは関西ソウル最高峰、ソー・バット・レビュー、

しゃれやがな しゃれ おおきに
どこまでほんまやねんな おおきに
それでやな おおきに 
はっきり やっぱりものごとはせにゃいけまへんな おおきに
そやけど やっぱり おおきに
青い空が おおきに

巧み過ぎてもはや閉口×788。


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June 11, 2010

詩人の戯言 ’10


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20世紀に煙草がなかったら、偉大な作家達は全員、存在しなかっただろう

ジョー・ストラマー


久方振りのバーボンはアーリータイムス・ブラウン、

21個のニンニク、2箱の納豆、たらふくのキムチ、

御飯12膳分に相当するオカズをお酒のツマミに代えてやる豪快さと贅沢さ。

少し位イカれている人間の方が俺みたいなモンには断然性に合う、

無論、それが真っ当なるイカれ具合なら。

明大前の小粋な部屋で、

嫌な思いをしてやっとこさ手に入れた万券を宙に投げつけながら狂った様に笑い転げた思い出、

北九州の下原元気宅のベランダに腰掛けて、

可愛い女の子の寝顔を見ながら、

ヒッピーさながらの与太話を繰り広げながら、

煙草を立て続けに4本吸い込んだ思い出、

酷く酔っ払っていたとしても、精神だけは断固見失わない。


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April 03, 2010

赤が呼んでいる ’10


ろまん



ジョン・フォガティ38年振りの来日を記念して、CCRを立て続けに回しながら歌詞カード作成の旅は続く。

煙草を立て続けに吹かしながら盤面作成の夢は続く。

誰かが言ったって、

「エルヴィスを聴くとアンタを思い出す」と。

それはとてもセンス溢れる言葉だ。

何を見ても思い出さざるをえない、そんなエゲツナイ程の印象を与えてやりたい。

例えば赤、純喫茶、ボロの看板、ターンテーブル、サイコロ、ターゲットマーク、トランプ柄、モダンストライプ、

ヌードジャケット、アーガイル、ペンネ、ウインナー、旧車、マッチ、フランス映画、ハイカラシャツ、ボーリングピン、禿げ、

おー、ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ×90、

禿げは違う、俺は禿げてない。

明日は休みだ、

こちとらPC画面に物差しでも貼り付けながらハッタリデジタルの渦の中へ懲りもせずダイブするんだろう。

本日の名言「君の問題児っぷりが何よりも心配だ」、

バットしかし、俺はそこまで間違っているとは思えない。

俺が思う「問題児」とは間違った教えをそのまま実行出来る救いようのない人間、

ボブディランの言葉を借りるなら「絶望的人物」の事だ。

周りに蔓延るマン&ウーマン、アタマスッカラカンズを見てみろ、

俺はいくらお金を積まれても飼い慣らされた偽善じゃがいも野郎になるのだけは真っ平御免なんだぜ。

「やめときゃ良いのに」と呆れられたとて「やるときゃやるぜ」、

そんな訳で見方によっては「果てしなき絶望的人物」このワタシ、

浮かばれない使命感に光と感謝状を。


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February 08, 2010

青春の不貞腐れアルコールドランカーズ

CCOのバーカウンターにて呑んだくれ、

気付けば3時半さえ間近のラウンドミッドナイト、

久方振りに吐いてしまう感さえ漂うベロンベロンのラウンドミッドナイト。

あの場所は天国、溜まり場、そしてもはや勝手に故郷。

後6時間後には懲りもせず俺はPCデスク前に鎮座している事だろう。

バットしかし、今から5時間は眠れる幸せ、

こいつを痛い程に噛み締めなくちゃいけない。

同じ土俵に立ってすらいない輩がヌカす言葉など0.1ミクロンも信用しない、

青春の不貞腐れアルコールドランカーズに愛と敬意とオマケに光を。



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February 07, 2010

不幸せなんてとんでもない

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今後、まったくもって「使いモノになる」であろう二曲の新曲が、同時進行で仕上がりつつある。

四月後半のヒップ極める音楽ツアーは早くも最終調整段階、

ニューヨーク行きを諦めた事など微塵もないが、残念ながらちょっとばかり先送りになるのかも知れない。

バットしかし、俺には二曲の新曲が同時進行で仕上がりつつある。               

書き綴っておきたい事柄が山程ある。

例えば本日観賞のgirasoul(ジラソウル)、

すなわち仲間のワンマンショーは最高の類いに付随する。

こちらとは真逆の演り方で表現力を駆使しながら、

それでいて痛い程にお互い解り合えているってんだからまったくもって申し分ない関係性。

明日は明日とてCCOオーナー直々に招いていただき愛して止まない男のライヴ観賞、

すなわち懲りもせず音楽という名の魔物に犯されている今日この頃。                    

生粋の我儘人間このワタシ、愛し愛されて日々を泳ぎたい。


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February 04, 2010

感情という名のエレベーター

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フォアローゼズという名の荒波を泳ぎながらロウソクに火を点けて、

10分さえ軽く飛び越えてしまいそうな大作を生み出そうとしている。

そんな新曲が見事に完成する時、俺は明らかに突き抜けるだろう。

すなわちブレイクスルー、俺は詩人として生計を立てたいと切に願うあん畜生。

夢なんて見たモン勝ちの理論に則り、

類い稀なる才能の持ち主、小谷美紗子でも聴きながら眠ろう。



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January 31, 2010

寸法は任せろ ’10

あの娘の一言で死んだり笑ったり
もっと甘やかしておくれよ 
スィート・ラブ・ミー・テンダー


イカしたバンドの曲に昔こんなのがあって、そいつがたまに頭を回るね。

「もうダメだ」なんて言葉がかれこれ1871回以上は俺の口から吐き出されてきた筈だが、

俺はまだまだまったくもって「ダメ」になってないってんだからチャンチャラ可笑しくもなるね。


二枚で1050円のモダンホットセーターはこの冬ブッチギリの出世頭、

3800円のTシャツってどういう意味だ、俺はもはや哀れみの眼差しでセセラ笑うしか手がなくなる。

しょうもない事柄など金輪際どうでも良い、

俺はゴミ捨て場から拾ってきたトランクやら真っ黄色のロッカーを永遠にひけらかす精神に賭け続けたい。

俺の事が嫌いな人間は俺の前から立ち去り、

俺は俺で醜いトウモロコシ野郎は一切寄せ付けないって寸法だ。

仲間の名前はなるべく下の名前で呼びたい、それが信念だ。

「よーよー、世の敗北者共」

こんな言葉をふざけて投げかけるのは俺の喜びの表れと相手を信頼しているからこそって訳だ。

誰かが言ってたぜ、

「お前はガラの悪さで損をしている」

ガラは悪くとも心はそこまで汚れてないって寸法だ。

口は悪いながらもウィット忘れず、自らの感情に嘘をつかないホールデン・コールフィールドは心の友達。

ところでそんな戯言はともかくひょんな事から訪れる狂乱二連休再び、

勢い任せに手に入れたTMGE12枚組DVDBOXはとんでもない仕上がりになっているし、

音楽と自らに堂々と向き合うって寸法だ。

「シャイン・ア・ライト」のミック・ジャガーに飲み込まれながら眠ろう。


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January 22, 2010

電撃衝動

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ラモーンズを回しながら洗い物に精を出すというのはとてもスリル溢れる行為だといえる。

気を許せばA面などあっという間に終わってしまうからだ。

天下のディスクユニオンを「今日は何も買う気おまへん」顔にて覗き込み、結果、6枚に7085円を注ぎ込むあん畜生。

そうそう、神経磨り減らしてやっとこさ稼いだお金をポッケの財布に詰め込んで、

ジョニー・キャッシュ刑務所ライヴやらルー・リードやらパティ・スミスやら何やらをレジカウンターへ運び込む。

そんな訳で「レコード屋」と書いて「夢の国」と読もう。

ところで「ニューヨークへ行きたいか?」などと鼻息も荒く問われたならば、俺は0.2秒の速度で答える、「断固イエス」。

新曲は何曲か手探り状態、常に何かに没頭していたい。

起きるのが遅過ぎてあっという間に夜がくる、俺は損を繰り返している。

頭と体と心が三つずつほしい、

考えても無駄な事ばかり、懲りもせずに考える。

ニューヨークへ行きたい、

そして近い内に坊主にしようと考えている、

スナック感覚、見る前に跳べの心意気で。


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September 19, 2009

哀愁漂う38.6℃

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ヒップな出来事を求めて、俺は持ち前の精神力を駆使してハイカラ仲間7人と共にボーリング&ダーツ大会に興じる。

昼間の時点でフラフラ&クラクラ感、すなわちフラクラ感は絶頂に近い感じだったが、それにも勝るヒップな出来事を求めて平常を装いゲームに興じ続け、そして喋り続ける。

そして現在、ツケは颯爽と払わされ、熱は右肩上がりの左団扇、ご多分に漏れずの38.6℃をキープオン。

そんな訳で平常を装うのは残念ながらの困難状態。バットしかし、後悔など俺にはない。確かにあの瞬間、ヒップな出来事は確立されていたんやさかい。

さぁ、今こそお前の出番だ。看病好きのお姉ちゃん、はたまたお兄ちゃん、俺は懲りもせず激しく求めたい次第。


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September 15, 2009

バディ・ホリーとの思い出

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回るレコード、バディ・ホリー。早10数年前、町の小さなレコード屋のおっさんが端くれだった俺に呟いた、

「それ聴いてみる?このフェイドアウト具合が堪らんやろ?」

この瞬間からレコード中毒は始まったのかも知れない。

ウイスキーコークは何杯目、そんな事はどうだって良い。

最新型インフルエンザを患ってしまった男に問いかける、

「貴様、明日はいよいよ出勤するのか?」

アンタが思ってる様な男じゃないかも知れないぜ、俺はただの寂しがり屋。

夢を見続けたい、ただただ笑い合う夢を。


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September 13, 2009

別世界が共存している ’09 

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仕事場ではとある男が、俺みたいなモンに冷えピタシートなるハイカラな代物を無言で差し出してきた。
               
「こいつクール極めとるやないか!」、思うに至る。           

元来、こんな代物は逆に気分が悪くなるが、俺は男の優しさを受け取り、おちゃらけた調子でまんまとそいつをオデコに貼り付けてみる事にした。

保険証の一つも常備出来ていない戯け人間このワタシ、簡単にくたばる訳にもいかない。
               
回るレコード、ヒートウェイヴからチェット・ベイカー、そして傍らには懲りもせずウイスキーコーク。

ヘッドフォンでレコードを聴き漁る瞬間、これ程の幸福感はなかなか味わえるモノでもない。

明日も俺は平常を装い仕事場へと出向くだろう。そうそう、全てを蹴散らす為に。

そして明後日はあの娘の誕生日、君の安否を気遣っている。

おー、トランペットの音が俺の耳に突き刺さる、まったくもってイカす。


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September 05, 2009

MIDNIGHT TO SIX MAN

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パーティは永遠に続く。

俺は長年、座ったままの状態でA面からB面へと裏返す、そんな小粋な環境に憧れ続けていた。
               
そして夢は叶った。哀愁の7インチを久方振りに引っ張り出し、次から次へと針を落とす。

それは素晴らしく美しいチープな音。

隣に誰かがいるとしよう、俺は忙しなくレコードを取り替えながら永遠に音楽の話を、おまけに人生の話を続ける事が可能可能。
               
そんな時間、何よりも愛して止まない。

回るレコード、チャックベリー「メイベリーン」、俺はやるべき事をやろう。

のさばる偽者とは口さえ利かない、心は簡単には開けない。

タイトルはこの大人の玩具で、記念すべき最初に回したプリティシングス7インチより。


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August 08, 2009

ヌーヴェルヴァーグ・アイ・ラヴ・ユー

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「MOD LUNG」、とてつもなくイカす音楽、早3回目のリピート。

そして俺はといえばカポタストを5フレットに装着し、またしても新曲を生み出した。

そんな訳で次回のライヴは全て新曲、こんな空想を描く事さえ可能可能な最新型の男このワタシ、コーヒーカップに染み込んだ騒がしい思い出と灰皿の中に詰め込んだ苦々しい思い出を繋ぎ合わせて今を生きている。

誰かの批評などをするその前に、俺は俺の生き方を誇り高く掲げたい。

すなわち何も問題なく、何も心配ない。


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July 13, 2009

狂乱のナンヤソレ天国

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この世はナンヤソレ天国、狂乱のナンヤソレ天国。

モラルの「モ」の字も弁えず、いや、その意味さえ知らんままに年を取り過ぎた老いぼれで溢れている。

そしてその老いぼれが子どもを残し、その精神をまんまと受け継いでいく。街を歩くカップルを見渡すだけでもそれは一目で分かる。似た者同士が寄り添っている。風貌然り喋り方然り。教養溢れる関係を俺はお前と築きたい。

俺は人間が怖い。ゴキブリよりも怖い。今までも散々、人間とは呼びたくない人間を眺めてきた。

当たり前の事の筈なのに、モラル溢れる人物に出くわすと嬉しくて涙が溢れそうになる。当たり前の事の筈なのにだ。その時点で全ては狂っている。

モラルの「モ」の字も弁えず、いや、その意味さえ知らんままに年を取り過ぎた老いぼれに出くわすと、また別の意味で涙が溢れそうになる。そして頭を通す前に手が出そうになる。

ところがどっこいすっとこどっこい、辞めれば良いのに辞めもせず、そうして稼いだお金でレコードを手に入れ、東京暮らしを続け、旅に出ようと企む俺に、害のない人にまで一見喧嘩を売る様な態度でうろつき続ける俺にモラルなどあるだろうか。

どちらにしてもケジメと感謝する事だけは忘れたくない。俺は怒りたがりな年頃でも、ただただ怒りたい訳でもない。そう、何でもない。怒らずに済むならそれに越した事はない。ただ「ナンヤソレ」があまりにも溢れ、俺を狂わせる。誰かが言ったぜ、

「意味のない事で怒るのはもう止めた」

現時点、とても出来た柄じゃない。俺は真っ赤に真っ赤に燃えている。

楽にすれば良いのか、俺は意地を張り過ぎているのか、全てを飲み込めばそれで済むのか。全てに従えばきっと簡単に事は運ぶだろう。バットしかし、その「簡単」程、難しい事はない。

全部出来た柄じゃない。そんな訳で日々は続く。

やる事成す事気に入らないから何にもしない
何にもしないの落ち着かないから動きは止めん

どいつもこいつも気に食わないから動きは止めん
動きを止めたら嫌われそうだぜ 動きは止めん

どうにかなるだろう どうにかしようぜって 
そんな気持ちがあるのなら
どうにかなるだろう どうにかしようぜって 
そんな気持ちがあるだけで


明後日はライヴだ。逆転した世の中に微塵の一石でも投じてやる思いで唄いたい。




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June 18, 2009

シャレコウベ・ダンス

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有無をも言わさぬスピードで新曲は完成目前、思考する必要もなく完成目前、こんな夜があるからこそ日々は続く。

小振りで可愛らしいMTRを手に入れよう、スナック感覚で音源を録り貯めよう。

日々は続く、お金を貯めて新しい場所へ。


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June 16, 2009

男と男の憎まれて世に憚る物語

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心の支え、唯一無二の本物の味方、そんな関係に憧れ続ける。「憎まれっ子世に憚る」、こんな言葉を本気で口にするのは誰かとそんな関係を心底築けてからにした方が良い。俺も存分にそんな言葉をほざいてきたが、その時、俺の横にはちゃっかりと誇るべき相棒がおった。どうやら今の俺がそんなシャラクサイ言葉を口にする権利はないのかも知らん。俺は臆病者、失態に失態を繰り返すしかないあん畜生。バットしかし、丸く収まる事など出来る器もそうなる予感もそうする勇気も微塵もない。

ところで100%パインアップルジュースなるハイカラ飲料では眠るに眠れず、レコーディングしたい曲をパパッと箇条書きにしてみる。十何曲を思いつくままに書き出し、

「あぁ、この曲はあのバンドのグルーヴで決まりやで」然り、

「おっと、この曲のドラムはあの男でどうだい」然り、

「おや、あのベーシストとあのドラマーの組み合わせなんてヒップとちゃうんけ」然り、

「ヘイ、このブルースのボトルネックはあのヤサグレ野郎に任せるぜ」然り、

「さて、この曲はあのボヘミアンにサックスかハーモニカをパヒーっとやってもらえたら最高やがな」然り、


ほとんど明確なアポイントも取らんままに勝手な想像で頭は満杯、様々な男の顔を思い浮かべてみればそれはそれは尚更眠れたモンじゃない。

ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!


今、頭に思い浮かべた偉大なる音楽家、このアウトロー・バカヤローズ、全員まとめて唯一無二の本物の味方と呼ばせていただいて何ら差し支えないんちゃうんけ、ちゃうんけ。なんやなんや、そういう仕組みか、男の中の男達、ありがたい。そう、電気供給の様に頼り、そして頼られたい。

もうすぐ明確に声をかけさせていただく、そして肩でも組んで合言葉の様に吐き捨ててやる言葉、


「よーよー、憎まれながら堂々と世に憚ってやろうぜ」


おーなるほど。これは巧い、巧過ぎる。男と男の関係論、素晴らしく美しい仕組み。そんな訳で期待しろ期待しろ、元を取れ、調子に乗り続けろ。

P.S こんな文章を書き殴っとるまさにその瞬間、当分会えてないクールな男からコメントが書き込まれた。なんやなんや、意思は通じるモノなのか、これはもう立派な告白だ、愛しとる。男の中の男に生きる、不器用なアウトローになるしかない人間に愛と光を。

虫酸が走る輩にまで好かれたいと思う様な、俺はそんな気弱でもお人好しでも暇人でもないが、こんな人間達にまで憎まれたら、俺は有無をも言わさぬスピードで沈んでしまうだろう。すなわち、このバランスが俺の生き方になる。


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June 12, 2009

HEAVEN・HILL・気分

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例えば昼休みに「たまには御飯でもどうでしょう?」などと俺自身から誘ったは良いが食欲は不足、「しっかり食べとけ」とハンバーグステーキになんちゃらサラダ、すなわち広範囲に渡る似合わぬハイカラ食材まで注文され御馳走までしてもらったに関わらず、まさか出された食材を食べ切れず残してしまう体たらく、こんな事は何年振りかで申し訳ないやら恥ずかしいやら何やら、ある人にとってはこんな些細な事柄をいつまでも気にし、「御馳走様でした」の言葉は足りたのか、いや、あれじゃ足りてないんとちゃうんけ、とにかく様々な事柄がずっと引っ掛かり続けてしまう、俺は精密機械の様に細かく、そしてどうやら繊細なあまりに小さ過ぎる人間。

夜は夜とて十条フォークジャンボリーが部屋を訪れ、俺は具合が良いのか悪いのかさえわきまえず、バーボン「HEAVEN HILL」片手に音楽論、素晴らしき人間論、わめきながら一丁前に語り合い、ほろ酔い気分の場面で今村竜也氏、ほろ酔い気分スナック感覚で部屋を訪れ、平日ど真ん中に突然実現するまさかの組み合わせ、ビッグ3座談会、ベロンベロンでも意識は明確、懲りもせず音楽論、分かりもせんのに女性論、響き渡る笑い声、本日、こんな夜を作り出すとは微塵も想像出来ず、全てが成り行きで重なり合う。

こんな三組でヒップな出来事を演らかしたい、男に生きる男達と演らかしてしまいたい、ここは東京、素晴らしい街だ。                     

そしてレコーディングは着実に一歩ずつ構想を実現に向けて動き出す。浮いたり沈んだり全てが俺の出来事、それでもギリギリのラインでどうにか俺は俺を保とう。見失う事はない、なんたって死ぬまで生きるさかい。

写真は京都リッチホテル入口に堂々と立ち尽くす、尋常ではない程のハイカラオーラを放つ「バー・リッチ倶楽部」看板。

旅への憧れはもはや永遠に続く。


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June 11, 2009

吐くモノさえなく

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今日は今日とて渋谷勤務、咳は止まらずまさかの食欲ゼロ、アイスクリームだけ頬張りそれから下北沢、

’09.6.10(水)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー


1.どうにかなりそう
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.ウイスキーとトランクを道連れに(仮)
4.ルート・スゥイートホームにて
5.マリーと暮らす
6.愛すべき日々


座りたい気分に逆らわず座って唄い、何が何だか分からんままにあっという間、トリツカレタ様に唄の中に入り込む。

食べてもないのにビールを二杯御馳走になり、咳をしながら煙草を吹かす。俺は手のつけようもない大馬鹿野郎で、長いトンネルから抜け出たようでどうやら抜け切れてもない。そして出口らしい出口も見つからず困難。

様々な夢で溢れる事柄を語り合う。本の出版、レコーディング敢行、フライヤー製作、借金を抱えてでもやりたい事が山程ある。完全なる思考先行型人間このワタシ、分からん事が何かさえ分からんままに全てを実現にこぎつける。
               
ところで俺は死ぬのが怖い。マークボランは「30歳までに死ぬ気がする」と呟いて、実際その通りになった。こんな事は書きたくもないし甘えて戯けた事を書くべきでもないが、俺の中で「きっと俺は長生きせんのではないか」論が前々からどっかの片隅にある。誰もがそうなのかも知れんし、そんなフザケタ考えがある輩こそ長生きするのか知らんが、命はいつだって燃やし続けたい。ストレートにそんな事を考え続ける今日この頃、むしろ手のつけようもない大馬鹿野郎と罵られたい。バットしかし、得体の知れん輩が場外席からヌカすのは止めとけ、最低限のマナーだけは忘れるべからず。

おっと今夜はいつもに増してペンが走る、場合によっては好きな諺「ペンは剣より強い」、とにかくいつ死んだとしてもせめて形に残るモノを残しておきたい。

「お帰りなさい」

勝手にちょっとした旅に出て、勝手に東京に舞い戻ったこの俺に、何人かの人達がこんな言葉を投げ掛けてくれた。

狂乱の東京シティにおいて俺みたいなモンにこんな言葉が投げ掛けられる事自体、ちゃんちゃら可笑しくもなってくる。

要するに君が元気ならそれでええぞと、こんな広い言葉を俺は勝手に投げ掛けてみたい。

写真は大阪梅田のメチャイカシタ喫茶店看板、ボロに生きる不適合者に愛を。


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May 29, 2009

雨降る夜にはセックスを

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外は雨、髪の毛は伸び放題、煙草はJPS、新曲は完成間近。

先日、別室通され言葉の殴り合いの際、男が言ったぜ、


「文章を読めばアンタが不器用な事など解り過ぎるくらい解るぜ」

こんな言葉を聞いた時、俺は確かに泣きそうになった。器用に器用に立ち回る術など知らん、知りたくもない、たとえ知ったとしても出来る自信などない。
               
考えてみれば遠回りの繰り返し、バットしかし、明日死んだとしても俺はそこそこに幸せな気もする。

2月にこの世で一番残念な輩にコメントを書き込まれた、                   

「やっと気付いたのか?お前はとことん残念な人間だ」                    

一生忘れんぞ、文句をヌカすならせめて名前くらい名乗れ、このヘビーシック野郎。カゲでコソコソ、それしか主張が出来ん輩に哀れみを、心からの哀れみを。                  

そんな訳で敵は多い方が良い、寂しくもあるが多い方が良い。ロウソクと読書灯だけ灯して耳かっぽじって聴き入れるのは中島みゆきで「NOBODY IS RIGHT」。                      

この年でこんな詩を唄われたらそれはそれは説得力も増すばかり。

先日拾い上げた愛すべきトランクを改装して散らかった様々な物を詰め込んでみる。棄てられたのが雨の日じゃなくて良かった、俺はお前を見事に蘇えらせたぜ。

おっと明日から旅に出るその日まで休みはない、雨の音でも聴きながら眠る。


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May 12, 2009

揺れ動いているかい

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強さと弱さの狭間で揺れ動いているかい

欲望と絶望の狭間で揺れ動いているかい

俺とお前の狭間で揺れ動いているかい

俺と俺の狭間で揺れ動いているかい

常識とマナーの狭間で揺れ動いているかい 

忘れたらいけん、明日はライヴだ。

どうやら幸せな事に歌いたい唄が山程ある。

そして俺はいつだって激しく揺れ動いている。

オーケー、オールオーケー、揺れ動いて行く。


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April 29, 2009

危険な人生

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ウイスキーを嗜み、スープヌードルが出来上がるまでの間に素早く洗濯物を畳んだ後、

両手を合わせて麺を啜る俺は今や一人暮らしの鉄人。

君も一人暮らしをしてみろ、今こそ生きる喜びを噛み締めろ。                 

ハローお母さん! 

もうすぐ5月3日がやって来るぜ。                             

完全に突き抜けた感漂う新曲はまさかの8分オーバー、俺は仕事を終えたその足でギターに向かい、完成は目前。

「BALLANTINE’S」は颯爽と空瓶、

明日は一気に登り詰める「踊ろうマチルダ」ワンマンライヴを、久方振りに訪れる下北沢440にて観賞。
               
そして俺は「ミステリートレイン」を観ながら眠りに就く。


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April 27, 2009

Don’t forget グッド・フィーリング

もしも期待などされたなら期待を裏切る程に上回りたい男このワタシ、

そんな俺の座右の銘はいつだって「スナック感覚」。

俺には通称「下心」と呼ばれる面倒臭い感情などない、気持ち悪い位に愛してやろう。

早い内、粋で粋で眩暈がする様な、そんなトランクに荷物を詰め込んで旅に出たい。

バットしかし、忘れたらいかんのがこちら、


’09.5.3(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/グッド・フィーリング」
アット 下北沢ラグーナ
18時半開場/19時開演/1000円(+1drink)

1.夕焼七輪
2.仁音屋
3.さよなら食堂
4.アベユウジ
5.高哲典


粋で粋で眩暈がする様な、そんな男達と繰り広げる丸18年目の夜。

明日はまとまりきらず散乱する数々の新曲をまとめ上げる作業に没頭する。

そして今夜も「ミステリートレイン」を観賞しながら旅気分を獲得し、

スコッチなるヒップなモノを嗜みながら眠りに就く。

本日、ご多分に漏れず休憩時間を駆使し、尾崎豊の愛した場所に出向いた。

その場所で俺は、自分の歌を唄って聴かせた。


P.S 書く事を止める気はない。もしも聞かれるならどんな事だって答えよう。もはや何も隠す気などない。




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April 26, 2009

シンキングアバウト・永住権

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ラウンドミッドナイト、曲は次々と生み出される。七、八年前に作ったきり闇に葬られてしまった曲だって掘り起こそう。そしてこの文章でさえ曲にしてしまえばそれで良い、たったそれだけで全ては救われ報われる。

俺はもはやこんな事を死ぬまで繰り返せる、例えるならば「永住権」さえ手に入れとるじゃないか。

BGMは七、八年前の俺、                  

過去の事なんかどうでも良いのさ 傘は要らない

そして俺は「JAMESON」をお休みして、スコッチウイスキー「BALLANTINE´S」を煽り眠りに就く。

どちらにしても俺は呑むのだ。

待っとけニューオリンズ、必ず日本語でがなりまくってやるさかい。

P.S 4月25日は忘れたらいかん、尾崎豊の命日だった。明日は休憩時間を駆使し、ご多分に漏れずこの男の愛した場所へと出向こう。               




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April 14, 2009

所詮世界の心意気でゴー

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5本目の「JAMESON」を存分に呑み干しながら、俺はといえば一週間後に迫った初のオーバーシー、香港にまつわる事柄で頭をいっぱいにしてみる。

おー、何一つ海外の事など分かってない男このワタシ、もはや柳屋ポマードを持ち込めるのかすら怪しく思えてくる。

バットしかし、俺は海を飛び越えてもどうせレコード屋と古着屋、それに古き良き時代の雰囲気漂うバーと喫茶店を探し求めるだろう。

そしてさも「海外12回目顔」を堂々とひっさげ、パンダホテルのベルボーイにチップでも弾んでやれば良い。

それで良いそれで良い、

香港で広島弁、ウィットに富み過ぎた、そんな旅を味わい尽くしてやるぜ。

BGMは「DESPERATE ROCK’N’ROLL」レコード、

最高、最高にも程があるぜ。

俺の愛した女の子達は一人残らず、レコードプレーヤーなるロマン溢れる神聖な機材を手に入れたぜ。

そして愛すべき女の子はこう言ったぜ、                

「こんなにも素晴らしい世界があるのね!」

            
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忘れるな忘れるな、大事な事は決して忘れるべからず。



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April 10, 2009

ただの女好き、ではない

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おっと、今日の出来事は忘れたら駄目だぜ。

散々呑んで、そして「SHOE GOO」を三度塗りたくる。俺はこの愛すべき靴と一からやり直したい。

誰かが言ったぜ、

「アンタって子どもが出来たらもの凄く可愛がりそうね」

おー君!俺より俺に詳しいやないか。

甘やかす事と可愛がる事の違いを俺は知っとる、充分にわきまえとるぜ。

例えば美術館に子どもを連れて行ってワーギャー泣き出したなら紛れもなくビンタだ。

そんな訳で明日は早起き、そして果てしない残業を繰り広げよう。

もうすぐ新曲が数曲完成するぜ。

BGMはヒートウェイヴ、京都の拾得では涙を流しながら踊りまくろう。

俺には音楽が必要だ。これがなければ無類の女好き、すなわちただのチンピラ野郎に成り下がってしまう。

重要なのはバランス、そして俺は何一つ諦めてない。

心配すんな ロマンチックな男やからね

トータスが叫ぶ。

俺は人生をしゃぶり尽くす覚悟を決めとる。何たって、ロマンチックな男やからね。

さぁ、ぐっすりと眠りに就こう。


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April 05, 2009

レッツ・リーゼント宣言

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俺が思うに、一生に一度は本格的なリーゼントの季節があっても何の差し支えもない。

今はまだサイドが短く、とても出来た柄じゃないが、これが伸びてバランスが整った時、俺はいよいよその季節に突入しようと企む。

そこで気がかりな事はただ一つ、すなわち禿げるのか禿げんのか、これに尽きる。シャンプーをいくら泡立たせたところで落ちた気がせんのはただの錯覚なのか、はたまたポマードの実力なのか。

風が吹く度にポマードの匂いが漂う。そしてこれはいつか、俺の匂いになるだろう。

香水などと勘違いされたら堪ったモンじゃない。香水なるモノの存在理由が何一つ分かってない男このワタシ、「教えてあげる」と御丁寧に言われたところで「やかましい」とドヤす勢いで答える予定でおる。

さて、なんだかんだと言ったところで疲れは溜まっとる。今日は何も書かず、ウイスキーを煽らず、まさかのファンタオレンジでも飲んでおとなしく眠ろうと思ったが、そうは簡単に眠る事など出来ん。

そんな中、寝転がってたまたま見た、レオナルド・ダヴィンチ「最後の晩餐」の謎を紐解く番組はとても教養に溢れたモノだった。

様々な思いは溢れ出し、ほとんどが片付く事もなく、一つの事柄がうまく転がり出せば、別の不安が次から次へと襲ってくる。

それはすなわち、全ての面でつきまとう「このままで良いのか」の類いである。安定より怖いモノなどないのかも知らん。

冷蔵庫に突っ込んであった発泡酒を一気に煽ってみる。おー、一本位じゃまるで酔っ払わん様になったぞ。そばには空瓶となった「JAMESON」の代わりに、以前相棒と呑み明かした際に残ったブラックニッカが転がっとる。

これを呑み、リーゼント宣言でも発令すれば、気分も多少は紛れるかも知らん。

勝手にやっとけ?

おー、そうしよう。


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March 21, 2009

歯軋りの夜

選抜高校野球は開幕し、俺は仕事の合間にPC画面のスコアボードに釘付けとなり気分を一掃する。初戦、すなわち開幕一回戦第一試合から「これこそ甲子園」の、ロマン沸点オーバーのスコアボードに刻まれる点数に胸を躍らせる。

九回裏に三点差を追いついた後、延長戦にもつれこみ、十二回までゲームは引きずり、遂に一点勝ち越されたがその裏にすかさず二点を取り返しゲームは閉幕。そんなロマンの開幕ゲーム。

どっちが勝とうがそんな事はどうでも良い。負けとるチームが一気に巻き返す、そんな試合に、そんな人生に心底魅力を感じる。

この魅力はプロ野球で得られるモノではない。負ければ終わり、これこそ勝負だと捉える。

こんなモン、生が無理ならせめて映像で観とくべきやと休憩時間に定食屋に駆け込めば、テレビ画面には適当なワイドショーが映し出され、気を許せば襲ってくる憂鬱を蹴散らそうと長渕剛の本を開く。

そんな中、頭空っぽキャバクラ風女とノータリンスーツ野郎計四人組が入店し、わきまえの「わ」の字も知らず「周りなど一切見えておりません」口調で大声で喋り出す。

元彼(書くのも恥ずかしい)の実家が農家でどうのこうの、合コン(書くのも煩わしい)がどうしたこうしたと喋り出す。一切笑うところがない筈の喋り口調でもこれだけ大笑いが出来るこの輩共がある意味羨ましくも思えてくるが、残念ながら俺にはとても出来た芸当ではないと安易に察する。

とりあえず顔でも見といてやるかと後ろを振り返れば、ご多分に漏れず俺の口から吐き出されるモノは溜息しかない。

嗚呼、俺と付き合ってくれる女の子などもう金輪際現れんのではないか、偉そうにいえば「分かる奴」などもうこの世におらんのじゃないかと、本物の相棒の不在に、より一層の寂しさが込み上げてくる。

何が何だか分かんねぇ 突き上げられる様に焦ってる
この部屋の散らかり具合と同じ どこから手をつけて良いか分かんねぇ

ただただパニック 燃やしちまいたい
いつだってパニック 歯軋りの夜


数少ない生き残りの吟遊詩人が今日も唄う。

ストレートに書こう、俺にはアイツが必要だ。

それは素直に伝えるべきだ。突き上げられる様に焦り出す。

ルースターズを愛しとる。何故ならどうしようもない恋の唄を叫びまくる。

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おいらの空は荒模様 かわいいあの娘が出ていって
あちこちさがしてみてけれど どうにも連絡とれやしねぇ

おいら今までいろいろと 悲しいこともあったけど
今度ばかりはたまらないぜ あの娘はおいらを残してどこかへ消えてった


俺は今夜も酔っ払い、歯軋りの夜を迎え、そして明日の仕事に備える。

P.S ゴールデンウィークはライヴ三昧。新曲は数え切れん程に生み出されそうだ。




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February 22, 2009

シュルレアリスムの夜

’09.2.20(金)

シュルレアリスム、現実を越えた超現実。

扉を開ける度に「今日はいつもみたいにおるんじゃないか」などとある筈もないのに考えてしまう、俺はただの夢見がちな男。

6階で降りるべきエレベーターが7階まで上がって誰かが降りる時、俺はそこで初めてハッと気付いた。エレベーターに乗っとる事に初めて気付いた。

おぉ、俺はこんな事になるんか、思った。

笑いの偉人が言った、

「どんなに寂しい事があったその日も人を笑かす事を考えんといかん、この仕事がどんなに辛いか解るか」

俺がラヴソングばっかり唄い出したらどうなる?今まで築いてきた仲間達は去って行き、その代わりに望んでもない人達が集まってくるかも知らん。

そうなった時はそうなった時か、自然に任せるしかない。

ラヴソングが唄いたい。「君が好きだ」、そんなありふれたテーマは黒く塗り潰して、俺にしか唄えん類いで唄いたい。

バーにて。予想もしてない仲間達がやって来る。

「近くまで来たんでスナック感覚で寄っちゃいましたー」、斉藤秀夫氏が一人でやって来る。

スナック感覚、今や誰もが口にする名文句。この感覚を忘れたくはない。

ワンマンライヴの話、お互いの今後の話などをした後、男が言った、

「リクエストしても良いですか?俺は実家暮らしなんでまだ解ってない部分もあるんですが、親の事を唄ったあの曲が聴きたい」

それはまさか、CDやレコードのリクエストではなく、俺自身の曲だった。アコースティック・ギターを指差しながら男が言った。折角のリクエストを断わる理由など何一つなく、俺はギターを借りてチューニングも狂ったままカウンター越しの男に向けて歌を唄った。声を張り上げる事なく、照れくさく下を向いたまま、それでいて噛み締める様に唄った。


俺がいつか死んだら呆れた調子で 
「こんなガラクタばっか残しやがってふざけんなよ」って笑ってくれ

棺桶の中に宝物を詰めて 
蓋が閉まらなくなってしまう程宝物詰めて

明日とか明後日とか何十年後かにその時がきたら 
俺はヴィニール盤の燃えカスと共に天国行き


このフレーズを今まで誰に向けて唄ってきたか、そんな事は書くまでもない。

唄い終えると男が言った、

「もう一曲だけ唄ってほしい、ポイ捨てと自由は結びつかないって曲が聴きたい」

俺は嬉しかった。嬉し過ぎた。俺の曲が誰かの心に少なからず沁み込んどる事実が誇らしかった。

唄い終える直前、俺を慕ってくれる健ちゃんがやって来る。

「これは贅沢ですよ、俺だけの為にありがとう」

帰る時、秀夫君が俺に二千円渡してきた。俺はそれを当たり前の様に受け取れる程、自信過剰でも自惚れてもない。

「やめてくれ、俺はそんなんじゃない。受け取れる訳がない」

「良いんです。俺が頼んだし、凄く嬉しかった。今日という日を特別な日にしたい、音楽活動の足しにして下さい」

バカヤロー、お前も一端のミュージシャンやろが、思ったが俺はこの二千円を受け取ってしまった。

無論、使う為ではない。何があっても使うお金ではない。

この瞬間の、この人間として一番大事な気持ちを忘れん為に。

「名前書いてずっと取っとくよ」、俺は告げた。


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健ちゃんと話し込む。この男には話した事があった、

「結婚するならアイツしかおらんがな、いつになるか分からんけどな」

その間にも客はやって来る。非常用の空元気を全部呼び出して(シオン)叫ぶ、

「はいー、いらっしゃいませー」


次にやって来るのが下北沢ロフトの可愛い娘ちゃん。「今日は一体どうした?」、俺は思う。俺がおるかも分からんのにこんなタイミングで様々な人達がやって来てくれる。

4時前に店を閉め、外に出ても5時過ぎまで話し込む。

女心か、俺には何一つ分かってなかった。いつもいつも「俺が俺が」と言い続けてきた。

今まで誰かに何か言われても、「俺には俺の考えがある」と突っ張ってきた。よって、言い合いが好きじゃない。考え方の根本も違うのに言い合ってもしょうがないと思ってきた。俺はあの娘と言い合いすらほとんどした事がなかった。俺の言う事全てに頷き、一方的に怒鳴り散らすのも俺の方だった。そんな部分まで理解してくれるのかと心強く、心配する事もなかった。

バットしかし、今回ばかりはそうじゃなかった。改善する必要性を感じる時、それを受け入れる事は出来る。

「誰の言う事も聞かず」、あれは嘘だ。

可愛い娘ちゃんが言った、

「ワンマンライヴの時、ありがとうと見送ってくれる彼女を凄いと思い、心が暖かくなった。責めたりしたら可哀想だよ、私は彼女が好きだよ」


女心か、俺には何一つ分かってなかった。いつもいつも「俺が俺が」と言い続けてきた。

扉を開けてそこに姿がある筈もなく、俺は8時過ぎにようやく眠りに就いた。


’09.2.21(土)

13時に起きる予定が18時、起きる気にならず21時半まで眠り続ける。

笹塚の街を二時間近くぶらつき歩く。

「目に映るモノ全てに裏がある様に見える」

俺が唄う。様々な思考が勝手に頭をよぎる。

去年の9月にコメントを入れて俺を心底苦しめた奴の事を忘れた事など一日もない。俺はそいつに以前文章で「ありがとう」と伝えたが、一人となった今、俺に残るのはやっぱり憎しみ以外のナニモノでもない。二人でおってこそ「俺がそんな事柄で沈むと思うなよ」と強く書く事が出来た。今こそまさにお前の思う壺、大逆転勝利嬉しいか?嬉しいよな、それはそれは。でも俺はいつかお前を見つけ出してやるぜ。お前に対して憎しみしかないこの俺が何するか、理解出来るか。

誰かさんみたいに
俺に明日見えんから
約束なんて
とても出来んのんちゃ

こんな俺を恨むかね


現在4:38、夜を越えて俺は仕事に出向く。

夜はPLEASANT TAPを観に行こう。

そして俺は旅に出る。

いつかお母さんが言った、

「あんたいつか絶対捨てられるわ。こんな人やけど仲良くしてやってね」

おい、あんたは何でもお見通しやね。



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February 20, 2009

愛すべき日々

ぬいぐるみだって抱いて寝るし、涙だって流す。

格好つけるな大馬鹿野郎。ニヒルが風を切る、それは外で他人にナメられん為の一つの手段だ、そんなモノが24時間も続く訳がない。

今後の不安が止めどなく溢れ出す。現状の風景は一変し、まさか、強気よりも不安で押し潰されてしまいそうだ。

誰かが言ったな、

「笑って暮らそうや」

エルヴィス曰く「ザッツ・オールライト」、愛すべき日々。

外は雨、来週の今頃は名古屋だ。
色んな事柄がついて回る。

モデルガンを抱き締めてお前の帰りを待っている
お前の心臓ぶち抜こうと思って待っている
イカれた振りして大いに笑ってみる


俺が唄う。あのモデルガンは名古屋で手に入れた。愛すべき日々。

サニーサイドホテルで眠りたい。あんな最高の夜はない。全くもって唄う旅人の気分だった。


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February 14, 2009

遠回りの達人

たった一つだけ決めとる事がある。

俺は生活を変える。

こんな時間まで何をやっとる。

嗚呼、俺が決めた事か。

ニールヤングを聴きながら叫ぶ。

オゥーヤァーウィー!!!!!

今や昼間の仕事、残業でも何でもしたい。

俺はあのポジションに居座る事を固く決意した。

俺を見捨てずに待遇してくれる人達に迷惑をかける気はさらさらない。

そう、残業すればそれで元は取れ、夜はたっぷり時間が取れる筈なのに、現状は平行線。

俺の自由が泣いとるぜ。そいつは泣かせたらいけん。

よー、遠回りの達人。

こんな事を懲りもせず長年繰り返しとる。

バットしかしまた気付いたぜ、

遠回りをしてまた一つ賢くなったぜ。

これをクリアしたら俺は色んな事がまた楽に思えるかも知らんぜ。

何度でもこんな事を繰り返し、そして強くなる。

家賃もインターネット回線も片付けた。

次は何だ?俺は勝つ。

干してあったパンツは雨で濡れ、あるのはボロボロパンツだけ。

すなわちこんな時専用パンツ、いや、これはもはやパンツではない。

旨いパンにはありついた、

次の夢はパンツを手に入れろ、これで決まりだ。

おっと、手が震えだす。

濃い濃い珈琲で俺は今夜も酔っ払う。





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February 13, 2009

笑う珈琲ジャンキー

新宿歌舞伎町では同じ顔した男と女が溢れとる。今信号ですれ違った男と次の信号でまたすれ違い、また次の角ですれ違う。全部同じに見えてくる。悪びれる様子もなく、さぞかし「同じ」である事が誇らしい様だ。

新宿ロフトでライヴ観賞。90分ずつ、長丁場のツーマンは実に清々しい演り合い。

インターネット回線は停止。バットしかし、明日には家賃とこいつを片付ける希望がある。

今まさに以外な急展開の波がやって来とるのだ。それはまさか、あれだけ毛嫌いした昼間の仕事の事である。もっともっと仕事を増やしてさっさと立て直したいと考える。どう転ぶかなどいつだって分かったモンじゃない。

ところで15日新宿スモーキンブギでのライヴについて考える事、演る事が山程ある。

「あんた山程やる事があってええねって笑う」

俺は笑う珈琲ジャンキー。

アルコールよりもコーヒー、いや、珈琲が良い。そいつを愛しとる。珈琲で酔っぱらう事など日常茶飯事、珈琲で酔っぱらってこそ男だ。嗚呼、手が震えてきた。大いに飲もう。


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January 05, 2009

欲望の全て

ラウンドミッドナイト、観たいモノ、聴きたいモノ、やりたい事、これらで溢れる。

スナック感覚で「さらば青春の光」、ちょっとのつもりが二時間全て観返す、すなわち引き込まれる。

モッズもロッカーズもノープロブレム、その定義自体が俺は好きじゃない。

グッと来れば何でもOK、その点、この映画は観返せば観返す程に面白い。

ところで「1月5日は一睡もせず」、こちらを実行。

これを正月ボケと呼ぶのなら、俺は年がら年中正月ボケのチンピラ野郎という事になりかねん。

BGMはスミス、よー分からんがイカす類い。

ところで近い、非常に近い、


’09.1.7(水)
ライヴ アット 高円寺楽や
19時開場/20時開演/1000円


この日が俺の初仕事、それを終えてそのまま「ほんまの仕事」に向かうといったこの仕組み。

「ほんまは基本的に皆、今日から初仕事なのよ!」だと?

「基本的」なのと「皆と一緒」なのは好きじゃない。

その発想でいくと、モッズもロッカーズもクールスも好きじゃない。

いつだって「個人」である必要がある。

家賃未払いとて正月はダイナミズムに溢れるべきだ。

いや、正月だけではない、いつだってダイナミズムに溢れるべきだ。

とにかくグっと来れば自由をはき違えん限り浮浪者でもキチガイでも何でもええがなといったこの仕組み。

おっと、家賃未払いなのは「自由をはき違えとる」のかも知らん。


ともあれ俺には後二日間の休みがある。有効に使わん手はない。

そして気付けばワンマンライヴすら至近距離に急接近、


★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


いつだって新しい事を狙いたい。思考は何一つ止めてない。

今夜は池袋グッドナイトを体感予定。







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